カメの飼育とインテリア:初めてのゼニガメ飼育ガイド

先週、お祭りのカメすくいで採ったカメ(たぶんゼニガメ)なんですが、あまり餌を食べません・・・ 本やサイトを調べて、色々と飼育の仕方を見たのですが、よく分かりません(泣) 寒い時期で保温するものやライトもよく分かりません・・・ カメが好物な餌や必ず必要な物を教えて下さい。 今は、プラスチックの透明な容器で大きさは、横幅30cmで高さが20cmくらいの物です。 餌は乾燥イトミミズを与えてます。 後、首や手の部分の白いのは何ですか? 病気ですか?補足みなさん、回答ありがとうございます。 あの~、また疑問に思ったのですが、この前買ったカメの本に「肉類は、病気などの個体に一時的に体力を付ける為に与えてもいいですが、頻繁に与えないで下さい。与えるのは鶏のササミなどの脂質が低いものです」 と書いてました。 肉を奨めてる方がいますが、問題ないのでしょうか?

ゼニガメの飼育環境を整えよう!

まずは、ゼニガメの飼育環境について詳しく見ていきましょう。小さなプラスチック容器では、ゼニガメにとってストレスが溜まり、餌を食べない原因になっている可能性があります。適切な飼育環境を整えることで、カメの健康状態も改善し、活発に動き回る姿が見られるようになるでしょう。

適切な水槽選びとレイアウト

現在、横幅30cm、高さ20cmのプラスチック容器を使用されていますが、ゼニガメの成長を考えると、これでは狭すぎます。ゼニガメは成長すると、甲羅の長さが10cm以上になります。そのため、最低でも60cm以上の水槽を用意することをおすすめします。水槽の高さは、カメが自由に泳げるだけの深さが必要です。

水槽のレイアウトは、カメが自然に近い環境で生活できるように工夫しましょう。隠れ家となるシェルター日光浴のための陸地水質を浄化するフィルターは必須です。陸地には、流木や石などを使い、カメが自由に登り降りできるような傾斜を作ると良いでしょう。また、水草を入れることで、より自然な環境を演出できます。水草は、カメが隠れ家として利用したり、水質の浄化にも役立ちます。

インテリアの観点から見ると、水槽はリビングのアクセントにもなります。シンプルでスタイリッシュな水槽を選べば、お部屋の雰囲気を邪魔することなく、ゼニガメの飼育を楽しむことができます。例えば、ガラス製の水槽は、カメの様子を観察しやすく、インテリアにも馴染みやすいでしょう。

保温と照明

冬場は特に保温が重要です。ゼニガメは変温動物なので、周囲の温度によって体温が変化します。水槽用ヒーターを使用し、水温を20~25℃に保つことが大切です。また、バスキングライト(紫外線ライト)も必要です。バスキングライトは、カメが日光浴をすることでカルシウムの吸収を促進し、甲羅の形成を助けます。

バスキングライトは、水槽の上部に設置し、陸地の一部を照らすようにします。ライトの照射時間は、1日あたり8~12時間が目安です。ただし、長時間照射しすぎると、カメにストレスを与えてしまう可能性があるので注意が必要です。

保温と照明器具は、水槽のサイズや種類に合わせて適切なものを選びましょう。ホームセンターやペットショップで様々な種類が販売されていますので、店員さんに相談しながら選ぶと良いでしょう。

ゼニガメの食事と健康管理

ゼニガメの餌については、乾燥イトミミズだけでは栄養が不足している可能性があります。

適切な餌と給餌方法

ゼニガメは雑食性で、様々な餌を食べます。主食としては、高品質なカメの餌を与えましょう。市販されているペレットタイプの餌は、栄養バランスが考えられており、手軽に与えることができます。

その他、レタス、小松菜などの緑黄色野菜ミミズ、ザリガニなどの生き餌も適度に与えることが大切です。ただし、肉類は、前述の通り、頻繁に与えるべきではありません。病気の治療や、一時的な体力回復を目的とする場合に限り、鶏のササミなどの脂質の低いものを少量与えるにとどめましょう。

給餌頻度は、幼体であれば毎日、成体であれば2~3日に1回程度で十分です。食べ残しはすぐに取り除き、水槽の水質を清潔に保つようにしましょう。

白い部分について

首や手の部分の白いものは、病気の可能性があります。具体的な原因を特定するには、獣医による診察が必要です。早めに動物病院を受診し、適切な治療を受けてください。

インテリアとゼニガメ飼育の調和

ゼニガメの水槽は、インテリアの一部として考えることもできます。水槽の配置や、周辺のインテリアとの調和を考え、お部屋の雰囲気を損なわないように工夫しましょう。

水槽の設置場所

水槽は、直射日光が当たらない、温度変化の少ない場所に設置しましょう。また、水槽の周囲には、十分なスペースを確保し、掃除やメンテナンスがしやすいように配慮することが大切です。

インテリアとのコーディネート

水槽の素材やデザインは、お部屋のインテリアに合わせて選びましょう。シンプルでスタイリッシュな水槽は、どんなお部屋にも馴染みます。また、水槽の周囲に観葉植物などを配置することで、より自然な雰囲気を演出できます。

まとめ

ゼニガメの飼育は、適切な環境とケアが必要です。水槽のサイズ、保温、照明、餌、そして健康管理に注意を払い、愛情を持って飼育しましょう。 インテリアの一部として水槽を取り入れることで、より豊かな生活を送ることができるでしょう。 何か困ったことがあれば、獣医やペットショップの店員さんに相談することをお勧めします。

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