カラフルなインテリアを上手にまとめる方法|好きな色を活かした部屋作りのコツ

カラフルな色が好きなのですが、部屋に溶け込むまとめるアドバイスをください。カラフルと言いますか、柄模様や、色々な色が入ったものが好きです。色合いはビビットなものではなくて、大人しい感じが多いですが、ピンクや黄緑など明るい色が好きです。部屋をまとめるには、同系色でまとめたり、落ち着いた色、ベージュなどでまとめたほうがまとまりがあると思うのですが、どうしても、きれいな色のものが好きで、これからもそういうものを選んで買っていきそうです。イケアの広告をみると、同系色でまとめているのではなく、色々な色が入っているなぁと思います。うまくまとめるための、アドバイスがありましたらお願いします。

好きな色を活かした、まとまりのある空間を作るための3つのステップ

カラフルな色が好きで、様々な柄や色を取り入れたいけれど、まとまりのある空間にしたい…そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。同系色でまとめる方法ももちろん素敵ですが、お好きな色を活かしつつ、洗練された空間を作る方法があります。この記事では、3つのステップで、あなたの理想のカラフルインテリアを実現するための具体的なアドバイスをご紹介します。

ステップ1:ベースカラーを決める

まず、部屋全体のベースとなるカラーを選びましょう。全ての家具やアイテムを好きな色で埋め尽くす必要はありません。ベースカラーとして、落ち着いた色を選ぶことで、カラフルなアイテムが際立ち、まとまりのある空間を作ることができます。

例えば、あなたの好きなピンクや黄緑といった明るい色を効果的に取り入れるには、ベースカラーとして以下の様な色を検討してみましょう。

  • ベージュ:どんな色とも相性が良く、温かみのある空間を演出します。ピンクや黄緑のアクセントカラーが、ベージュの背景でより美しく映えます。
  • アイボリー:ベージュよりも少し明るめ。清潔感があり、爽やかな印象を与えます。ピンクや黄緑のようなパステルカラーとの相性も抜群です。
  • グレー:シックでモダンな印象を与え、カラフルなアイテムの鮮やかさを引き立てます。ピンクや黄緑などの明るい色との組み合わせは、洗練された空間を演出します。
  • ホワイト:どんな色にも合わせやすく、空間を広く見せる効果があります。ピンクや黄緑などの明るい色を際立たせ、清潔感のある空間を作ることができます。

ベースカラーとして選んだ色は、壁の色、床の色、ソファなどの大きな家具の色などに反映させましょう。

ステップ2:アクセントカラーを効果的に配置する

ベースカラーが決まったら、次に好きなピンクや黄緑などのアクセントカラーを効果的に配置します。全てのアイテムを同じ色で統一するのではなく、大小様々なアイテムに色を分散させることで、まとまりのある空間を作ることができます。

例えば、以下のような方法があります。

  • クッションやブランケット:ソファやベッドに、ピンクや黄緑のクッションやブランケットを置くことで、簡単に彩りを加えることができます。季節に合わせて変えるのもおすすめです。
  • カーテンやラグ:大きな面積を占めるカーテンやラグに、アクセントカラーを取り入れることで、部屋全体の印象を大きく変えることができます。柄物を取り入れるのも良いでしょう。
  • 小物:花瓶、照明、時計、絵画など、小さな小物にアクセントカラーを取り入れることで、さりげなく個性を演出できます。色々な色や柄の小物を集めて、自分らしいディスプレイを楽しむのも良いでしょう。
  • アート作品:絵画やポスター、写真などを飾ることで、部屋に個性を加えることができます。好きな色や柄のものを選ぶことで、よりパーソナルな空間になります。

ポイントは、アクセントカラーを散りばめる際に、色相環を意識することです。ピンクと黄緑は補色関係に近く、バランスよく配置することで、より洗練された印象になります。

ステップ3:全体のバランスを整える

様々な色を取り入れながら、全体のバランスを整えることが重要です。

  • 色の量:ベースカラーを多くし、アクセントカラーは少量に留めることで、まとまりのある空間を作ることができます。例えば、ベースカラーを70%、アクセントカラーを30%といった割合を目安にすると良いでしょう。
  • 色の配置:アクセントカラーを、部屋の特定の場所に集中させるのではなく、バランスよく配置することで、視覚的な統一感を生み出せます。例えば、ソファの近くにピンクのクッション、反対側に黄緑の植物を置くなど。
  • 素材や質感:色の組み合わせだけでなく、素材や質感にも注目しましょう。異なる素材や質感のアイテムを組み合わせることで、奥行きのある空間を作ることができます。例えば、木製の家具とファブリックのクッションを組み合わせるなど。
  • 照明:照明は、空間の雰囲気を大きく左右します。適切な照明を選ぶことで、色の見え方や空間の印象を調整することができます。暖色系の照明は温かみのある空間を、寒色系の照明はクールな空間を演出します。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、カラフルなインテリアをまとめる上で重要なのは、「色の階調」と「色の配置」です。ビビッドな色ではなく、大人しい色を好むとのことですので、パステル調のピンクや黄緑は、ベージュやアイボリーといったベースカラーと非常に相性が良いです。

例えば、ピンクであれば、淡いピンクから濃いピンクまで、様々な階調のピンクを使用することで、単調さを避け、奥行きのある空間を作ることができます。黄緑も同様です。

また、色の配置においては、視線誘導を意識しましょう。例えば、部屋の入り口から奥に向かって、色の濃淡を変化させることで、空間の広がりを感じさせることができます。

イケアの広告から学ぶヒント

イケアの広告にみられるように、同系色でまとめないカラフルなインテリアは、個性を際立たせ、魅力的な空間を作り出せます。ポイントは、色の調和バランスです。イケアの広告では、様々な色や柄のアイテムが使用されていますが、それらは決してバラバラではなく、全体として調和がとれています。これは、ベースカラーをしっかりと決め、アクセントカラーを効果的に配置することで実現されています。

まとめ

好きな色を活かしながら、まとまりのある空間を作るには、ベースカラーを決め、アクセントカラーを効果的に配置し、全体のバランスを整えることが重要です。この記事で紹介したステップを参考に、あなただけのカラフルで素敵なインテリアを実現してください。

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