カーテンからウッドブラインドへの変更:白壁×濃い茶色家具の部屋に合う色は?

カーテンからウッドブラインドに変えようと思ったのですが。壁は白、床や家具は濃い目の茶色なので悩んでいます。 色を茶色系で合わせると窓なので更に部屋に圧迫感が増しそう、逆に白系統だと違和感が出そうな気がします。ラダーテープでワンポイントをとも考えたのですが、自分にはインテリア的なセンスが無いらしくイメージも今一つわきません。皆さんならどちらにしますか?

白壁×濃い茶色家具の部屋にウッドブラインドを選ぶポイント

白の壁と濃い茶色の床や家具という、落ち着いた雰囲気の空間にウッドブラインドを取り入れるのは素敵なアイデアです。しかし、色の選択を間違えると、部屋の印象を大きく変えてしまう可能性があります。圧迫感や違和感を感じるのは、色のバランスや素材感の選び方が適切でない可能性が高いです。そこで、ウッドブラインドの色選びと、ワンポイントとなるラダーテープの活用方法について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

ウッドブラインドの色選び:圧迫感を避けて、調和を重視

まず、重要なのは「圧迫感」を避けることです。濃い茶色の家具と床に、さらに濃い色のウッドブラインドを選ぶと、確かに統一感は出ますが、窓という空間を狭く感じさせ、部屋全体を暗く、重く見せてしまう可能性があります。 一方、白系統のウッドブラインドは、明るさと開放感を生み出しますが、家具との色のコントラストが強すぎて、浮いて見えてしまう可能性があります。 そこでおすすめしたいのは、中間色です。濃い茶色と白の中間色として、ライトブラウンベージュ系のウッドブラインドが最適です。これらの色は、白壁との調和も取りつつ、床や家具の色とも自然に馴染み、圧迫感を軽減してくれます。 具体的には、以下の様な選択肢を検討してみましょう。

  • ライトブラウン:自然な木の温もりを感じさせ、落ち着いた雰囲気を保ちながら、明るさをプラスします。白壁とのコントラストも優しく、調和がとれます。
  • ベージュ:より明るい色合いで、より開放的な空間を作り出します。白壁との相性も抜群で、清潔感も演出できます。
  • ナチュラル:木目の自然な色合いを生かしたウッドブラインドです。無垢材の風合いが、より自然で温かみのある空間を演出します。

ラダーテープでワンポイント:個性をプラス

ラダーテープは、ウッドブラインドのアクセントとして非常に効果的です。ただ、色の選び方を間違えると、かえって目立ってしまい、全体のバランスを崩してしまう可能性があります。 そこで、ラダーテープの色選びのポイントは、ウッドブラインドの色と調和させることです。ライトブラウンやベージュのウッドブラインドであれば、以下の様な色のラダーテープがおすすめです。

  • オフホワイト:清潔感があり、ウッドブラインドの色を邪魔することなく、さりげないアクセントになります。
  • アイボリー:より温かみのある色合いで、落ち着いた雰囲気を演出します。
  • 濃い茶色(家具と近い色):ウッドブラインドの色と家具の色を繋ぐ役割を果たし、統一感を高めます。ただし、ウッドブラインド自体が明るい色合いの場合は、全体のバランスを考えて使用しましょう。

また、ラダーテープは、太さ素材によっても印象が大きく変わります。太いラダーテープは存在感があり、細いラダーテープは繊細な印象を与えます。素材も、麻や綿など、様々な種類がありますので、好みに合わせて選んでみましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、今回のケースでは、ウッドブラインドの色選びは、部屋全体のバランスを考慮することが重要です。白壁と濃い茶色の家具というコントラストの強い空間において、ウッドブラインドは、そのコントラストを緩和し、調和をもたらす役割を果たす必要があります。 「圧迫感」を避けるためには、視覚的な重さを軽減する色を選ぶことが大切です。濃い茶色に近すぎる色は避け、明るい色味を選ぶことで、窓辺が明るく、開放的に見えます。 また、ラダーテープは、全体のアクセントとして効果的に活用できます。ただし、主張しすぎない色を選ぶことがポイントです。ウッドブラインドの色と調和する色を選ぶことで、自然なアクセントとなり、部屋全体にまとまりを与えます。 例えば、ライトブラウンのウッドブラインドにオフホワイトのラダーテープを組み合わせることで、清潔感と温かみを兼ね備えた空間を演出できます。

実践的なアドバイス:ウッドブラインド選びと設置

実際にウッドブラインドを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • サンプルを取り寄せる:実際に部屋に合うかどうかを確認するために、いくつかの色のサンプルを取り寄せて、壁や家具の色と比較してみましょう。
  • 素材を確認する:ウッドブラインドの素材も重要です。天然木は高級感があり、温かみのある雰囲気を演出しますが、価格が高くなる傾向があります。一方で、人工木は天然木に比べて安価で、メンテナンスも容易です。
  • 採光性を考慮する:ウッドブラインドは、カーテンに比べて採光性が劣ります。そのため、部屋の明るさを確保するために、スラット(羽根)の幅や間隔にも注意しましょう。スラットが細いほど、採光性が高くなります。
  • サイズを正確に測る:ウッドブラインドのサイズを正確に測ることが、スムーズな設置に繋がります。窓枠の内側に付けるか、外側に付けるかによってもサイズが変わってきますので、注意が必要です。

設置は、DIYでも可能です。しかし、自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

まとめ:理想の空間を実現するために

白壁と濃い茶色家具の部屋にウッドブラインドを取り入れる際には、ライトブラウンやベージュといった中間色のウッドブラインドを選び、ラダーテープでさりげなくアクセントを加えることで、圧迫感のない、温かみのある空間を演出できます。専門家のアドバイスや、サンプルを取り寄せて比較検討するなど、慎重な選択を心がけましょう。

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