オカメインコ2羽の多頭飼育における問題解決と幸せな共存のためのガイド

オカメインコへの接し方が解りません…。 先住オカメ、ノーマルパールの♂、お迎えして1年(生後1年ちょっとくらい) 一人餌になっているのをお迎え。 ベッタリではありませんが、懐いてくれていた…と思います。 手や肩、頭に乗りますが、触られれるのが嫌いです。 後からオカメ、シナモンパールパイドの多分♀、お迎えして2ヶ月(生後4ヶ月) 挿し餌の途中でお迎え。 頭や頬を撫でても身体を触っても嫌がりません。 この2羽なのですが、先住オカメが放鳥しても自分のゲージの上か、チビオカメのゲージの上を行ったり来たりしています。 ピピピピピ!と短く延々と鳴いています…。 チビちゃんは知らん顔か、シャー!と威嚇しています。 以前は部屋中を飛び回って喋って歌って、私の頭か肩でまったりしていました。 多分、縄張りを主張しているのかな…と思うのですが、ゲージに戻そうとすると、羽根を広げて本気噛みをするようになってしまいました。 1羽飼いの時は、ゲージの上で手を出しても乗ってくれたのですが、今は猛烈に威嚇、本気噛みです。 少し前に体調を崩して投薬していたので手を嫌がるのは解りますが、血が出る程本気で噛まれたりはしませんでした。 2羽を一緒に放鳥した事もあるのですが、先住が私の頭の上に乗って、肩にいるチビちゃんに威嚇していました。 それ以来2羽同時は止めました。 呼び鳴きもしなくなりました。 代わりにチビちゃんが必死に呼んでくれますが… この2羽、どのように接したらいいですか? もちろん先住優先にしていますが、1羽飼いの方がオカメ2羽も私も幸せだったのかな…とすら思ってしまいます(:_;) オカメ飼いの先輩方、特に多頭飼いをされている方、アドバイスをお願いします。 2羽とも大切な家族です。 切にお願い致します。補足先住がチビちゃんに威嚇したり、ゲージ越しに噛み付こうとする事が多々あります。 チビちゃんもシャー!と応戦したり無視したり… 先住が一方的にチビちゃんを嫌っている感じです。 あと、性別は憶測です。 生後4ヶ月になりますが、雄の鳴き始めみたいにモニョモニョ言ったりも無く、静かです。 遺伝的にもシナモンパールは雌が多いと聞きました…。 翼角にもパール模様があるので、雌かなぁ?って感じです。

オカメインコの多頭飼育におけるストレスと解決策

オカメインコを2羽飼育されているとのこと、先住鳥への配慮と、新しいオカメインコとの関係構築に悩まれている様子が伝わってきます。 先住鳥の行動変化(攻撃性、鳴き声の変化、人への警戒心増加)は、新しい仲間の到来によるストレスが原因と考えられます。 これは、縄張り意識の強いオカメインコにとって、新たな個体の出現が大きな環境変化となるためです。

先住鳥のストレス軽減

先住鳥への配慮が最も重要です。 新しいオカメインコを迎える前に、先住鳥のケージの位置や、お気に入りの場所を確保しておくべきでした。 現状では、先住鳥は自分の縄張りを奪われたと感じ、強いストレスを抱えていると考えられます。

  • ケージの位置の見直し: 先住鳥が落ち着ける、見晴らしの良い、かつ新しいオカメインコから離れた場所にケージを設置しましょう。 高い位置に設置することで、安心感を与える効果があります。
  • 隠れ家の設置: ケージ内に、鳥が隠れることのできる隠れ家(小鳥用ハウスなど)を設置しましょう。 これは、ストレスを感じた時に安全な場所を提供し、落ち着ける空間を作ります。
  • 個別の放鳥時間: 一時的に、先住鳥と新しいオカメインコを別々に放鳥する時間を設けましょう。 先住鳥には、以前のように自由に飛び回り、あなたとの時間を十分に与えましょう。 これは、先住鳥の安心感を回復させるために非常に重要です。
  • コミュニケーションの工夫: 先住鳥が好むおやつを与えたり、優しく話しかけたりすることで、信頼関係を再構築しましょう。 無理強いせず、鳥のペースに合わせて接することが大切です。

新しいオカメインコとの関係構築

新しいオカメインコは、まだ幼鳥で、環境に順応しようとしている段階です。 先住鳥の攻撃的な行動に怯えている可能性があります。

  • ゆっくりとした時間: 新しいオカメインコには、十分な時間をかけて環境に慣れさせましょう。 いきなり先住鳥と接触させるのではなく、最初はゲージ越しに少しずつ慣れさせることが重要です。
  • ケージの配置: 新しいオカメインコのケージは、先住鳥のケージからある程度離れた場所に設置し、視界に入らないように工夫しましょう。 お互いの視界に入らないことで、ストレスを軽減できます。
  • 同時放鳥の段階的導入: 同時放鳥は、いきなり行うのではなく、徐々に慣れさせる必要があります。 最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。 常に監視し、トラブルが発生したらすぐに分離しましょう。
  • 安全な空間の確保: 放鳥中は、鳥たちが安全に過ごせるように、十分な広さの空間を確保しましょう。 隠れ家や止まり木を複数設置することで、鳥たちが自由に移動し、ストレスを軽減できます。

専門家の意見:獣医師への相談

鳥の行動に異常を感じた場合は、獣医師への相談が重要です。 特に、攻撃的な行動や、体調不良が疑われる場合は、すぐに受診しましょう。 獣医師は、鳥の健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。 また、鳥の行動学に詳しい専門家もいるので、相談してみることをお勧めします。

具体的な行動計画

1週間ごとの段階的なアプローチで、2羽のオカメインコが共存できる環境を目指しましょう。

**第1週目:分離と安心感の回復**
* 先住鳥と新しいオカメインコを完全に分離し、それぞれに十分な愛情と注意を払います。
* 先住鳥には、お気に入りの場所、おやつ、十分なコミュニケーション時間を与え、安心感を回復させます。

**第2週目:視覚的な慣れ**
* ケージを近づけ、お互いの存在を視覚的に認識させます。
* 攻撃的な行動が見られないか注意深く観察します。

**第3週目:短い時間での同時放鳥**
* 短い時間(15分程度)だけ同時放鳥を試みます。
* 常に監視し、トラブルが発生したらすぐに分離します。
* 安全な隠れ家や止まり木を複数設置します。

**第4週目以降:同時放鳥時間の延長**
* 同時放鳥時間を徐々に延長していきます。
* 状況に応じて、ケージの位置や隠れ家の配置を調整します。
* 攻撃的な行動が継続する場合は、獣医師に相談します。

まとめ

多頭飼育は、鳥同士の相性や、飼い主の適切な対応が非常に重要です。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、鳥たちのペースに合わせて接することで、2羽のオカメインコが幸せに暮らせる環境を築くことができるでしょう。 常に鳥たちの様子を観察し、問題が発生したらすぐに対応することが大切です。 そして、必要であれば獣医師や専門家のアドバイスを求めることも忘れないでください。

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