オカメインコと暮らすお部屋のインテリア:放鳥時のパニックと対策

オカメインコ生後五ヶ月の手乗りのこをもらったのですが、部屋に放鳥したらパニックになるのです。手からものあげたら食べるのですが、放鳥はまだ早いでしょうか?来たのは最近でまだ一週間たってません。

新しい環境への適応と放鳥のタイミング

オカメインコを新しい環境に迎え入れてからまだ一週間しか経っていないとのことですので、まずは鳥さんにとって安全で落ち着ける環境づくりが大切です。パニックになる原因は、新しい環境へのストレス、広すぎる空間への不安などが考えられます。放鳥はまだ時期尚早かもしれません。

オカメインコのストレス軽減:安全な空間の確保

まずは、オカメインコが安全に過ごせるケージの設置場所を見直してみましょう。ケージは、人の出入りが激しい場所や、直射日光が当たる場所、テレビやオーディオなどの音が大きい場所を避け、静かで落ち着ける場所に設置することが重要です。

  • 人の視線: ケージは、オカメインコが落ち着いて過ごせるよう、人の視線から少し離れた場所に設置しましょう。常に観察されていると感じると、ストレスを感じてしまう可能性があります。
  • 高さ: ケージは、オカメインコが上から見下ろせるような高い位置に設置するのも有効です。これにより、周囲の状況を把握しやすくなり、安心感を高めることができます。
  • 隠れ家: ケージの中に、オカメインコが隠れることのできる隠れ家を設置しましょう。木の枝や、市販のシェルターなどがおすすめです。これにより、不安を感じた時にすぐに隠れることができ、安心感を高めることができます。

徐々に広い空間へ慣れさせる

いきなり広い部屋に放鳥するのではなく、徐々に広い空間へ慣れさせることが大切です。最初はケージから出して、ケージの周辺の狭い範囲で自由にさせてみましょう。そして、数日かけて徐々に放鳥できる範囲を広げていくことで、オカメインコは安心感を持ちながら新しい環境に慣れていくことができます。

  • 最初はケージの扉を開けておく: 最初はケージの扉を開けておき、オカメインコが自らケージから出て、周辺を探検できるようにします。無理強いせず、オカメインコのペースに合わせて進めましょう。
  • 安全な場所を作る: ケージの近くなどに、オカメインコが安心して休める止まり木ブランコを設置しましょう。これにより、疲れた時や不安を感じた時にすぐに休むことができ、安心感を高めることができます。
  • 徐々に時間を延ばす: 最初は数分間の放鳥から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。オカメインコの様子を見ながら、無理なく放鳥時間を増やしていくことが重要です。パニックになった場合は、すぐにケージに戻してあげましょう。

インテリアとオカメインコの安全

放鳥する際には、オカメインコにとって危険なものを部屋から片付けることも重要です。

  • 電化製品のコード: コード類は、オカメインコが噛み砕いて感電する危険性があります。コード類は束ねて収納するか、オカメインコが届かない場所に設置しましょう。
  • 毒性のある植物: 観葉植物の中には、オカメインコにとって毒性のあるものがあります。観葉植物を置く場合は、オカメインコが触れないように注意するか、安全な植物を選びましょう。専門家に相談するのも良い方法です。
  • 小さな物: ボタンやビーズなどの小さなものは、オカメインコが誤って食べてしまう危険性があります。床に落ちている小さなものは、必ず片付けましょう。
  • : 窓から飛び出してしまう危険性があります。窓にはカーテンや網戸などを設置して、オカメインコが外に飛び出さないように注意しましょう。

インテリアの色とオカメインコ

オカメインコは、鮮やかな色に敏感に反応することがあります。部屋のインテリアの色使いも、オカメインコのストレスに影響を与える可能性があります。落ち着いた色合いのインテリアを選ぶことで、オカメインコがリラックスできる環境を作ることができます。例えば、緑色ベージュなどの自然の色合いは、オカメインコにとって落ち着く効果があります。

専門家への相談

もし、放鳥時のパニックが改善しない場合は、獣医さん鳥類に詳しい専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、オカメインコにとって最適な環境を整えることができます。

まとめ:安心安全な空間でオカメインコと楽しい時間を

オカメインコが新しい環境に慣れるには、時間と忍耐が必要です。焦らず、オカメインコのペースに合わせて、安全で快適な環境を整えてあげることが大切です。インテリアにも配慮し、落ち着ける空間を作ることで、オカメインコとの楽しい時間をより長く過ごすことができるでしょう。

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