オカメインコとタオルと私:愛鳥の行動から読み解く、初めての同居生活

オカメインコを飼い始めたばかりの初心者です。今日、お風呂に入った後、タオルで頭を拭いていたところ突然オカメが飛んで来てタオルに向かって猛烈に鳴いた後、何故か練習中の音痴なミッキーマウスのマーチを狂ったように歌い続ける(普段よりうまかった・・・)ので仕方なくタオルをのけると今度は部屋中を全力で飛び回った後、私の肩にとまるとハァハァ言っていたのでしばらく待って、ゲージ戻そうと指を出すとまた部屋中を飛び回り、肩にとまってハァハァ…。しばらくこのやりとりが続き、なかなか指にとまってくれませんでした。この一連の行動は、なにを意味しているのでしょうか。

オカメインコの行動の謎:タオル、歌、そしてハァハァ…

オカメインコがタオルに反応し、その後、興奮状態を示す一連の行動は、いくつかの可能性が考えられます。単なる好奇心から、ストレス、あるいは何かしらの恐怖体験によるものまで、様々な要因が絡み合っている可能性があります。 まずは、それぞれの行動を詳しく見ていきましょう。

タオルへの反応:テリトリー意識と好奇心

タオルがオカメインコにとって、刺激的な存在だった可能性があります。 タオルの素材、匂い、あるいはあなたがタオルを扱っていた様子(例えば、大きな動きや音)が、オカメインコの警戒心を引き起こしたのかもしれません。オカメインコは縄張り意識が強く、新しい物や変化に敏感です。タオルが、オカメインコにとって「侵入者」のように見えた可能性も考えられます。 また、単純な好奇心から近づいた可能性も否定できません。新しい匂いや質感に興味を持ったのかもしれません。

ミッキーマウスのマーチ:興奮とストレスの表れ

普段より上手くなったと感じる歌声は、興奮状態にあることを示唆しています。 ストレスを感じている場合、鳥は通常とは異なる行動パターンを示すことがあり、歌声の変化もその一つです。 タオルへの反応がストレスの引き金になった可能性があります。

部屋中を飛び回る行動とハァハァ:興奮と不安

部屋中を飛び回り、肩にとまってハァハァと言う行動は、強い興奮と不安を示しています。 これは、警戒心や恐怖心、あるいは単なる興奮によるものかもしれません。 ゲージに戻そうとした際に、さらに激しく反応したことから、ゲージへの恐怖や不安を抱いている可能性も考えられます。

オカメインコの行動から読み取る、飼い主さんの課題

オカメインコの行動を分析することで、飼い主さんであるあなたが改善できる点がいくつか見えてきます。

1. 環境の変化への配慮:新しいものへの順応

オカメインコは環境の変化に敏感です。新しい鳥かご、おもちゃ、あるいはタオルのような新しい物体が、ストレスの原因になっている可能性があります。 新しい物を導入する際は、徐々に慣れさせることが大切です。例えば、タオルを数日間、鳥かごの近くに置いておき、オカメインコに匂いを嗅がせたり、触れさせたりするなどして、徐々に慣れていくようにします。

2. 適切なコミュニケーション:信頼関係の構築

オカメインコとの信頼関係が不足している可能性もあります。 鳥は、飼い主との信頼関係を築くことで、安心感を覚えます。 毎日、一定の時間をかけて、オカメインコとコミュニケーションを取りましょう。 優しく話しかけたり、頭を撫でたり、おやつを与えたりすることで、信頼関係を築くことができます。 ただし、無理強いは禁物です。オカメインコが嫌がる行動は避け、常にオカメインコの気持ちに配慮することが大切です。

3. ケージの安全性と快適性:安全な空間の確保

鳥かごが安全で快適な空間かどうかを確認しましょう。 ケージの大きさは適切ですか? 十分な休憩場所がありますか? ケージの位置は、騒音や直射日光を避けていますか? これらの要素が、オカメインコのストレスレベルに影響を与える可能性があります。

4. 適切なゲージへの誘導方法:恐怖心を軽減

ゲージに戻そうとした際に、オカメインコが激しく抵抗したことから、ゲージ自体が恐怖の対象になっている可能性があります。 ゲージへの誘導は、優しく、ゆっくりと行うことが大切です。 おやつなどを利用して、ゲージに入ることをポジティブな経験に結び付けるようにしましょう。 無理強いは避け、オカメインコが自らゲージに入るのを待ちましょう。

専門家からのアドバイス:獣医への相談

もし、オカメインコの行動が頻繁に起こったり、異常な行動が見られたりする場合は、獣医に相談することをお勧めします。 獣医は、オカメインコの健康状態をチェックし、行動の背景にある原因を特定するのに役立ちます。 特に、ハァハァという呼吸が頻繁に起こる場合は、健康状態に問題がある可能性があります。

インテリアとオカメインコの共存:安全で快適な空間づくり

オカメインコと安全に暮らすためには、インテリアにも配慮が必要です。

  • 安全な素材:オカメインコが口にしても安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。 毒性のある塗料や、小さな部品は避けましょう。
  • 広々とした空間:オカメインコが自由に飛び回れる広々とした空間を確保しましょう。 家具の配置にも注意し、オカメインコがぶつかったり、挟まったりする危険がないようにしましょう。
  • 落ち着ける場所:オカメインコが落ち着いて休める場所を用意しましょう。 鳥かごの近くに、隠れ家となるような場所を作ると良いでしょう。 自然素材を使ったインテリアは、オカメインコにとっても落ち着く空間になります。
  • 色使い:鮮やかな色や刺激的な柄のインテリアは、オカメインコを興奮させる可能性があります。 落ち着いた色合いのインテリアを選ぶと、オカメインコがリラックスできる空間を作ることができます。緑色などの自然な色は特にオススメです。

例えば、リビングルームに緑色のソファを配置し、周囲にはアイボリーのカーテンやベージュのラグを敷くことで、落ち着いて自然な雰囲気を演出できます。

まとめ:愛鳥との信頼関係を育むことが大切

オカメインコの行動には、様々な原因が考えられます。 まずは、環境を整え、オカメインコとの信頼関係を築くことが大切です。 それでも改善が見られない場合は、獣医に相談しましょう。 オカメインコとの幸せな生活を送るために、飼い主さんの愛情と配慮が不可欠です。

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