カメの水槽のフタと飼育環境:湿度・臭い対策と水槽サイズの選び方

カメの水槽のフタについて 初めてミドリガメの子供たちを4匹飼っています。 ペットショップに行ったものの、使用している水槽に合う規格のフタがないと言われたので、 ホームセンターで買ったパネル板で覆ってフタをしました。 ところが、水槽の中が曇ってしまいます。 フタをする上で注意する事・こうしたほうがよいという事ってどんな事でしょうか? フタはしないほうがいいのでしょうか。 水温は25~30度をキープしていますが、フタをしないと水の蒸発が激しくて水の減りが早いです。 お水は毎日取り替えていますが、小さい部屋なのでフタをしないと部屋の中の湿度と匂いが…。 ミドリガメをお部屋で飼っている方はどんな対策をしてらっしゃるのでしょうか。補足フィルターは使用しており、毎日洗っています。 まだカメの体が小さいので、石を敷いて底上げをしつつ水は甲羅までヒタヒタ位のお水を入れています。 一日に2回お水を取り替えた際には、匂いも少なくなりました。 水槽は28センチ×43センチですが、4匹に対して水槽がちいさすぎるのでしょうか。

水槽のフタと曇りの原因

水槽が曇る原因は、主に水温と湿度の差による結露です。ホームセンターのパネル板は、密閉性が高いため、水槽内の湿気が逃げにくく、フタと水槽の間に温度差が生じ、結露が発生しやすくなります。 また、パネル板の素材によっては、水槽内の空気を遮断し、酸素不足を招く可能性もあります。ミドリガメは水質の変化に敏感なため、水槽内の環境悪化につながる可能性があります。

水槽のフタ:適切な選び方と対策

水槽のフタは、通気性と密閉性のバランスが重要です。完全に密閉してしまうと、結露や酸素不足を引き起こしますが、通気性が良すぎると、水温の維持が難しくなり、水の蒸発が早まります。

適切なフタの選び方

* 市販の水槽用フタ:ペットショップやホームセンターで、水槽のサイズに合ったフタを探しましょう。サイズが合わない場合は、水槽に合わせてカットできるタイプのフタも販売されています。
* 自作フタ:ホームセンターで売られているアクリル板やガラス板などを利用して自作することもできます。この場合、通気性を確保するための工夫が必要です。例えば、板に小さな穴を開けたり、隙間を作るなどしましょう。
* 網状のフタ:通気性が良く、結露しにくいというメリットがあります。ただし、カメが脱走する可能性があるため、適切な高さのものを選び、必要に応じて重しなどを置く必要があります。

結露対策

* 通気性を確保:フタに小さな穴を開けたり、隙間を作ることで、水槽内の湿気を逃がし、結露を軽減できます。
* 水槽とフタの間に空間を作る:フタと水槽の間に小さな隙間を作ることで、空気の循環を促し、結露を抑制できます。
* 除湿剤の使用:水槽の中に小さな除湿剤を入れることで、湿度を調整できます。ただし、カメに無害な除湿剤を使用する必要があります。
* 水槽の場所:直射日光の当たらない、風通しの良い場所に水槽を設置しましょう。

水槽の臭い対策

水槽の臭いは、排泄物や食べ残しなどが原因です。毎日フィルターを洗うことは重要ですが、それだけでは不十分な場合があります。

臭い対策

* こまめな水換え:毎日1回の水換えに加え、底砂の掃除も定期的に行いましょう。
* フィルターの清掃:毎日フィルターを洗うだけでなく、週に1回はしっかり洗浄し、月に1回は新しいフィルターに交換しましょう。
* 活性炭の使用:水槽内に活性炭を入れることで、臭いを吸収することができます。
* バクテリアの活用:水槽内に硝化バクテリアを繁殖させることで、アンモニアなどの有害物質を分解し、臭いを軽減できます。
* 水槽の清掃:水槽全体を定期的に清掃することで、臭いの原因となる汚れを取り除きましょう。

水槽サイズとミドリガメの飼育

28センチ×43センチの水槽は、ミドリガメ4匹にはやや小さすぎる可能性があります。ミドリガメは成長すると大きくなるため、将来的にはもっと広い水槽が必要になります。

適切な水槽サイズ

ミドリガメ1匹あたり、最低でも30cm×30cm程度の広さが必要です。4匹飼育するなら、90cm以上の水槽が理想的です。

専門家のアドバイス

爬虫類専門の獣医やペットショップの店員に相談することで、より適切な飼育方法や水槽の選び方、環境整備についてアドバイスを受けることができます。

まとめ

ミドリガメの飼育において、適切なフタ選びと水槽環境の維持は非常に重要です。通気性を確保したフタを選び、こまめな水換えと清掃、そして適切な水槽サイズを確保することで、健康で快適な環境を提供しましょう。 疑問点があれば、専門家への相談も検討してみてください。

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