オカメインコの鳴き声対策とマンションでの多頭飼育:隣人トラブルからの脱却

オカメインコの呼び鳴きについて(長文すみません) ♂1歳のオカメ1羽、あとは♂♀合わせて7羽のセキセイがいます。 マンション住まいなんですが、最近まではリビングに置いてあり、ほぼ毎日放鳥していましたが、隣の部屋の方から呼び鳴きが気になって…と苦情がきてしまい、部屋を移したり、色々対策したのですが、それでも鳥嫌いの隣人の方はストレスだったらしく、管理会社や管理組合の方を通して注意されました。 今は風呂場に鳥全部のカゴを置き、注意はされなくなりました。 風呂場では結構長い間放鳥するようになり、ストレスは無いと思うのですが、なるべくならみんなの居る部屋に置きたいです。 オカメはセキセイとも仲良くしています。 オカメの♂の呼び鳴きはある程度歳がいくと無くなるものでしょうか? 隣の方は神経質らしく、うち以外の部屋の物音や、1階庭で遊んでいる子供の声、向かいの戸建ての物音にもすぐに反応し、ベランダから覗いています。ゴールデンタイムに寝ていて深夜働いているみたいなので、すっごく気を使います。 オカメの呼び鳴きが無ければ、他は迷惑をかけている事は無いので、呼び鳴きが無くなれば平和に暮らせると思うのですが…補足残念ながら分譲です…私達家族は建ってすぐに入居。六年目になりますが、隣の方は空いた部屋を最近になって買ったみたいです。そんな神経質ならマンションなんか買わなきゃいいのに、と正直思っています。

オカメインコの鳴き声と年齢の関係性

まず、ご心配されているオカメインコの鳴き声についてですが、年齢を重ねるにつれて鳴き声が小さくなったり、頻度が減ったりすることは、必ずしもありません。個体差が大きく、性格や環境、健康状態にも影響されます。1歳のオカメインコはまだ幼鳥の時期であり、活発に鳴き声を出すのは自然な行動です。鳴き声がなくなることを期待するよりも、鳴き声を軽減するための対策を講じる方が現実的です。

マンションでの多頭飼育と騒音問題:具体的な対策

隣人トラブルを解消し、オカメインコとセキセイインコたちをリビングで飼育するためには、以下の対策を段階的に実施することをお勧めします。

1. 鳴き声の原因究明と環境改善

  • 鳴き声のピーク時間帯の特定: いつ、どんな状況で鳴き声が大きくなるのかを記録しましょう。時間帯、状況(放鳥中かケージ内か、他の鳥の反応など)を詳細にメモすることで、対策を立てる上で重要な情報となります。
  • 環境エンリッチメント: 鳥かごの中に、おもちゃや止まり木、ブランコなどを豊富に設置し、鳥たちが飽きないように工夫しましょう。退屈な時間が減れば、鳴き声も軽減される可能性があります。
  • ケージの位置と配置: ケージを壁から離し、吸音材などを設置して、鳴き声が伝わりにくくする工夫をしましょう。厚手のカーテンや、防音マットなども効果的です。
  • 適切な休息時間: 鳥たちも十分な睡眠が必要です。夜間は静かな環境を確保し、ケージを暗くして休ませるようにしましょう。

2. 音量軽減のためのアイテム活用

  • 防音シート・防音カーテン: 窓や壁に防音シートや防音カーテンを取り付けることで、音漏れを軽減できます。効果を高めるためには、遮音性能の高い製品を選びましょう。
  • 吸音材: ケージの周囲に吸音材を設置することで、鳴き声が部屋に響きにくくなります。市販の吸音材や、自作の吸音パネルなども有効です。
  • ホワイトノイズ発生器: ホワイトノイズ発生器を使用することで、鳥の鳴き声をマスキングすることができます。ただし、鳥がストレスを感じない音量に調整することが重要です。

3. 隣人とのコミュニケーション

  • 直接の謝罪と説明: 隣人の方へ、騒音問題について直接謝罪し、状況を説明しましょう。具体的な対策を説明することで、理解を得やすくなります。菓子折りなどを持参すると、より好印象を与えられます。
  • 定期的な状況報告: 対策を実施した後は、定期的に隣人の方に状況を報告し、改善状況を伝えることで、信頼関係を築くことができます。
  • 管理会社への相談: 管理会社に状況を伝え、専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。管理会社は、隣人との仲介役にもなってくれます。

4. 専門家への相談

どうしても改善が見られない場合は、動物病院や鳥類の専門家、またはペット相談窓口に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対策を見つけることができるでしょう。

隣人との関係改善:長期的な視点

隣人の方の神経質な性格は、残念ながら変えることはできません。しかし、あなたができることは、騒音問題への誠実な対応と、良好なコミュニケーションを図ることです。長期的な視点で、隣人との関係を良好に保つ努力を続けることが、平和な生活を送るための鍵となります。

事例:マンションでの鳥飼育成功例

知人のAさんは、マンションで複数のインコを飼育しており、隣人トラブルを経験したことがあります。しかし、彼女は、防音対策を徹底し、定期的に隣人へ状況を報告することで、良好な関係を築き、現在も問題なく飼育を続けています。彼女の成功事例は、適切な対策とコミュニケーションがいかに重要であるかを示しています。

まとめ

オカメインコの鳴き声対策は、環境改善、防音対策、そして隣人とのコミュニケーションの3本柱で取り組むことが重要です。年齢を重ねても鳴き声が必ずしも小さくなるとは限らないため、諦めずに、段階的に対策を進めていきましょう。隣人との関係改善も長期的な視点で取り組むことで、あなたと愛鳥たち、そして隣人にとって、より平和なマンションライフを実現できるはずです。

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