オスウサギの去勢手術と問題行動への対処法:部屋んぽと幸せな共存を目指して

相談させてください!うさぎの去勢手術 以前こちらで質問させていただき、メスと思っていたうさぎがオスだった者です。 なぜメスうさぎが飼いたかったかというと、メスの方が問題行動が少ないと 本で読んだからでした。 ですがオスとわかったあとも変わらず愛情を注いできました。 今7ヶ月で、凛々しく成長しましたがとってもかわいいです。 さて、私は毎日部屋んぽをさせているのですが、うちの子はとっても アグレッシブ&パワフルで、部屋中を猛ダッシュし、ひねりジャンプも何度もします。 マウンティングは私の足にしたいようで私の周りを ぐるぐる周って「ぷぅぷぅ」と鳴きますが、 「ダメよ!!」と怒ると固まって少し考えてまた私の周りを周ります。 うんちのばら撒きは毎回数個あります。 「ここまでなら問題行動というほどでもないか」と思っていたら、 先日何かがパッと手にかかりました・・・。スプレー行為でした。 スプレーがなかったら去勢手術は考えていなかったのですが、 去勢手術を考えて昨日動物病院で血液検査を受け、 内臓や血液に問題はないとのことで、今日同意書をもらってきました。 去勢手術の必要性と危険性で天秤にかけ(本でもよく勉強し、主治医 とも相談しました)主人ともよく相談して手術をすることに決めたのですが、 いざ同意書をもらったら心配で涙が出てきました・・・。 こんな元気で健康で自由な子に手術をしてもいいのだろうか・・・と・・・。 でも去勢手術をせずこのままスプレーやマウンティングが続いたら、 部屋んぽもさせてあげられなくなります。 サークルなどで狭い範囲を散歩させることも考えましたが、 走り回ることが大好きなうちのうさぎにはかわいそうな来がします・・・。 でもスプレーをしたのはまだ1回だけだし、様子を見て 思春期を過ぎればそのうち行動は落ち着くのか・・・ でも癖になってしまってこれからずっとしてしまったらどうしよう・・・とか・・・ 結局決断するのは飼い主である私なのですが、皆様はオスうさぎの 問題行動にどう向き合って最終的にどのようになったのか、 お聞かせいただけたらありがたいです。よろしくお願いします。 ※それから思春期以降に現れた問題行動がもうひとつ、 『おねしょ』です。寝ながら(丸まりながら)おしっこをして しまうのです。盲腸糞が混ざることもあります。そのため、 巣の中がぐちゃぐちゃになり、臭いです。同じような問題行動が 見られた方はいますか? これもおまけでご回答いただけたらありがたいです。補足皆様ご回答くださりありがとうございます。 とても心強いです。 今日もエサを入れ替える私の手に発情して、「ダメ」と起こったら激しく足ダンされてしまいました・・・ 本当にここ数日でさらに気が荒くなった気がします・・・ 追加で質問なのですが、手術後“おとなしくなる”というのは、もう部屋んぽ中に元気に跳びはねることがなくなってしまうということでしょうか?この子の自由で元気な姿はもう見れなくなってしまうのでしょうか?

オスウサギの行動と去勢手術の必要性

7ヶ月齢のオスウサギさんの活発な行動、そしてスプレー行為へのご心配、よく分かります。 オスウサギは性成熟を迎えると、縄張り主張や繁殖行動としてスプレー(尿を飛ばす)、マウンティング(乗る行動)、足ダン(足を踏みつける)、攻撃性などの行動を示すことが一般的です。これらの行動は、飼い主さんにとってストレスになるだけでなく、場合によっては家具の破損や怪我につながる可能性もあります。

スプレー行為は、特に気になる問題行動ですね。一度スプレーが始まると、癖になりやすく、継続する可能性が高いです。 部屋んぽの制限は、ウサギさんの運動不足やストレスにつながり、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。 既に血液検査で健康状態に問題がないと確認されているとのことですので、去勢手術は、これらの問題行動を抑制し、ウサギさんと飼い主さん双方の生活の質を向上させる有効な手段の一つと言えるでしょう。

去勢手術のメリットとデメリット

メリット:

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  • スプレー行為の減少または消失
  • マウンティング行動の減少
  • 攻撃性の減少
  • 縄張り意識の低下
  • 部屋んぽの継続が可能になる
  • 飼い主さんのストレス軽減

デメリット:

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  • 手術に伴うリスク(麻酔リスク、出血、感染症など)
  • 手術費用
  • 術後の回復期間が必要

ご心配されているように、手術にはリスクが伴います。しかし、信頼できる獣医師と十分に相談し、手術のメリットとデメリットを比較検討することで、最善の選択をすることができます。 血液検査で健康状態が確認されているのは大きな安心材料です。

手術後の変化とウサギさんの生活

手術後、ウサギさんが「おとなしくなる」というのは、活発さが完全に失われるという意味ではありません。 激しい運動やジャンプが全くなくなるわけではなく、性的な行動が抑制されるということです。 つまり、スプレーやマウンティング、過剰な攻撃性が減少し、より穏やかな性格になる傾向があります。 それでも、ウサギ本来の活発さ、遊び心は残りますので、ご安心ください。 むしろ、ストレスが減ることで、よりリラックスした状態になり、穏やかな性格になるケースが多いです。

部屋んぽについても、引き続き安全な環境を確保した上で、自由に走り回らせることができます。 ただし、手術直後は安静が必要となるため、獣医師の指示に従うことが重要です。

手術後の注意点

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  • 術後の安静:獣医師の指示に従い、適切なケージやサークルで安静にさせましょう。
  • エリザベスカラー:傷口を舐めないように、エリザベスカラーを着用させる必要があるかもしれません。
  • 食事と水分:食欲や排泄状況に変化がないか注意深く観察しましょう。
  • 定期的な検診:手術後も定期的に獣医師による検診を受けましょう。

おねしょの問題

寝ながらのおねしょと盲腸糞の混入は、ストレスや膀胱炎などの可能性も考えられます。 去勢手術後、ストレスが軽減されれば改善する可能性もありますが、もし改善が見られない場合は、改めて獣医師に相談し、原因を特定することが重要です。 床材の種類やトイレの位置なども見直してみるのも良いでしょう。

専門家の意見

獣医師やウサギ専門のブリーダーなどに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。 彼らは、ウサギの行動や健康に関する専門的な知識を持っており、個々のウサギに合わせた適切な対応策を提案してくれます。 不安なことがあれば、遠慮なく相談しましょう。

インテリアとウサギの共存

ウサギさんの部屋んぽを安全に行うためには、インテリアにも工夫が必要です。

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  • 家具の配置:ウサギが転倒したり、挟まったりする危険がないように、家具の配置を工夫しましょう。 特に、尖った角や壊れやすい家具は注意が必要です。
  • コード類の保護:電気コードやケーブルは、ウサギが噛み砕いて感電する危険性があります。 コードカバーなどで保護しましょう。
  • 床材:滑りにくい床材を選び、ウサギが走り回っても安全な環境を作りましょう。 また、掃除がしやすい素材を選ぶことも重要です。
  • 隠れ家:ウサギは隠れ家が好きです。 ハウスやトンネルなどを用意して、落ち着ける場所を作ってあげましょう。
  • おもちゃ:ウサギが遊べるおもちゃを用意することで、ストレス軽減に繋がります。 安全な素材のおもちゃを選びましょう。

これらの工夫によって、ウサギさんの安全を確保しながら、部屋んぽを楽しむことができます。 インテリア選びも、ウサギとの共存を考慮した上で行いましょう。

まとめ

オスウサギの去勢手術は、スプレーやマウンティングなどの問題行動を抑制し、ウサギさんと飼い主さんの生活の質を向上させる有効な手段です。 手術にはリスクが伴いますが、信頼できる獣医師と相談し、メリットとデメリットを十分に検討した上で決断することが大切です。 手術後も、ウサギさんの様子を注意深く観察し、必要に応じて獣医師に相談しましょう。 そして、安全な環境を整備し、ウサギさんと楽しく暮らせるように工夫していきましょう。

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