カビキラー後のベタベタ壁!原因と解決策|簡単DIYで壁をキレイに

部屋の壁にカビキラーを吹き付けたら壁がベトベトになってしまいました。このべとべとを取るにはどうしたらよいでしょうか?

カビキラーを使用後、壁がベタベタになるというお困りの声をよく耳にします。これはカビキラーの種類や使用方法、壁の素材など様々な要因が絡み合っている可能性があります。今回は、カビキラー使用後のベタベタ壁の対処法を、原因別に詳しく解説します。DIYでできる簡単な解決策から、プロに依頼する場合のポイントまで、分かりやすくご紹介します。

カビキラー後のベタベタの原因を特定しよう

まず、壁がベタベタになった原因を特定することが重要です。原因によって適切な対処法が異なります。

  • カビキラーの種類:スプレー式のカビキラーは、液剤が壁に付着しやすく、乾燥不良でベタつきが残ることがあります。ジェルタイプのカビキラーは、スプレータイプに比べてベタつきにくい傾向があります。
  • 使用方法:吹き付けすぎたり、乾燥する前に拭き取らなかったりすると、液剤が壁に浸透し、ベタつきが残ることがあります。適切な量を使用し、使用後は十分に乾燥させることが重要です。
  • 壁の素材:クロス(壁紙)の種類によっては、カビキラーの成分が浸透しやすく、ベタつきやすい場合があります。特に、吸水性の高いクロスは注意が必要です。また、塗装壁の場合、塗料の種類によっては、カビキラーとの相性が悪く、ベタつきが発生する可能性があります。
  • 換気:換気が不十分な場合、カビキラーの成分が完全に乾燥せず、ベタつきが残ることがあります。カビキラーを使用する際は、窓を開けて十分な換気を確保しましょう。

ベタベタ壁の対処法|DIYでできる簡単解決策

ベタベタの原因が特定できたら、適切な対処法を選びましょう。まずは、DIYでできる簡単な方法を試してみましょう。

1. 水拭きと乾燥

まずは、ぬるま湯を含ませた柔らかい布で、ベタベタ部分を丁寧に拭き取ります。強く擦ると壁を傷める可能性があるので、優しく拭くことが大切です。拭き取った後は、十分に乾燥させましょう。扇風機や除湿機を使用すると乾燥が早まります。乾燥が不十分だと、再びベタつきが発生する可能性があります。

2. 中性洗剤の使用

水拭きだけではベタつきが解消されない場合は、中性洗剤を使用してみましょう。ぬるま湯に中性洗剤を少量混ぜ、柔らかい布に含ませて拭き取ります。洗剤は必ず中性洗剤を使用し、研磨剤入りの洗剤は使用しないでください。壁を傷める可能性があります。洗剤を使用後は、十分に水拭きし、乾燥させましょう。

3. アルコールの使用(クロス壁の場合)

クロス壁で、水拭きや中性洗剤でもベタつきが解消されない場合は、薄めたアルコールを試してみましょう。ただし、アルコールはクロスによっては変色や変質を引き起こす可能性があるため、目立たない場所で試してから使用してください。薄めたアルコールを柔らかい布に含ませ、優しく拭き取ります。その後、水拭きし、十分に乾燥させましょう。

4. 重曹ペーストの使用

重曹は研磨効果と吸着効果があり、ベタつき除去に役立ちます。重曹を少量の水でペースト状にし、ベタベタ部分に塗布します。数分置いてから、柔らかい布で優しく拭き取ります。研磨力は弱いため、強く擦りすぎないように注意しましょう。その後、水拭きし、十分に乾燥させます。

それでも改善しない場合…プロへの依頼を検討しよう

上記のDIY方法を試しても改善しない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。専門業者であれば、壁の素材やカビの種類を的確に判断し、適切な処置をしてくれます。特に、クロスが剥がれていたり、壁に大きなダメージがある場合は、DIYで対処するのは危険なため、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

プロに依頼する際のポイント

  • 複数の業者に見積もりを依頼する
  • 作業内容や保証について、しっかりと確認する
  • 経験豊富な業者を選ぶ

カビの再発防止策

カビの再発を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • 換気をよくする:湿気がたまりやすい浴室やキッチンは、こまめに換気しましょう。換気扇を効果的に使用したり、窓を開けて自然換気を行うなど、適切な換気方法を選びましょう。
  • 湿度を下げる:除湿機を使用したり、除湿剤を置くなどして、室内の湿度を下げましょう。特に梅雨時期や夏の高温多湿の時期は注意が必要です。
  • 掃除をこまめに行う:壁や床、家具などを定期的に掃除し、汚れやホコリを取り除きましょう。カビは汚れを栄養源として繁殖するため、清潔な状態を保つことが重要です。
  • 定期的なカビ予防:カビ予防スプレーなどを定期的に使用し、カビの発生を防ぎましょう。ただし、使用前に使用方法をよく確認し、適切な方法で使用することが大切です。

まとめ

カビキラー使用後のベタベタ壁は、原因を特定し、適切な対処法を選ぶことが重要です。DIYで解決できる場合もありますが、状況によっては専門業者に依頼する方が安全です。カビの再発防止策も合わせて実践し、快適な住空間を保ちましょう。

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