カラオケでの痴漢被害と被害届について

至急!被害届けについてお願いします。被害届けについてお聞きしたいのです。まず事情を説明しますと、先週自分の彼女が友達二人とカラオケで飲んでいた所三人組が勝手に部屋に入ってきて、出ていくようにお願いしたらしいのですが、言うことを聞かずに、隣に座ってきて、男性三人組のうち二人に、自分の彼女とその友達の女性が胸を数回揉まれました。店員に訴え、部屋の移動や注意してもらうように申し出ましたが、部屋を移動してもまた入って来ました。もちろんその時も出ていくように男性たちに言ったようですが、カラオケ店の閉店とともに全員部屋から出ました。閉店後に警察を呼び、事情を説明しました。女性二人とも被害届けについて勘違いしていて、警察には“被害届けは出さない”となっていたようで、いざ被害届けを出そうと警察署に行くと、「出さないと二人が言ったので、今からだと被害届け出すのは厳しい」と言われました。それと、友達の子は被害届けは出さないそうなのですが、自分の彼女は出すつもりでいたところ、「二人とも被害届け出さないと捜査できない」とも言われました。こんなことあるんでしょうか?犯人たちの素性は会員カードで氏名住所年齢も解っています。彼女も僕も相当落ち込むと同時に絶対に許せない気持ちです。警察の言うとおり、被害届けを出すことは不可能なのでしょうか?お願いします。

事件の概要と警察の対応について

大変な状況におかれていること、心よりお見舞い申し上げます。カラオケ店で起きた痴漢行為は許されるものではなく、警察への対応に疑問を感じられるのも当然です。まず、事件の概要を整理し、警察の対応について解説します。

ご説明いただいた状況から、貴方の彼女と友人は、カラオケ店で複数人から胸を触られるという性的暴行を受けました。これは明らかに犯罪行為であり、被害届を提出する権利があります。しかし、警察の対応は、被害者である彼女と友人が当初被害届を出さない意思表示をしていたことを理由に、受理を渋っているように聞こえます。これは、警察の対応として適切とは言えません。

重要なのは、被害届の提出は被害者自身の意思表示であり、警察がそれを拒否できるものではないということです。警察は、被害届を受理し、捜査を行う義務があります。犯人の素性(氏名、住所、年齢、携帯番号)が分かっているという状況も、捜査を容易にする重要な要素です。

被害届の提出期限と捜査について

ご質問の①、②、③について、それぞれ詳しく説明します。

①被害届の提出期限

被害届に明確な提出期限はありません。事件発生から時間が経過しても、被害届を提出することは可能です。ただし、時間が経つほど証拠が薄れてしまう可能性があるため、できるだけ早い提出が望ましいです。事件から時間が経っている場合でも、警察が捜査を行う可能性はあります。犯人の情報が分かっているという状況は、捜査に有利に働くでしょう。

②警察への対応と被害届の受理

ご質問の②にあるように、彼女がいきなり肩に腕を回され、逆の手で胸を揉まれたという状況は、明らかに性的暴行です。「胸を触られた」という事実を明確に伝え、警察に捜査を依頼することが重要です。

警察が受理を渋る場合、以下の点を主張しましょう。

* 事件の重大性:複数人による性的暴行であり、被害者は強い恐怖と精神的苦痛を受けていることを訴えましょう。
* 犯人の特定:犯人の情報が既に分かっていることを強調し、捜査の容易さを伝えましょう。
* 被害者の意思:彼女が被害届を提出したいという強い意思があることを伝えましょう。
* 警察の義務:警察には、被害届を受理し、捜査を行う義務があることを伝えましょう。必要であれば、警察署の上司や監察官に相談することも検討しましょう。

もし、警察が依然として受理を拒否する場合は、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、警察に対して適切な対応を促し、被害者の権利を擁護することができます。

③捜査の期間

ご質問の③、捜査期間は事件の内容や証拠の状況によって大きく異なります。犯人の情報が分かっている場合、捜査は比較的スムーズに進みますが、それでも数週間から数ヶ月かかる可能性があります。警察の捜査状況について、定期的に連絡を取り、進捗状況を確認しましょう。

具体的なアドバイス

* 証拠の確保:もし可能であれば、カラオケ店の防犯カメラ映像の提供を依頼しましょう。
* 証人確保:カラオケ店の店員や他の客など、事件を目撃した証人がいれば、証言を得ましょう。
* 記録の保持:警察への通報記録、事件に関するメモ、医療機関の診断書など、全ての記録を大切に保管しましょう。
* 精神的なケア:このような事件は、大きな精神的負担となります。必要であれば、専門機関(医師やカウンセラー)に相談し、適切なケアを受けましょう。
* 弁護士への相談:警察の対応に疑問を感じたり、不安な場合は、弁護士に相談しましょう。弁護士は、法的なアドバイスを行い、被害者の権利を守るために尽力してくれます。

専門家の意見

弁護士などの法律専門家は、警察の対応が適切でない場合、警察署の上司や監察官への申し立て、あるいは内部監察機関への通報を勧める可能性があります。また、被害者の方々の精神的なケアについても、専門機関への相談を強く勧めるでしょう。

まとめ

今回の事件は、許されるべきではない重大な犯罪です。警察の対応に不満があっても、諦めずに、被害届を提出する権利を主張し、適切な捜査が行われるよう働きかけることが重要です。必要であれば、弁護士などの専門家の力を借りましょう。ご自身の安全と権利を守るため、勇気を持って行動してください。

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