カビだらけの社宅…引っ越しすべき?築35年社宅と健康、そしてマイホームへの道

築35年ほどの社宅に住んでいます。狭いことやぼろぼろなことはなんとか我慢できますが、湿気がひどいです。恐らく、古い住宅なうえ、何も手入れをしていないので、コンクリート内部に湿気が入り込んでいるのだと思います。風通しも悪いので、北側の部屋の壁は、掃除をしてもまたすぐにカビだらけになります。除湿機を回していますが、1日で大型タンクが水でいっぱいになります。子供が生まれて1年間、他の子持ちの家族も住んでいるし、家賃も安いし・・・と我慢してきましたが、このままカビが生えやすい環境で子供を育てていていいのか悩み始めました。家賃は格安なので、我慢すれば貯金はできます。子持ちのみなさん、このような状態だったら引っ越しますか?それともしばらく社宅で我慢しますか??ちなみに引っ越す場合は賃貸ではなく持ち家にしようと思います。(頭金が貯まっていないので、かなりきついですが・・・)補足会社側からは、今後は社宅の修繕をする予定はないと言われています・・・不況のせいで、社宅の修繕に使える予算がないそうです。

築35年社宅のカビ問題:健康リスクと子どもの成長

築35年の社宅、しかも湿気とカビの問題を抱えているとのこと、大変お辛い状況ですね。家賃が安いとはいえ、健康リスクを考えると、我慢し続けるのは難しい選択かもしれません。特に、小さなお子さんにとって、カビの胞子はアレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があります。 喘息やアトピー性皮膚炎などの発症リスクを高める可能性も指摘されており、軽視できません。

カビによる健康被害

* アレルギー症状:くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、咳など
* 呼吸器疾患:気管支炎、肺炎、喘息など
* 皮膚疾患:かぶれ、湿疹など
* シックハウス症候群:頭痛、吐き気、倦怠感など

専門家である医師や建築士の意見を参考にすると、カビの発生状況によっては、健康への影響が深刻になる可能性があります。特に、お子さんの健康を第一に考えるのであれば、早めの対策が重要です。

引っ越し vs. 継続:メリット・デメリット比較

引っ越しと社宅継続、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

引っ越し(賃貸or持ち家)のメリット

* 健康リスクの軽減:カビや湿気による健康被害から家族を守れる。
* 快適な生活環境:清潔で快適な住環境で、心身ともに健康的な生活を送れる。
* 子どもの成長環境の改善:安心して子どもを育てられる環境が確保できる。

引っ越し(賃貸or持ち家)のデメリット

* 経済的負担:引っ越し費用、敷金礼金、家賃(賃貸の場合)、住宅ローン(持ち家の場合)など、初期費用や継続的な費用がかかる。
* 時間的負担:物件探し、引っ越し作業、手続きなど、時間と労力がかかる。
* 貯蓄への影響:家賃や住宅ローンの支払いで、貯蓄ペースが遅くなる可能性がある。

社宅継続のメリット

* 経済的メリット:家賃が安いので、貯蓄に回せるお金が増える。

社宅継続のデメリット

* 健康リスク:カビや湿気による健康被害のリスクが高い。
* 生活の質の低下:快適性に欠ける住環境で、ストレスが溜まる可能性がある。
* 子どもの成長への影響:健康面、精神面への悪影響が懸念される。

具体的な解決策:マイホーム購入に向けたステップ

現状を踏まえ、持ち家購入を目指すとのことですが、頭金が貯まっていないという課題があります。まずは、現実的な計画を立て、段階的に進めていきましょう。

ステップ1:貯蓄計画の見直し

現在の貯蓄状況と、マイホーム購入に必要な資金を明確にしましょう。住宅ローンのシミュレーションを行い、月々の返済額を試算し、無理のない貯蓄計画を立てます。

ステップ2:住宅ローンの事前審査

複数の金融機関で住宅ローンの事前審査を受け、借り入れ可能額や金利などを確認します。これにより、購入できる物件の価格帯を把握できます。

ステップ3:物件探し

予算や家族構成、希望条件などを考慮し、最適な物件を探しましょう。不動産会社に相談したり、インターネットで情報収集したりすることも有効です。健康的な住環境を重視し、湿気対策がしっかり施された物件を選ぶことが大切です。

ステップ4:購入手続き

物件が見つかったら、契約手続きを進めます。弁護士や司法書士に相談し、契約内容をよく確認しましょう。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、築35年の社宅で、湿気対策がされていない状態は、深刻な問題です。コンクリート内部に湿気が入り込んでいる可能性が高く、表面的なカビ取りだけでは根本的な解決にはなりません。適切な換気システムの導入や、断熱・防水工事などのリフォームが必要となるでしょう。しかし、会社が修繕をしない方針である以上、改善の見込みは低いと言えます。

まとめ:お子さんの健康を最優先

家賃が安いとはいえ、お子さんの健康を第一に考えるべきです。カビの発生は、健康に深刻な影響を与える可能性があり、それをリスクとして受け入れるのは難しい判断と言えます。

経済的な負担は大きいかもしれませんが、健康で快適な住環境を確保することは、長期的な視点で見れば、大きな投資となります。 まずは、賃貸物件を探し、引っ越しを検討し、並行してマイホーム購入に向けて着実に貯蓄を進めていくことをお勧めします。

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