オートロックマンションでの防犯対策:居留守を使った際のトラブルと対策

オートロック付きのマンションに一人暮らしをしています。基本、チャイムが鳴っても出ません。過去に怖い思いをしたのが原因でオートロック付きなので意味がないと思いながらもドアにカメラをつけています。いつもチャイムが鳴ったらとりあえずモニターを見るのですが当然ながらオートロックを解除していませんので誰もいません。ところが昨晩チャイムが鳴り、いつものようにモニターを確認したところ人が立っていました。書類を抱えている感じでしたので何かの営業の人なのだと思います。きっと住民に紛れて入ってきたか他にも入る事ができた理由はあるかもしれません。何度かチャイムを鳴らされましたが居留守を使ってました。しかし私は角部屋なので出窓から電気がついていることを確認されてしまい、居留守を使ってることがバレ、ドアをドンドン!!と叩かれました。恐怖でした…これって、特に問題ないことなのでしょうか。問題があったところで相手の方が誰なのかも何も分からないのでどうしようもないですが、不安と疑問を感じています。法律などに詳しい方、教えていただけると有難いです。

オートロックマンションのセキュリティと居留守の危険性

オートロックマンションは、防犯対策として有効な手段ですが、完璧ではありません。質問者様のように、不審者や営業がオートロックをすり抜けてくるケースや、居留守を使った際に危険な状況に陥る可能性も存在します。 今回のケースでは、角部屋という構造上の弱点と、居留守の使用が重なり、不審者からの執拗な行為に繋がったと考えられます。

オートロックの限界と侵入方法

オートロックは、不特定多数の人の侵入を防ぐための第一段階のセキュリティです。しかし、以下の様な方法で侵入される可能性があります。

  • 住民に紛れて侵入: 後ろについてくる、エレベーターで一緒に入るなど。
  • オートロックシステムの脆弱性: システムの不具合や、古いシステムの場合、不正なアクセスが可能なケースも。
  • 管理人室からの不正な解錠: 悪意のある管理人による解錠。
  • 非常口からの侵入: 非常口の施錠状態が不十分な場合。
  • 窓やベランダからの侵入: 高層階でも、窓やベランダからの侵入は可能です。

居留守の危険性

居留守を使うことは、一見安全なように見えますが、執拗な訪問者や不審者に対してはかえって危険な場合があります。今回のケースのように、居留守がバレてしまうと、相手を刺激し、危険な状況を招く可能性があります。

具体的な対策と安全確保のためのアドバイス

今回の経験を踏まえ、より安全に暮らすための具体的な対策を提案します。

1. セキュリティ強化

  • 防犯カメラの設置: より高性能なカメラ、複数台の設置を検討しましょう。玄関だけでなく、窓際にも設置するのも有効です。録画機能付きで、証拠として残せるものが望ましいです。
  • ドアチェーン・補助錠の設置: オートロックはあくまで第一段階のセキュリティです。ドアチェーンや補助錠を併用することで、物理的な侵入を防ぎます。ピッキング対策の施錠も重要です。
  • 窓の防犯対策: 窓に防犯フィルムを貼ったり、補助錠を取り付けることで、窓からの侵入を防ぎます。特に角部屋の場合は、出窓からの侵入に注意が必要です。
  • 管理会社への連絡: オートロックシステムの点検や、不審者に関する情報提供を管理会社に依頼しましょう。管理会社は、建物のセキュリティ維持に責任を負っています。

2. 訪問者への対応

  • インターホンへの対応: 不明な来訪者には、安易にインターホンに出ない方が安全です。「知らない番号には出ない」を徹底しましょう。もしどうしても対応が必要な場合は、管理会社などに確認してから対応することをお勧めします。
  • 来訪者の確認: インターホン越しでも、来訪者の身分証を確認したり、目的を丁寧に確認しましょう。不審な点があれば、警察に通報することを検討しましょう。
  • 居留守の使用は慎重に: 居留守は、状況に応じて判断しましょう。執拗な訪問者には、かえって危険な場合があります。居留守を使う場合は、不在であることが相手にバレないように注意しましょう。

3. 安心できる生活環境の構築

  • 近隣住民とのコミュニケーション: 近隣住民と良好な関係を築くことで、何かあった際に助けを求めやすくなります。防犯に関する情報交換なども有効です。
  • 緊急連絡先の確保: 警察や家族、友人など、緊急時に連絡できる連絡先を複数確保しておきましょう。緊急時には、躊躇せずに通報しましょう。
  • 防犯ブザーの携帯: 防犯ブザーを携帯することで、危険を感じた際に助けを求めやすくなります。

専門家の意見:セキュリティコンサルタントの視点

セキュリティコンサルタントの視点から見ると、オートロックはあくまで基本的なセキュリティ対策であり、個人の安全確保のためには、更なる対策が必要不可欠です。特に、角部屋のような構造上の弱点がある場合は、窓やベランダからの侵入に備えた対策が重要になります。また、居留守は、状況によっては危険を招く可能性があるため、慎重に判断する必要があります。

まとめ

オートロックマンションに住んでいても、完璧な安全は保証されません。今回の経験を教訓に、セキュリティ対策を強化し、安全な生活を送るための工夫を凝らすことが重要です。 防犯対策は、単なる機器の設置だけでなく、日々の意識と行動が重要です。常に周囲の状況に気を配り、危険を察知する能力を高めることも大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)