カビ発生!社宅の寝室と収納部屋の対策とカビ予防

カビ発生!!対処方法を教えて下さい(o>ω_<) 補足:回答ありがとうございます。 室内で洗濯物は干していませんが、古い作りの社宅なため部屋に換気扇などがありません。 本当に結露が酷く日が全く当たらないので、加湿器を付けているリビングよりも湿度が高く70%以上あります( ̄□ ̄;)!! 引き続き回答をお待ちしてます。

カビ発生の原因と対処法

5ヶ月のお子様がいらっしゃるご家庭でカビが発生し、ご心配されていることと思います。まず、カビ発生の原因を特定し、適切な対処法と今後の予防策を検討しましょう。

カビ発生の原因:湿気と日照不足

ご質問から、寝室と収納部屋は一日中日が当たらず、湿気が多く、結露も酷い状況であることが分かります。これはカビの発生にとって非常に好条件です。特に、湿度70%以上という環境はカビの繁殖に最適な状態です。古い社宅で換気扇がないことも、湿気をため込みやすい原因となっています。

マットレスのカビ

残念ながら、既にカビが発生しているマットレスは、完全に除去するのは困難です。新しいマットレスへの交換は賢明な判断です。

シーツと布団の対処法

シーツは通常の洗濯で問題ありません。高温で洗濯し、しっかり乾燥させることが重要です。布団については、天日干しで十分な効果が期待できます。天気の良い日に、しっかりと干しましょう。布団乾燥機も併用すると、より効果的です。

ファブリーズの効果

ファブリーズなどの除菌スプレーは、カビの除去には効果が限定的です。カビの胞子を殺菌する効果はありますが、既に発生しているカビの根を取り除くことはできません。あくまで予防的な対策として捉えましょう。

畳のカビ

畳は入居前に新しくされたとのことですが、湿気が多い環境ではカビが発生する可能性があります。畳のカビは、重曹水などで拭き取ることで除去できます。ただし、広範囲にカビが発生している場合は、専門業者への相談をおすすめします。

今後のカビ予防対策

カビを予防するためには、湿気対策が最も重要です。

1.換気

換気は、湿気対策の第一歩です。窓を開けての換気だけでは不十分な場合は、換気扇の設置を大家さんなどに相談してみましょう。窓を開ける際には、風の通り道を作るために、反対側の窓も少し開けると効果的です。

2.除湿

除湿器の導入を強くお勧めします。除湿器は、空気中の水分を吸収し、湿度を下げる効果があります。特に、寝室と収納部屋には、除湿効果の高い除湿器を設置しましょう。コンプレッサー式とデシカント式の2種類がありますが、梅雨時期など、湿度が高い時期には、コンプレッサー式がおすすめです。

3.湿度計の設置

部屋の湿度を常に把握するために、湿度計を設置しましょう。湿度が70%を超える前に、換気や除湿を行うことで、カビの発生を防ぐことができます。

4.乾燥対策

* 洗濯物の室内干しは避ける:室内で洗濯物を干すと、部屋の湿度が上がり、カビの発生リスクが高まります。浴室乾燥機や物干し竿などを活用して、屋外で洗濯物を乾燥させましょう。
* こまめな掃除:床や壁、家具などの埃や汚れは、湿気をため込みやすいので、こまめな掃除を心がけましょう。掃除機や雑巾などで、定期的に掃除を行いましょう。
* 家具の配置:家具を壁際にピッタリと配置すると、壁と家具の間に湿気がこもりやすいため、家具と壁の間に少し隙間を開けて配置しましょう。
* 通気性の良い収納:収納家具は、通気性の良いものを選び、定期的に扉を開けて換気をしましょう。湿気を吸収する除湿剤などを活用するのも有効です。

5.日照対策

日が全く当たらない部屋は、カビが発生しやすい環境です。カーテンやブラインドなどを活用して、日差しを遮断しすぎないようにしましょう。可能であれば、窓の掃除をして、日差しを最大限に取り入れましょう。

6.専門家への相談

カビの状況が深刻な場合、または自分で対処できない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、カビの種類や発生状況を的確に判断し、適切な対策を提案してくれます。

赤ちゃんがいる家庭でのカビ対策

赤ちゃんがいる家庭では、カビ対策は特に重要です。カビは、赤ちゃんの健康に悪影響を与える可能性があります。上記対策に加え、以下の点にも注意しましょう。

* 定期的な清掃:赤ちゃんが触れる可能性のある場所を、こまめに清掃しましょう。
* 換気の徹底:赤ちゃんがいる部屋は、こまめな換気を心がけましょう。
* 湿度管理:湿度計で湿度を常にチェックし、適切な湿度を保ちましょう。
* カビ取り剤の使用:カビ取り剤を使用する場合は、赤ちゃんが触れないように注意し、換気を十分に行いましょう。

まとめ

カビの発生は、湿気と日照不足が主な原因です。換気、除湿、乾燥対策を徹底することで、カビの発生を防ぐことができます。赤ちゃんがいる家庭では、特に注意が必要です。今回ご紹介した対策を参考に、快適で健康的な生活空間を保ちましょう。

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