カーテンとベッドカバー、どちらに柄物を選ぶ?部屋のコーディネートで迷ったら読む完全ガイド

部屋のコーディネートについて。カーテンかベッドカバー、どちらかに柄を入れたいです。どちらの方がいいでしょうか?カーテンとベッドカバー両方に柄を入れると、まとまりが悪いでしょうか?部屋作りのセンスが全くなく、困ってます…

インテリア初心者の方にとって、部屋のコーディネートは難しいですよね。特に、カーテンとベッドカバーのように大きな面積を占めるアイテムの柄選びは、全体の印象を大きく左右します。この記事では、カーテンとベッドカバー、どちらに柄を選ぶべきか、そして両方に柄を入れる際の注意点などを、具体的な例を交えながら解説します。部屋作りのセンスに自信がない方も、ぜひ最後まで読んで、理想の空間を実現してください。

カーテンとベッドカバー、どちらに柄物を選ぶべき?

結論から言うと、カーテンとベッドカバーのどちらに柄を入れるかは、お部屋の広さ、全体のインテリアスタイル、そしてあなたの好みによって異なります。 一概に「どちらが良い」とは言えません。

一般的には、視覚的な効果を考慮すると、カーテンに柄物を選ぶ方が、お部屋に変化をつけやすく、コーディネートしやすいと言われています。カーテンは窓辺という広い面積を占めるため、柄物を使うことで、空間全体にアクセントを加え、視覚的なメリハリを生み出せます。一方、ベッドカバーは比較的狭い面積なので、柄物を使うと、部屋がごちゃごちゃして見える可能性があります。

しかし、お部屋が広く、シンプルな家具が多い場合は、ベッドカバーに柄物を取り入れるのも良い選択肢です。ベッドカバーは、寝室の中心となるアイテムなので、柄物を使うことで、空間の主役として存在感を出すことができます。この場合、カーテンはシンプルな無地を選ぶことで、バランスを取ることができます。

お部屋の広さ別おすすめ

  • 狭い部屋:カーテンは無地、ベッドカバーも無地またはシンプルな柄を選ぶのがおすすめです。柄物を使うと圧迫感を感じやすいため、空間を広く見せる効果のあるシンプルなデザインを選びましょう。ソファやラグなどの小物で色味を加えるのが効果的です。
  • 広い部屋:カーテンに柄物、ベッドカバーに無地、またはカーテンにシンプルな柄、ベッドカバーにアクセントになる柄など、組み合わせのバリエーションが広がります。大胆な柄に挑戦するのも良いでしょう。

カーテンとベッドカバー、両方柄物を使う際の注意点

カーテンとベッドカバーの両方に柄物を使う場合は、柄のスケールや色合いのバランスに注意が必要です。全く異なる柄を組み合わせると、まとまりがなく、落ち着かない空間になってしまいます。

  • 柄のスケール:一方を大柄、もう一方を小柄にするなど、スケールに変化をつけることで、まとまり感を演出できます。例えば、カーテンは大柄の花柄、ベッドカバーは小柄のストライプ柄など。
  • 色合いの統一:両方の柄に共通の色味を取り入れることで、統一感を出すことができます。例えば、ベージュを基調としたカーテンと、ベージュとブラウンを組み合わせたベッドカバーなど。ベースカラーを合わせると、まとまりのある空間になります。
  • 柄の種類:同じ系統の柄を選ぶのも効果的です。例えば、どちらも植物柄や幾何学柄など。ただし、全く同じ柄は避けるのがポイントです。微妙な違いがあることで、より洗練された印象になります。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの田中先生に、カーテンとベッドカバーの柄選びについてアドバイスをいただきました。

「柄を選ぶ際には、まずお部屋全体の雰囲気を決め、それに合った柄を選ぶことが重要です。北欧風ならナチュラルな柄、モダンなら幾何学柄など、スタイルに合った柄を選ぶことで、統一感のある空間を作ることができます。また、柄を選ぶ際には、実際に生地を手に取って、質感や色味を確認することが大切です。写真だけでは伝わらないニュアンスがありますので、実物を見て判断することをおすすめします。」

具体的なコーディネート例

いくつか具体的なコーディネート例をご紹介します。

例1:シンプルモダンな寝室

カーテン:ベージュの無地カーテン。光を優しく取り込み、空間を広く見せます。
ベッドカバー:淡いグレーのストライプ柄のベッドカバー。アクセントになりつつ、落ち着いた雰囲気を演出します。
その他:シンプルなデザインのベッド、木製のナイトテーブルなどを配置。

例2:ナチュラルな寝室

カーテン:グリーンの植物柄カーテン。自然の温もりを感じさせる空間を演出します。
ベッドカバー:アイボリーの無地ベッドカバー。カーテンの柄を引き立て、落ち着いた雰囲気を保ちます。
その他:ラタン製の家具、グリーンなどを配置。

例3:華やかな寝室

カーテン:ピンクの花柄カーテン。華やかで女性らしい空間を演出します。
ベッドカバー:白の無地ベッドカバー。カーテンの柄を引き立て、全体のバランスを取ります。
その他:白い家具、ミラーなどを配置。

まとめ:あなたの理想の空間を実現するために

カーテンとベッドカバーの柄選びは、お部屋全体の印象を大きく左右します。この記事で紹介したポイントを参考に、あなたのお部屋に合った柄を選んで、理想の空間を実現してください。 最初は難しく感じるかもしれませんが、一つずつ試行錯誤しながら、自分らしい空間を作っていく過程も楽しんでください。

まずは、お部屋の写真を撮り、家具の色や素材、全体の雰囲気を把握することから始めましょう。そして、気に入った柄のカーテンやベッドカバーを見つけて、実際に部屋に置いてみて、全体のバランスを確認してみるのも良い方法です。 様々な組み合わせを試してみて、あなたにとって一番心地良い空間を見つけてくださいね。

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