カビだらけの壁を救え!DIYで黒カビ除去&予防徹底ガイド

部屋の壁についたカビを除去する方法を知りたいです。アパートの部屋の壁紙と壁にカビがついてしまいました(壁一面)。素人でも、なるべくキレイに除去出来る方法を知りたいです。お願いします。[カビの種類は、黒いカビです。]

カビ発生の原因究明から始めよう

壁一面に広がる黒いカビ…ショックですよね。まずは、なぜカビが発生したのか原因を究明することが、再発防止、そして綺麗で健康的な空間を取り戻すための第一歩です。黒いカビは特に毒性を持つ可能性があり、放置すると健康被害にも繋がるため、早急な対処が必要です。

カビが発生する主な原因は以下の通りです。

  • 結露:室内の湿度が高く、壁面で結露が発生している場合。特に冬場や梅雨時期に多く見られます。
  • 換気不足:部屋の空気がこもっていて、湿気が逃げにくい状態。
  • 水漏れ:水道管の破裂や雨漏りなどによる水浸し。
  • 清掃不足:壁の汚れやホコリがカビの栄養源となりやすい。

原因を特定することで、適切な対策を講じることができ、再発防止にも繋がります。例えば、結露が原因であれば、換気を改善したり、除湿機を使用したりする必要があります。水漏れが原因であれば、まずはその原因を特定し、修理することが重要です。

DIYで黒カビを除去するステップ

カビの種類が「黒いカビ」とのことですので、強力な殺菌作用を持つ漂白剤を使用することをお勧めします。ただし、漂白剤は素材によっては変色させる可能性があるため、必ず目立たない場所で試してから作業を始めましょう。

1. 準備

  • ゴム手袋:漂白剤を使用するため、必ずゴム手袋を着用しましょう。肌への刺激を防ぎます。
  • マスク:漂白剤の蒸気を吸い込まないように、マスクを着用しましょう。呼吸器への負担を軽減します。
  • 保護メガネ:漂白剤が目に入らないように、保護メガネを着用しましょう。
  • ヘラ:カビの付着が激しい場合は、ヘラを使ってカビを剥がす必要があります。プラスチック製がおすすめです。
  • スプレーボトル:漂白剤を薄めて使うために必要です。
  • バケツ:漂白剤を薄めるための容器。
  • マイクロファイバークロス:カビを拭き取るためのクロス。使い捨てのクロスがおすすめです。
  • 換気扇:作業中は換気を十分に行いましょう。
  • 漂白剤:カビ取りに効果的な塩素系漂白剤を使用しましょう。必ず換気を十分に行ってください。
  • ぬるま湯:漂白剤を薄めるために使用します。

2. カビの除去

  1. 漂白剤の希釈:バケツにぬるま湯を入れ、漂白剤を説明書に従って希釈します。一般的には、漂白剤と水の比率を1:5程度にします。必ず換気を十分に行ってください。
  2. カビの除去:希釈した漂白剤をスプレーボトルに入れ、カビの部分に吹きかけます。ヘラでこすり落とす場合、壁紙を傷つけないように注意してください。 数分間置いてから、マイクロファイバークロスで丁寧に拭き取ります。頑固なカビは、数回繰り返す必要があるかもしれません。
  3. 乾燥:拭き取った後は、十分に乾燥させます。扇風機などで風を当てると乾燥が早まります。

3. 仕上げ

カビを除去した後、壁が完全に乾燥したら、防カビ剤を塗布することで再発防止に繋がります。ホームセンターなどで手軽に購入できます。

専門業者への依頼も検討しよう

DIYで対応できないほど広範囲にカビが発生している場合、または、原因が水漏れなど複雑な場合、専門業者への依頼を検討しましょう。専門業者は適切な薬剤を使用し、安全かつ確実にカビを除去してくれます。費用はかかりますが、健康面や安心感を考慮すると、専門業者に依頼するのも一つの選択肢です。

カビの再発を防ぐための予防策

カビの除去後、再発を防ぐための予防策を講じることも重要です。

  • 換気:こまめな換気を心がけ、室内の湿度を下げましょう。特に、浴室やキッチンなどの湿気が発生しやすい場所では、換気を徹底してください。
  • 除湿:梅雨時期や冬場など、湿度が高い時期は、除湿機を使用するのも効果的です。除湿機を使うことで、結露の発生を抑えることができます。
  • 清掃:定期的に壁や床を清掃し、汚れやホコリを取り除きましょう。カビの栄養源となる汚れをなくすことで、カビの発生を防ぐことができます。
  • 防カビ剤の塗布:壁や天井に防カビ剤を塗布することで、カビの発生を抑えることができます。ホームセンターなどで手軽に購入できます。
  • 原因究明:カビが発生した原因を特定し、根本的な対策を講じることも重要です。水漏れや結露などが原因であれば、修理や改善が必要です。

まとめ

壁のカビ除去は、適切な手順と予防策によって、DIYでも十分可能です。しかし、広範囲にカビが発生している場合や、原因が特定できない場合は、専門業者への依頼も検討しましょう。健康的な住環境を保つためにも、カビ対策は非常に重要です。

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