オカメインコの同居について:多頭飼いの注意点とインテリアへの影響

オカメインコ飼い方についてです。自室にオカメインコが2羽います。先住はオス、後から来たのがメスでした。オスはメスの事が好きみたいなのですが、メスはオスの事を快く思ってはいません。この2羽を同じゲージで飼う事は出来ますか?発情期になったらペアになったりするんでしょうか?因みにゲージは大きいです。雛が欲しいのではないので、増える困ります…。今は別々のゲージですが、私の部屋が狭いので同居させる事が出来るのなら、纏められるのなら纏めたいです。(オカメを物の様に書いてすみません)雛はいらないけどオスとメスを同じゲージで飼っている方、みえますか?

オカメインコの多頭飼育:オスとメスの同居は可能?

オカメインコを2羽飼育されているとのこと、オスとメスの相性に悩まれているんですね。結論から言うと、雛が不要であれば、オスとメスの同居は必ずしも適切とは言えません。ゲージが大きくても、メスの拒否反応が強い場合、同居はストレスとなり、逆に健康状態を悪化させる可能性があります。

メスの拒否反応の原因と対策

メスの拒否反応は、縄張り意識やストレスが主な原因です。後から来たメスは、先住のオスの縄張りに侵入されたと感じ、警戒している可能性が高いです。また、性格や過去の経験も影響します。

具体的な対策としては、以下の3点を試してみてください。

  • 十分な距離を保つ:最初は、ゲージを近くに置き、お互いの存在に慣れさせます。数日間様子を見て、徐々に距離を縮めていきましょう。いきなり同居させると、メスが強いストレスを感じてしまう可能性があります。
  • 隠れ家を増やす:ゲージ内に、十分な隠れ家となる場所(小鳥用のハウスなど)を用意しましょう。メスが落ち着いて過ごせるスペースを確保することで、ストレスを軽減できます。隠れ家があることで、オスからのアプローチを避けやすくなります。
  • 環境エンリッチメント:おもちゃや止まり木を増やすことで、鳥たちの行動を豊かにし、ストレスを軽減する効果があります。様々な素材や形状のおもちゃを用意することで、興味関心を引きつけ、オスとメスの接触機会を減らすこともできます。

発情期と繁殖

オカメインコの発情期は、春から秋にかけて起こりやすく、この時期はオスの求愛行動が活発になります。メスがオスの求愛を拒否しているにも関わらず、同居させると、メスは強いストレスを受け、健康を害する可能性があります。無理強いせず、別々のゲージで飼育することをお勧めします。

インテリアへの影響と改善策

2羽のゲージを別々に設置すると、どうしても部屋が狭く感じてしまいますよね。そこで、インテリアの工夫で空間を広く見せる方法を考えてみましょう。

空間を広く見せるインテリア術

  • 鏡面素材の活用:鏡や光沢のある家具は、光を反射して空間を広く見せる効果があります。ただし、オカメインコが鏡に映る自分の姿に反応してストレスを感じることがあるので、設置場所には注意が必要です。鳥かごから離れた場所に設置するのがおすすめです。
  • 明るい色の壁や家具:明るい色、特に白や淡いパステルカラーは、空間を広く見せる効果があります。オカメインコの色合いに合う、淡い緑色やベージュなどの壁の色を選ぶのも良いでしょう。
  • コンパクトな家具:大きすぎない、省スペース型の家具を選ぶことで、部屋にゆとりを持たせることができます。多機能な家具も有効です。
  • 収納の工夫:収納スペースを有効活用することで、部屋をスッキリとさせることができます。鳥かご周辺の散らかりやすい小物を収納することで、空間を広く見せる効果があります。
  • 垂直空間の活用:棚や壁掛け収納などを活用することで、床面積を広く使うことができます。鳥かごを棚の上に置くことで、床面積を確保できます。

鳥かごの配置とインテリアコーディネート

鳥かごは、鳥にとって安全で快適な場所を選びましょう。直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所、また、人の出入りが激しい場所を避けましょう。インテリアと調和するように、鳥かごカバーなどを活用するのも良いでしょう。

専門家への相談

どうしても同居が難しい場合は、動物病院や専門のブリーダーに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、鳥たちの健康と幸せを確保することができます。

まとめ

オカメインコの多頭飼育は、必ずしも簡単ではありません。メスの拒否反応が強い場合は、無理に同居させるのではなく、別々のゲージで飼育し、インテリアの工夫で空間を広く見せることを検討しましょう。鳥たちの健康と幸せを第一に考え、適切な飼育環境を整えてあげることが大切です。

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