カラーボックスをDIY!ペンキ塗りの注意点と選び方、初心者向け簡単手順

ペンキ塗りについて カラーボックス(本棚のようなもの)に、ペンキを塗りたいと思っています。 部屋に置くので、なるべくペンキの匂いがしないほうがいいのですが、そのようなペンキ(塗料)はホームセンターに売っていますでしょうか? また、これまでペンキ塗りの経験がないので注意点や簡単にできる方法など教えていただければ幸いです。

低臭性塗料で快適なDIY!ホームセンターで探せるペンキの種類

カラーボックスにペンキを塗って、自分だけのオリジナル家具を作るのは素敵なアイデアですね! 部屋に置くことを考えると、ペンキの臭いは大きな問題です。ご安心ください、ホームセンターでは様々な種類のペンキが販売されており、低臭性や無臭を謳う商品も豊富に揃っています。

具体的には、以下の種類がおすすめです。

  • 水性塗料: 水を溶剤とするため、油性塗料に比べて臭いが少なく、乾燥も早いのが特徴です。初心者にも扱いやすく、環境にも優しい点がメリットです。アクリル樹脂系やアクリルウレタン系など、様々な種類があります。カラーバリエーションも豊富です。
  • 低臭性油性塗料: 油性塗料は耐久性が高い反面、臭いが強いのがデメリットです。しかし、近年では臭いを抑えた低臭性油性塗料も開発されており、ホームセンターで購入可能です。水性塗料に比べて耐久性が高いので、頻繁に塗り替えたくない場合に適しています。
  • 自然塗料: 植物油や天然樹脂を主成分とした自然塗料は、人体や環境への影響が少ない点が魅力です。臭いも少なく、木の温もりを活かした仕上がりになります。ただし、水性塗料や油性塗料に比べると価格が高めです。

ペンキを選ぶ際には、パッケージに「低臭」「無臭」「VOC低減」などの表示を確認しましょう。VOC(揮発性有機化合物)は、ペンキの臭いの原因となる成分です。VOC含有量が少ないものを選ぶことで、臭いを最小限に抑えることができます。

初心者でも安心!カラーボックスをペンキ塗りする手順

ペンキ塗りは初めてでも、準備をしっかりすれば綺麗に仕上がります。以下の手順を参考に、チャレンジしてみましょう。

1. 下準備:これが仕上がりの決め手!

  • カラーボックスの清掃: 塗る前に、カラーボックスの表面をきれいに掃除します。汚れやホコリがあると、ペンキの密着性が悪くなり、仕上がりも悪くなってしまいます。乾いた布で拭き、必要に応じて中性洗剤で洗ってから、完全に乾燥させましょう。
  • マスキングテープの活用: ペンキを塗りたくない部分(例えば、取っ手や金具など)には、マスキングテープを貼って保護します。マスキングテープを貼る際は、しっかりと密着させることが重要です。はみ出さないように注意深く作業しましょう。
  • ヤスリがけ(必要に応じて): 古い塗料が残っていたり、表面がザラザラしている場合は、サンドペーパーで軽くヤスリがけをして表面を滑らかにします。これにより、ペンキのノリが良くなり、仕上がりが美しくなります。ただし、強くこすりすぎると、カラーボックスを傷つけてしまうので注意が必要です。
  • プライマーの塗布(推奨): 特に木製のカラーボックスの場合、プライマー(下塗り剤)を塗布することで、ペンキの密着性が向上し、仕上がりも美しくなります。また、木地の吸い込みを抑える効果もあります。ホームセンターで手軽に購入できます。

2. ペンキの塗装:コツをつかんで綺麗に塗ろう!

  • 少量ずつ塗る: 一度に大量のペンキを塗ろうとせず、少量ずつ丁寧に塗ることを心がけましょう。筆跡が残りにくく、ムラなく仕上がります。
  • 薄く重ね塗り: 一度に厚く塗るよりも、薄く数回重ね塗りをする方が、綺麗に仕上がります。重ね塗りをする際は、完全に乾燥させてから行いましょう。
  • 筆やローラーの使い方: 筆を使う場合は、筆先を立てて、優しく塗るようにしましょう。ローラーを使う場合は、均一な圧力で塗ることを心がけ、塗り残しがないように注意しましょう。ローラーを使うと効率的に作業できます。
  • 換気: ペンキを塗る際は、必ず換気をしっかり行いましょう。低臭性塗料であっても、換気を怠ると臭いがこもりやすくなります。

3. 後片付け:道具の適切な洗浄

  • 道具の洗浄: 使用した筆やローラーは、すぐに水で洗い流し、綺麗に掃除しましょう。水性塗料の場合は、水で簡単に落とすことができますが、油性塗料の場合は、専用の溶剤が必要になります。
  • マスキングテープの剥がし: ペンキが完全に乾燥してから、マスキングテープを剥がしましょう。剥がす際にペンキが剥がれてしまうことがあるので、ゆっくりと剥がすことが大切です。

専門家のアドバイス:より美しい仕上がりを目指すために

インテリアコーディネーターの山田先生に、ペンキ塗りのコツについてアドバイスをいただきました。

「ペンキ塗りの仕上がりの美しさは、下準備にかかっています。丁寧に表面を清掃し、必要に応じてヤスリがけやプライマーを塗布することで、ペンキの密着性が向上し、美しい仕上がりになります。また、重ね塗りの回数を増やすことで、より深みのある色合いを実現できます。焦らず、時間をかけて丁寧に作業することを心がけてください。」

まとめ:自分らしいカラーボックスで空間を彩ろう!

カラーボックスをペンキで塗り替えるDIYは、初心者でも手軽にできるインテリアアレンジです。低臭性塗料を選べば、快適な作業環境で自分らしい空間を演出できます。この記事で紹介した手順を参考に、素敵なカラーボックスを完成させてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)