カメと暮らすインテリア:小さくてお金がかからず、部屋の臭いも気にならないカメ選びと飼育環境

ペットにカメを飼おうと思っています。小さくてお金があまりかからず、なつきやすいカメっていますか?後、カメ飼ってると部屋臭くなりますか?

小さくて飼いやすいカメの種類と飼育費用

カメを飼うことを検討されているんですね!カメは種類によって性格や飼育方法、費用が大きく異なります。小さくて飼いやすく、比較的お金がかからない種類としては、以下のものが挙げられます。

  • クサガメ:日本にも生息する小型のカメで、比較的丈夫で飼いやすいです。飼育費用も他の種類と比べて抑えられます。ただし、大きくなると甲羅の長さが20cmほどになりますので、水槽のサイズには注意が必要です。
  • ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ):ペットショップでよく見かける種類ですが、大きくなると甲羅の長さが30cmを超えるため、小型とは言えません。幼体のうちは小さくて可愛らしいですが、長期的な飼育計画が必要です。また、外来種であるため、飼育には責任が伴います。
  • ゼニガメ:クサガメと同様に日本にも生息する小型のカメです。飼育は比較的容易ですが、野生個体の採取は禁止されているため、ペットショップで購入しましょう。

これらのカメは、適切な環境を用意すれば、比較的長生きします。 飼育費用は、水槽、フィルター、ヒーター、ライト、餌代などが必要で、初期費用は5,000円~20,000円程度、月々の維持費は1,000円~3,000円程度と、他のペットと比べると比較的安価です。ただし、カメの種類や飼育環境によって費用は変動しますので、事前にしっかり調べておくことが大切です。

カメとのなつき方

カメは犬や猫のように積極的に人間になつくわけではありませんが、適切な飼育を続けることで、人への警戒心が薄れ、餌を食べる際に近寄ってくるなど、ある程度の信頼関係を築くことは可能です。

  • 毎日同じ時間に餌をあげる:決まった時間に餌をあげると、カメは餌の時間とあなたを結びつけるようになります。
  • 水槽の手入れを丁寧に行う:清潔な環境はカメの健康と安心につながります。水槽を綺麗に保つことで、カメはリラックスし、あなたへの警戒心が薄れる可能性があります。
  • 優しく声をかける:カメに話しかけることで、カメはあなたの存在を認識し、安心感を覚えることがあります。
  • ゆっくりと近づき、観察する:急に近づいたり、大きな音を立てたりしないように注意しましょう。

しかし、カメとのコミュニケーションは、犬や猫とは異なり、時間と忍耐が必要です。過度な期待はせず、カメのペースに合わせて接することが大切です。

カメの飼育と部屋の臭い

カメの飼育で気になるのは、部屋の臭いです。カメの排泄物はアンモニアを含んでおり、放置すると臭いの原因となります。しかし、適切な飼育環境を維持することで、臭いを最小限に抑えることができます。

  • こまめな水槽の掃除:水槽の水を定期的に交換し、底砂やフィルターを清掃しましょう。週に一度は、水槽全体を綺麗に掃除することが理想的です。排泄物をこまめに見つけることが臭いを防ぐ第一歩です。
  • 適切なフィルターの使用:水槽に適切なフィルターを設置することで、水質を清潔に保ち、臭いを抑制することができます。外掛け式フィルターや底面式フィルターなど、水槽のサイズに合ったフィルターを選びましょう。
  • 換気:水槽の周囲の空気を定期的に換気することで、臭いの拡散を防ぎます。特に夏場は、こまめな換気が重要です。
  • 脱臭剤の使用:どうしても臭いが気になる場合は、ペット用の脱臭剤を使用しましょう。ただし、カメに安全な製品を選ぶことが重要です。成分表示をよく確認し、カメが直接触れない場所に設置しましょう。
  • 水槽の位置:水槽は換気の良い場所に設置し、直射日光の当たらない場所を選びましょう。直射日光は水温上昇の原因となり、臭いの原因にもなります。

専門家からのアドバイス:獣医の視点

獣医師の視点から見ると、カメの飼育において最も重要なのは、清潔な飼育環境の維持です。適切な水質管理と水槽の清掃を怠ると、カメの健康状態が悪化し、臭いの原因となるだけでなく、病気のリスクも高まります。 カメの健康状態をチェックし、異常が見られた場合は、すぐに獣医に相談しましょう。

カメと暮らすインテリア

カメの水槽は、インテリアの一部として考えることもできます。水槽の素材やデザイン、設置場所などを工夫することで、お部屋の雰囲気に合った空間を作ることができます。

  • 水槽台:水槽を置くための台は、お部屋のインテリアに合わせて選びましょう。木製の台や、スタイリッシュな金属製の台など、様々なデザインがあります。
  • 水槽の素材:ガラス水槽は透明度が高く、カメの様子を観察しやすいです。アクリル水槽は軽量で割れにくいというメリットがあります。
  • 水槽のレイアウト:水槽の中に石や流木、水草などを配置することで、より自然な環境を作り出すことができます。カメの種類や好みに合わせてレイアウトを工夫しましょう。
  • 水槽の設置場所:水槽は、直射日光の当たらない、温度変化の少ない場所に設置しましょう。また、水槽の周囲には、カメが脱走しないように注意が必要です。

例えば、自然な雰囲気を好むなら、木製の家具とグリーンを組み合わせた空間の中に、自然石を配置した水槽を置くのも良いでしょう。一方、モダンなインテリアには、シンプルなデザインの水槽と、金属製のスタンドを組み合わせるのもおすすめです。

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