オカメインコの挿し餌拒否と体重減少への対処法

3月2日にお迎えした生後約二ヶ月程度のオカメインコが挿し餌を食べてくれません。まだ一人で餌を食べる練習もしていないそうでお店では一日三回挿し餌を与えているそうでお店が与えていた分量、温度で与えているのですがお家にお迎えしてからはつつく程度しか食べていません。お部屋の温度と環境もお店となるべく近くなるようにしています。元々体が大きい子でお店で当日測った時には105gほどありましたが、お家にお迎えして、挿し餌も受け付けなくってからは100gほどに減ってしまい心配で仕方ありません。挿し餌を必要とする鳥を育てるのは今回が初めての経験で、勉強不足で無責任と思われるかもしれないですが、知恵をお貸しください。もう結構飛べ始めてきたため、飛ぶのが楽しくて仕方がないらしく、しょっちゅう飛ぶ仕草を見せます。今のところ元気がないなどの様子はみられません。お家の中には一人で餌を食べる練習のために餌をまいていますが今のところ食べている様子はみられません。糞はしっかりとしていますが、やはり体重が落ちてきてしまっています。考えられる原因があったら教えていただけたら幸いです。また、改善すべき点やこれはした方がいいと思うことなども教えていただきたいです。

オカメインコが挿し餌を食べない原因と対処法

生後2ヶ月程度のオカメインコが挿し餌を食べなくなり、体重が減少しているとのこと、ご心配ですね。初めての経験で不安な気持ちもよく分かります。まずは落ち着いて、原因を特定し、一つずつ対処していきましょう。

考えられる原因

オカメインコが挿し餌を食べなくなる原因はいくつか考えられます。

  • 環境の変化へのストレス:新しい環境へのストレスは、食欲不振の大きな原因です。お店と自宅の環境を同じように整えていても、鳥は繊細な生き物なので、匂いや音、光の加減など、微妙な違いにストレスを感じている可能性があります。
  • 挿し餌の温度・量・タイミング:お店で与えていた量、温度、タイミングを完全に再現できていますか?わずかな違いでも、鳥は拒否反応を示すことがあります。温度は38~40℃が理想的です。また、少量ずつ、こまめに与える方が良い場合もあります。
  • 挿し餌の種類や味:お店で使っていた挿し餌と、ご自宅で使っている挿し餌は同じですか?種類や味の違いも、拒否反応につながる可能性があります。同じメーカー、同じ商品を使用することをおすすめします。
  • 病気:食欲不振は病気のサインである可能性もあります。下痢や呼吸が荒い、羽毛がぼさぼさしているなどの症状がないか、注意深く観察しましょう。異変を感じたら、すぐに獣医に診てもらうことが大切です。
  • 個体差:鳥にも個性があります。単に、挿し餌よりも他の餌に興味を持っている、という可能性も否定できません。

改善策と具体的なアドバイス

  • 環境の再確認と調整:まずは、お部屋の温度、湿度、明るさ、騒音レベルなどを改めて確認し、お店とできるだけ同じ環境になるよう調整しましょう。ケージの位置も重要です。人の出入りが多い場所や、直射日光が当たる場所、エアコンの風が直接当たる場所などは避けましょう。ケージの中に隠れ家となる場所を用意してあげると安心するかもしれません。
  • 挿し餌の温度と量の調整:挿し餌の温度は必ず体温計で確認しましょう。38~40℃を目安に、少しづつ温度を調整しながら与えてみてください。また、一度にたくさんの量を与えるのではなく、少量ずつ、こまめに与えるようにしましょう。鳥の様子を見ながら、適切な量を調整することが大切です。
  • 挿し餌の種類の変更:もし、挿し餌の種類が違うのであれば、お店で使っていたものと同じものを購入してみましょう。それでも食べない場合は、獣医に相談して、鳥に合った挿し餌をアドバイスしてもらうのも良いでしょう。
  • ストレス軽減:鳥が落ち着ける環境を作るために、ケージカバーを使用したり、静かな場所にケージを移動したりするのも効果的です。鳥に話しかけたり、優しく撫でたりすることで、安心感を与えましょう。ただし、無理強いは禁物です。
  • 獣医への相談:体重減少が続く場合は、すぐに獣医に相談しましょう。病気の可能性も考慮し、適切な治療を受けさせることが大切です。糞の状態なども詳しく説明しましょう。
  • 一人餌への移行:挿し餌を食べる量が減ってきたら、少しずつ一人餌への移行を始めましょう。最初は、挿し餌と一人餌を混ぜて与え、徐々に一人餌の割合を増やしていきます。ペレットや粟穂などを用意し、鳥が興味を示すように工夫してみましょう。食べやすいように、細かく砕いて与えるのも良いでしょう。

専門家の視点

鳥類専門の獣医によると、「体重減少は深刻な問題です。早期発見と適切な治療が重要です。挿し餌を食べない原因を特定するために、獣医による診察が不可欠です。レントゲン検査や血液検査などが必要になる場合もあります。」とのことです。

まとめ

オカメインコの挿し餌拒否と体重減少は、早急な対応が必要です。環境、挿し餌、病気など、様々な可能性を考慮し、一つずつ確認していくことが大切です。改善が見られない場合は、すぐに獣医に相談しましょう。鳥の健康状態を常に観察し、愛情を持って接することで、元気なオカメインコを育てることができるはずです。

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