カブトムシの飼育と寿命:元気なカブトムシのための適切なケア

一週間前ほどに、自宅の庭で真ん中の足が一本とれたオスのカブトムシがひっくりかえっており、木に乗っけてあげました。そして今日の朝、そのカブトムシと同じ特徴をしたカブトムシがひっくりかえっていました。元気がないのだと思い、バナナを一センチほどの厚さのバナナを2個与えました。食べている(吸っている)ようでした。そのカブトムシの仮設住宅として、大きめの浅い缶にティッシュを入れて部屋の中に置いておいた所脱走を先程し始めました。元気になったようなので、木に乗っけてみましたが、直ぐに木から落ちてしまいました。そこで質問です。①このカブトムシは、もう寿命なのでしょうか?それともご飯のバナナの量が少なくてまだ元気が出ないのでしょうか?②1日に与えるご飯の量はどの程度なのでしょうか?出来ればバナナの量で教えていただけれると嬉しいです。宜しくお願いします。補足回答ありがとうございます!そのカブトムシを飼育することに決めたのですが、一般的なカブトムシを飼う容器に10cmほど市販のカブトムシ用の土を入れ、その上に落ち葉(ドングリの葉っぱ)を置こうと思うのですが、その量は何枚程度でしょうか?容器の大きさは横15×縦10×幅12ぐらいの物です。宜しくお願いします。

カブトムシの寿命と元気のサイン

庭で見つけたカブトムシ、飼育を始めることになったんですね! まずは、カブトムシの寿命と、元気かどうかを見極める方法についてご説明します。

カブトムシの寿命は?

カブトムシの寿命は、成虫になってから約2~3ヶ月です。 個体差や飼育環境によって多少前後しますが、一般的にはこの期間が目安となります。 一週間前に見つけたカブトムシが、すでに寿命が近い可能性もありますし、新しいカブトムシも同様です。 足が一本取れていることからも、野外で既にダメージを受けていた可能性が高いと言えるでしょう。

元気かどうかを見分けるポイント

カブトムシの元気は、以下の点から判断できます。

  • 動き:活発に動き回るか、それとも動きが鈍いのか。
  • 反応:刺激を与えたときの反応(触れた時の動きなど)はどうか。
  • 餌への反応:バナナを食べた(吸った)ということは、まだ生きる意思がある証拠です。
  • :羽が綺麗に閉じているか、それとも開いたままになっているか。
  • 体色:ツヤがあり、健康的な色をしているか。

木からすぐに落ちてしまうのは、足が一本取れていることや、体力不足が考えられます。バナナを食べたということは、まだ完全に衰弱しているわけではない可能性が高いです。

適切な餌の量と与え方

バナナの量

1日に与えるバナナの量は、カブトムシの大きさにもよりますが、1~2cm厚さのバナナを1/4~1/2個程度が良いでしょう。 食べ残しは、腐敗の原因となりますので、翌日には取り除くようにしてください。 毎日新鮮なバナナを与える必要はありません。 食べ残しがないことを確認してから、次の餌を与えましょう。

注意:バナナ以外にも、昆虫ゼリーなども与えることができます。 ゼリーは、栄養バランスが整っており、手軽に与えられるのでおすすめです。 ただし、バナナとゼリーを同時に与えすぎると、カブトムシの消化器官に負担がかかる可能性がありますので、注意しましょう。

飼育環境の整備

飼育ケースの準備

15×10×12cmのケースは、カブトムシ1匹を飼育するにはやや小さいかもしれません。 できれば、もう少し広いケースを用意することをおすすめします。 カブトムシは、土の中に潜って休む習性があります。 十分な広さがないと、ストレスを感じてしまう可能性があります。

土と落ち葉の量

10cmの高さの土は適切です。 落ち葉は、土の上に数枚~十数枚程度を目安に敷いてあげましょう。 多すぎると、カビが発生する原因となる場合があります。 落ち葉は、隠れ家や湿度調整の役割を果たします。 ドングリの葉っぱ以外にも、クヌギやコナラの落ち葉なども使用できます。

その他、飼育環境を整えるポイント

  • 通気性:ケースに空気穴を開けて、通気性を確保しましょう。
  • 温度:直射日光を避け、20~25℃程度の場所に置きましょう。
  • 湿度:土が乾燥しすぎないように、霧吹きなどで適度に水分を与えましょう。
  • 隠れ家:落ち葉以外にも、木の枝やコルクなどを隠れ家として入れてあげると、カブトムシが落ち着いて過ごせます。

専門家のアドバイス

昆虫専門家によると、「カブトムシは、野生下では様々なストレスにさらされています。飼育下では、ストレスを軽減する環境を整えることが長生きの秘訣です。適切な温度、湿度、隠れ家などを用意し、清潔な環境を保つことが重要です。」とのことです。

まとめ

カブトムシの飼育は、愛情と適切なケアが必要です。 今回ご紹介したポイントを参考に、元気いっぱいのカブトムシを飼育してくださいね! もし、カブトムシの様子がおかしいと感じたら、すぐに飼育環境を見直したり、専門家に相談することをおすすめします。

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