カラーボックスで作る子供用簡易学習机:強度と使い勝手、そして将来への展望

カラーボックス二段のもの2個と天板を使ってお子さんの簡易勉強机を作ったという方いらっしゃいませんか?使用感(丈夫さ?)はいかがなものでしょう? 今年一年生になった女の子がいます。下に二人まだ子供がいます。将来学習机を3つ置くことを考えると部屋の広さから躊躇してしまいまだ学習机は買っていません(というか買わない予定) が、リビングのちゃぶ台等で勉強していると下の子たちがよってきたりしてなかなか勉強に集中できない様子なので、一段高い椅子に座って勉強できるような環境を作ってあげたほうがよいのかなっと思っています。 この間病院の待合室で読んだ雑誌にたまたまカラーボックスを使った机の作り方が乗っておりよさそうだなぁっと思いました。 ただ、強度的なことを考えると長くは使えない(一時しのぎのものなのか?)とも思います。 実際作って使っているかたおられますか?使ってみてどんなものでしょう?子供の机になら十分でしょうか? (たくさん意見をもらったので勝手ながらほかカテでも質問させてもらっています)

カラーボックス学習机:実体験に基づく使用感レビュー

小学校一年生のお子さんを持つお母様から、カラーボックスを使った簡易学習机に関するご質問をいただきました。リビング学習の集中力不足を解消するため、カラーボックス2個と天板で机を作ることを検討されているとのこと。強度や耐久性、子供用として十分かどうかがご心配ですね。

結論から申し上げますと、カラーボックスで作った簡易学習机は、小学校低学年のお子さんであれば十分使用可能です。ただし、使い方やカラーボックスの材質、天板の選び方によって、耐久性や安定性に差が出ます。

カラーボックス学習机のメリットとデメリット

まずは、カラーボックス学習机のメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

  • 低コスト:既製品の学習机に比べて、圧倒的に安価に作成できます。
  • 手軽さ:簡単に組み立て・解体できるので、模様替えや引っ越しにも対応しやすいです。
  • 収納力:カラーボックス自体に収納スペースがあるので、文房具や教科書などを整理できます。
  • カスタマイズ性:お好みのカラーボックスや天板を選べ、お子さんの好みに合わせたオリジナルの机を作れます。

デメリット

  • 強度:一般的なカラーボックスは、学習机として使用するのに十分な強度がない場合があります。天板の材質や固定方法によっては不安定になる可能性も。
  • 耐久性:長期間の使用に耐えられない可能性があります。お子さんの成長や使用頻度によっては、数年で交換が必要になるかもしれません。
  • デザイン:学習机としてデザインされた製品と比べると、見た目がシンプルすぎるかもしれません。

強度を高めるためのポイント

カラーボックス学習机の最大の懸念点は強度です。以下に、強度を高めるための具体的なポイントを挙げます。

1. 丈夫なカラーボックスを選ぶ

  • 材質:厚手のMDF材やパーティクルボード製のカラーボックスを選びましょう。安価な薄手のものだと、すぐに傷んだり、歪んだりする可能性があります。
  • 構造:しっかりとした作りで、補強材が入っているものを選びましょう。底板が厚く、背板もしっかりと固定されているものが理想的です。
  • ブランド:信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、品質の安定性を確保できます。ニトリやIKEAなどの大手メーカーの製品は、比較的品質が良い傾向にあります。

2. 適切な天板を選ぶ

  • 材質:木製天板がおすすめです。特に、無垢材や合板など、比較的硬くて丈夫な材質を選びましょう。傷つきにくく、書き込みもしやすいです。
  • 厚さ:厚さ20mm以上の天板を選ぶと、強度が向上します。薄すぎると、たわんだり、破損したりする可能性があります。
  • サイズ:カラーボックスのサイズに合った天板を選び、隙間がないようにしましょう。隙間があると、不安定になり、強度が低下します。

3. しっかり固定する

  • 金具:カラーボックスと天板をしっかりと固定するために、L字金具や蝶番などの金具を使用しましょう。強力な接着剤を使用するのも有効です。
  • 補強:カラーボックス同士を連結したり、天板の裏側に補強板を取り付けることで、さらに強度を高めることができます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

まず、カラーボックスの選び方ですが、「強度」と「デザイン」のバランスを考えることが重要です。丈夫なカラーボックスは、どうしてもデザインがシンプルになりがちです。しかし、お子さんの学習意欲を高めるためには、机の見た目が好きであることも重要です。

そこで、カラーボックスの表面に、壁紙やリメイクシートなどを貼って、自分たちでデコレーションするのも良いでしょう。お子さんと一緒に作業することで、愛着がわき、学習意欲の向上にも繋がります。

また、机の高さは、お子さんの身長に合わせて調整することが大切です。椅子も、正しい姿勢で座れる高さのものを選びましょう。長時間座っていても疲れないように、座面が広く、背もたれのある椅子がおすすめです。

将来的な学習環境への対応

将来、3つの学習机を置くことを考えると、現在のリビングの広さが心配とのことですが、この簡易学習机は、お子さんが成長して不要になった際に、簡単に撤去できるというメリットがあります。

数年後、本格的な学習机を購入する際に、この簡易学習机を別の用途に転用することも可能です。例えば、収納棚として活用したり、工作スペースとして利用したりできます。

まとめ:カラーボックス学習机は一時しのぎではない

カラーボックスを使った簡易学習机は、一時しのぎの代用品ではなく、小学校低学年のお子さんにとって十分に機能する学習環境を提供できる可能性があります。適切なカラーボックス、天板を選び、しっかりと固定することで、強度と安定性を確保できます。

お子さんの成長や学習環境の変化に合わせて、柔軟に対応できるのも大きなメリットです。ぜひ、お子さんと一緒に、自分たちだけのオリジナル学習机を作ってみてください。

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