オカメインコのフン問題と快適な共存生活:インテリアと飼育環境の改善

今年春から手乗りのオカメインコを飼育中です。そろそろ一歳になります。糞の仕付けに悩んでます。幼鳥の頃~良い感じになりかけていたのに~ついついネットやテレビに集中していると、私の手の甲や、家族の膝の上のいつも同じ場所で、意識的にきばり糞を。。肩の上でも。。どしたら良いのか途方に暮れてます。放鳥時間が長すぎるのでしょうか?晴れた日には陽の当たる部屋でずっと出しっぱなしが多いです。朝ついついゲージから出すのが遅れると、声の様子が刻々と変化~甲高い呼び鳴き声からヒヨヒヨと嘆きの悲しげ泣きまで~最後は拗ねて~出るもんか!の~ゲージ反対側張り付き意志表示。入り口開けたまま部屋を出るふりで、ピィィーと鳴きながら飛び出してきて一直線に肩の上なのですが、☆⌒◇⌒☆

オカメインコのフン問題:原因と解決策

オカメインコの一歳は、幼鳥期から成鳥期への移行期であり、行動の変化や自立心が強まる時期です。そのため、以前はうまくいっていたフン対策が通用しなくなることは珍しくありません。 飼い主さんの目の前でフンをする行為は、注意を引こうとする行動や、ストレスの表れである可能性が高いです。

1. 放鳥時間の見直しと適切な環境づくり

「晴れた日には陽の当たる部屋でずっと出しっぱなし」という状況は、放鳥時間が長すぎる可能性があります。オカメインコは好奇心旺盛で、遊び疲れるまで動き回ります。しかし、遊び疲れても、トイレの場所を認識していない、あるいはトイレとして認識できる場所がないと、飼い主さんの上でフンをしてしまうのです。

  • 放鳥時間を短く区切る:最初は1~2時間程度に区切り、徐々に時間を延ばしていく方法を試しましょう。休憩時間にはゲージに戻し、落ち着ける時間を与えることが重要です。
  • トイレトレーニングの徹底:特定の場所をトイレとして認識させるトレーニングが必要です。専用のトイレトレーを使用し、フンをした際に褒めて強化します。お気に入りの場所や、よく遊ぶ場所の近くにトイレを設置すると効果的です。トイレトレーには、紙製の床材や、砂、ペットシーツなど、オカメインコが快適に感じる素材を使用しましょう。
  • 安全で快適な空間の確保:オカメインコが自由に動き回れる広さがあるか確認しましょう。家具の配置や、危険なものを片付けるなど、安全な環境を整えることで、ストレスを軽減できます。また、止まり木や遊べるおもちゃを複数設置し、飽きさせないように工夫しましょう。
  • インテリアとの調和:オカメインコのケージやトイレトレーは、インテリアの一部として考えてみましょう。部屋の雰囲気に合うデザインを選ぶことで、飼い主さんもストレスを感じにくくなります。例えば、緑色の壁や植物を配置した部屋では、自然な素材のケージや、木のトレーが調和します。

2. ストレス軽減とコミュニケーション

朝、ゲージから出すのが遅れると、オカメインコがストレスを感じているのは明らかです。これは、飼い主さんとのコミュニケーション不足や、十分な愛情を感じられていない可能性を示唆しています。

  • 朝のルーティンを確立:毎朝、決まった時間にゲージから出してあげましょう。これにより、オカメインコは安心感を覚えます。朝の挨拶や、簡単なコミュニケーションを心がけましょう。
  • 十分なコミュニケーション:放鳥時間中は、積極的にコミュニケーションを取りましょう。話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、絆を深めることができます。手乗りオカメインコは、飼い主さんとのコミュニケーションをとても重要視します。
  • 注意の分散:テレビやネットに集中する時間を減らし、オカメインコに意識を向ける時間を増やしましょう。一緒に過ごす時間を大切にすることで、注意を引くためのフン行為が減る可能性があります。
  • 専門家への相談:改善が見られない場合は、獣医さんや、鳥類に詳しい専門家への相談を検討しましょう。病気や、他に隠れた原因がある可能性も考えられます。

3. ケージの配置とインテリアの工夫

ケージの位置も重要です。人の通り道や、騒がしい場所、直射日光が当たる場所などは避けましょう。落ち着いて過ごせる場所を選んであげることが大切です。

  • ケージの位置:静かで落ち着ける場所にケージを設置しましょう。人の往来が少ない場所が理想的です。また、直射日光が当たらないように注意しましょう。
  • インテリアとの調和:ケージは、インテリアの一部として考えてみましょう。部屋の雰囲気に合う色やデザインのケージを選ぶことで、部屋全体の見栄えも良くなります。例えば、緑色の壁の部屋には、木製のケージが自然な雰囲気を演出します。
  • 視覚的な刺激:オカメインコは視覚的な刺激に敏感です。ケージの近くに、色鮮やかなおもちゃや、自然な素材の止まり木などを設置することで、ストレスを軽減することができます。ただし、刺激が強すぎると逆効果になる場合もあるので、注意が必要です。

インテリアとオカメインコ飼育の両立

オカメインコと快適に暮らすためには、インテリアと飼育環境の両立が重要です。 緑色の壁や植物、自然素材の家具などを活用することで、リラックスできる空間を作り、オカメインコにも優しい環境を作ることができます。

インテリア選びのポイント

  • 自然素材:木や竹、麻などの自然素材は、オカメインコにとっても安全で安心できる素材です。また、部屋にも温かみを与えてくれます。
  • 色使い:落ち着いた色調のインテリアは、オカメインコにも飼い主さんにもリラックス効果をもたらします。緑色やベージュ、ブラウンなどは、自然な雰囲気でおすすめです。
  • 安全性:オカメインコが口にしても安全な素材を選びましょう。有害な化学物質を含まないもの、小さな部品がないものを選びましょう。

まとめ

オカメインコのフン問題は、放鳥時間、ストレス、コミュニケーション、そして適切な環境づくりによって大きく改善できます。 焦らず、根気強く取り組むことが大切です。 インテリアも考慮することで、より快適な共存生活を実現できるでしょう。 専門家のアドバイスも積極的に活用し、愛鳥との幸せな時間を過ごしてください。

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