オフィスパーテーションの変更方法|高さ1800~1900mmのローパーテーションの解体と部屋の広さ変更

オフィスパーテーション、天井まで届いていないパーテーション、ローパーテーションと呼ぶのでしょうか?そのパーテーションの変更の仕方についてお知恵をお貸し下さい。高さは1800~1900ぐらいでしょうか、ドア付きで、クロス仕上げになっていてメーカーはわかりません。間仕切りのパーテーションを1枚外して部屋の大きさを変更したいのですが、どのようにばらせるのか、床に固定されているのかわかりません。よろしくお願い致します。

ローパーテーションの解体と部屋の広さ変更について

ご質問ありがとうございます。天井に届いていない高さ1800~1900mm程度のパーテーションは、一般的に「ローパーテーション」と呼ばれています。メーカー不明のクロス仕上げのドア付きローパーテーションを解体し、部屋の広さを変更したいとのことですが、具体的な手順と注意点についてご説明します。

1. パーテーションの構造確認

まず、パーテーションの構造を把握することが重要です。 床への固定方法を確認しましょう。

  • 床に直接固定されているか:多くのローパーテーションは、床に直接ネジ止めされているか、専用の金具で固定されています。床を傷つけずに取り外すには、固定方法を正確に把握する必要があります。 ドライバーやペンチ、マイナスドライバーなどで固定部分を確認してみましょう。無理に力ずくで外そうとすると、パーテーションや床を傷める可能性があります。
  • 自立式か:一部のローパーテーションは、床に固定せずに自立するタイプもあります。この場合は、比較的簡単に移動や解体ができる可能性があります。パーテーションの底面を確認し、固定金具がないか確認しましょう。
  • パネルの連結方法:パーテーションは複数のパネルで構成されていることが多いです。パネル同士の連結方法は、ネジ止め、ジョイント金具、フックなど様々です。連結部分を丁寧に確認し、解体方法を検討しましょう。無理に力を加えると、パネルが破損する可能性があります。

2. 解体手順

パーテーションの構造が確認できたら、以下の手順で解体作業を進めましょう。

  • 準備:作業前に、作業場所の周囲を片付け、安全に作業できるスペースを確保しましょう。軍手、ドライバー、ペンチ、ハンマー(必要に応じて)、養生テープなどを準備しておくと便利です。また、作業前に写真撮影を行い、後で組み立てるときの参考にしましょう。
  • 固定部分の取り外し:床に固定されている場合は、適切な工具を使って固定部分を丁寧に外します。ネジを外す際は、電動ドライバーを使うと効率的です。 もし、ネジが固着している場合は、潤滑スプレーなどを活用しましょう。無理に力ずくで外そうとせず、慎重に作業することが大切です。
  • パネルの分離:パネル同士の連結部分を丁寧に外します。連結方法によって工具が必要になる場合があります。 パネルを傷つけないように、慎重に作業しましょう。 もし、パネルが重くて持ち上げにくい場合は、複数人で作業することをお勧めします。
  • ドアの取り外し:ドア付きパーテーションの場合は、ドアの蝶番や取っ手などを外す必要があります。ドアの取り外し方法がわからない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。
  • 廃棄処分:解体したパーテーションは、適切な方法で廃棄処分しましょう。自治体のルールに従って、粗大ごみとして処分するか、リサイクル業者に依頼しましょう。

3. 専門業者への依頼

上記の手順で解体作業が困難な場合、または不安な場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。専門業者は、適切な工具と知識を持っており、安全かつ効率的に解体作業を行うことができます。特に、天井近くまで届くような高さのパーテーションや、複雑な構造のパーテーションの場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

4. 部屋の広さ変更後のレイアウト

パーテーションを解体し、部屋の広さを変更した後、新しいレイアウトを計画しましょう。 広くなった空間をどのように活用するか、家具の配置などを検討し、より快適なオフィス空間を実現しましょう。 例えば、広くなったスペースに新しいワークステーションを設置したり、ミーティングスペースを設けたりするのも良いでしょう。

5. 専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ローパーテーションの変更は、オフィス環境の改善に大きく影響します。単に部屋の広さを変えるだけでなく、動線採光収納なども考慮したレイアウト変更が重要です。 例えば、パーテーションの撤去によって、自然光がより多く入るようになれば、作業効率の向上に繋がるでしょう。 逆に、プライバシーの確保が必要な場合は、新しいパーテーションの設置や、間仕切りカーテンの導入などを検討する必要があります。 専門家に相談することで、より効果的なオフィス空間の設計が可能になります。

まとめ

ローパーテーションの解体と部屋の広さ変更は、慎重な作業が必要です。 ご自身で作業を行う場合は、安全に十分注意し、必要に応じて専門業者に依頼することを検討しましょう。 新しいレイアウトを計画する際には、動線や採光、収納などを考慮し、快適で効率的なオフィス空間を目指しましょう。

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