オール電化住宅の電気使用量と室温に関するQ&A

オール電化の使用量を教えて下さい。うちは関西ですが、最近の気温、室温は同じ位で湿度も同じ位か若干低い位です。去年は、猛暑で毎日6～10時間はエアコン使用で電気代6800円でした。エアコンが部屋にあってない大きさでかなり電気代は高いと思います。今年は、連日涼しくて去年に比べてエアコン稼動率は5％も使ってないです。30度なら扇風機の中で大丈夫ですが、31度後半になると我慢の限界になる感じです。7月の使用量を教えて下さい。デイタイム、ホームタイム、ナイトタイムで細かく教えて頂けると嬉しいですが、面倒であれば合計でも大丈夫です。6000円台という時期の使用量も教えて下さい。電力会社が違い、金額にも差があるので料金では参考になるとは言えないですが、使用量ならと思いました。冬の室温もだいたいどれくらいか教えて下さい。補足ホームＴの時は、何時から使用なんでしょうか？春秋で平均的な使用量の月と冬の最高使用量もデータがあるなら簡単でいいので教えて下さい。何年前に建てた家でしょうか？マンション時、平均16度でほぼ暖房なしでも大丈夫だったので室温の低さにビックリしました。うちは専業主婦ですが、都市ガスからオール電化に変わって金額が上がるかと思いましたが、次の検針時に3週間で200kwh位なので5000円台に収まるか期待してます。

Contents

1 オール電化住宅の電気使用量：具体的なデータと節約のコツ
2 オール電化住宅の電気代節約のための具体的なアドバイス
- 2.1 専門家の視点：建築士からのアドバイス
3 まとめ

オール電化住宅の電気使用量：具体的なデータと節約のコツ

ご質問ありがとうございます。オール電化住宅の電気使用量は、住まいの断熱性能、エアコンの機種、家族構成、生活習慣、そして気候など、多くの要素に影響されます。そのため、具体的な数値を提示することは難しいですが、ご質問内容に基づき、いくつかのポイントを解説します。

7月の電気使用量と料金

まず、7月の電気使用量ですが、ご自宅のエアコンが部屋の広さに合っていないとのことですので、これが電気代高騰の大きな要因と考えられます。去年は猛暑で毎日6～10時間エアコンを使用し、6800円の電気代だったとのことですが、これは決して低い数値とは言えません。エアコンの能力と部屋の広さが合っていないと、長時間稼働しても十分に冷えず、結果的に電気代が高くなってしまうのです。

今年の7月は涼しかったため、エアコン稼働率が低く、5000円台に収まる可能性が高いと期待されているとのこと。これは、エアコンの使用時間削減が電気代節約に大きく貢献していることを示しています。

具体的なkWh数は、電力会社やプランによって異なりますが、仮に3週間で200kWh使用した場合、1ヶ月（約4週間）では約280kWh程度になります。これはあくまで推定値であり、実際の使用量はご自身の検針票をご確認ください。

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6000円台の使用量と時期

6000円台の電気代となる使用量は、年間を通して気候が穏やかな春秋の時期に期待できます。具体的なkWh数は、先述の通り様々な要因に依存しますが、およそ200kWh～250kWh程度と推測されます。

冬の室温と使用量

冬の室温については、ご自宅の断熱性能や暖房機器の種類によって大きく異なります。マンション時代は平均16度で暖房なしでも大丈夫だったとのことですが、戸建て住宅では断熱性能が異なるため、室温が低く感じるのは当然です。オール電化住宅では、暖房に電気を使用するため、冬の電気使用量は高くなる傾向があります。ヒートポンプ式エアコンや床暖房などを利用する場合は、特に注意が必要です。冬の最高使用量は、暖房の使用頻度や外気温に大きく左右されますが、場合によっては夏を上回る可能性もあります。

ホームタイムの使用時間

ホームタイムの使用時間帯は、電力会社によって異なりますが、一般的には午後3時～11時頃が多いです。電力会社のホームページや契約内容をご確認ください。

春秋と冬の平均使用量

春秋の平均使用量は、エアコンや暖房の使用頻度が低いので、150kWh～200kWh程度と推測されます。冬の最高使用量は、地域や住宅の断熱性能、暖房の使い方によって大きく変動しますが、300kWh～500kWhを超える可能性も十分にあります。

住宅の築年数と断熱性能

住宅の築年数と断熱性能は、電気使用量に大きく影響します。築年数が古い住宅は、断熱性能が低い場合が多く、冷暖房効率が悪いため、電気使用量が増える傾向があります。

オール電化住宅の電気代節約のための具体的なアドバイス

電気代を節約するには、以下の点に注意しましょう。

適切なエアコンの選定と設置：部屋の広さに合った適切な能力のエアコンを選び、適切な場所に設置しましょう。専門業者に相談することをお勧めします。
エアコンの設定温度の見直し：設定温度を1度上げる（下げる）だけで、消費電力量を約10％削減できます。室温を25度程度に設定し、扇風機と併用するのも効果的です。
こまめな換気：定期的に窓を開けて換気することで、室温を適切に保ち、エアコンの負担を軽減できます。
断熱性の向上：窓に断熱フィルムを貼ったり、カーテンを厚手のものに変えたりすることで、冷暖房効率を上げることができます。
省エネ家電の利用：冷蔵庫や洗濯機などの家電製品は、省エネ性能の高い製品を選びましょう。消費電力量が少ない製品を選ぶことで、電気代を削減できます。
節電意識の徹底：照明をこまめに消したり、コンセントを抜いたりするなど、意識的に節電を行うことで、電気代を節約できます。
電力会社の見直し：電力会社によって料金プランが異なるため、自分に合ったプランを見つけることが重要です。比較サイトなどを活用して、最適なプランを選びましょう。

専門家の視点：建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、ご自宅の断熱性能が電気使用量に大きく影響している可能性が高いです。特に築年数が古い場合は、断熱材の劣化や窓の気密性の低下によって、冷暖房効率が悪くなっている可能性があります。断熱改修工事を行うことで、電気使用量を大幅に削減できる可能性があります。専門業者に相談し、ご自宅の状況に合わせた最適な改修方法を検討することをお勧めします。

まとめ

オール電化住宅の電気使用量は、様々な要因によって変動します。今回ご紹介した節約方法を実践することで、電気代を削減できる可能性があります。ご自身の生活スタイルや住宅状況に合わせて、最適な対策を検討し、快適で経済的な生活を送ってください。