オカメインコが一人でいる時によく歌う理由と、飼い主さんができること

オカメって人が居ない時の方がよく歌いますか?2歳のオカメインコちゃんをリビングで飼っています。家族がリビングにいてオカメインコちゃんに私たちの姿が見えている時より、、キッチンで洗い物をしている時や、別の部屋に居る時、、オカメインコちゃんに家族の姿が見えない時の方が覚えたての歌を繰り返して、一人で猛練習しているように・・・かなり歌う頻度が高いように思います。もちろん放鳥している時に、家族の肩で歌うこともあるのですが、、、なんだかオカメインコちゃんが一人で居る時の方が、自由に?練習しているような気がして健気だな~と愛おしくも感じますし、不思議だなと思います。気にせいかもしれませんが(笑)オカメインコちゃんを飼ってらっしゃる方でも同じようなことってありますか?

オカメインコの一人時間と歌の関係性

オカメインコが、飼い主さんがいない時の方がよく歌うというご経験、多くの飼い主さんが共感する現象です。これは、安心感と自己表現が深く関わっています。

安心できる環境での自己表現

オカメインコは、群れで生活する鳥です。飼い主さんは、オカメインコにとっての「群れ」の一部であり、家族の存在は安心感を与えます。しかし、飼い主さんの視線が常に自分に向けられている状態は、必ずしもリラックスできる状況とは限りません

人間が仕事中や家事に集中している時と同じように、オカメインコも一人で過ごす時間の中で、本来の自分を取り戻し、リラックスして自己表現できるのです。歌は、オカメインコにとって、感情表現やコミュニケーションの一つの手段。一人でいる時間、つまり安全で安心できる環境の中で、自由に歌を練習したり、自分の歌声を確かめたりしていると考えられます。

警戒心と歌の関係

逆に、飼い主さんが常に視界にいると、オカメインコは警戒心を持つ場合があります。特に、まだ若い2歳のオカメインコは、環境の変化や人の動きに敏感です。常に観察されている状態では、歌を歌うよりも、周囲の状況を警戒することにエネルギーを費やす可能性があります。

歌の練習と習得

オカメインコは、新しい歌を覚える際に、繰り返し練習する習性があります。一人でいる時間は、周囲の気を遣うことなく、集中して練習できる貴重な時間と言えるでしょう。覚えたての歌を繰り返し歌うことで、歌をよりスムーズに、そして美しく歌えるように練習しているのです。これは、まるで人間がカラオケで練習するようなものかもしれません。

オカメインコが喜んでくれる環境づくり

オカメインコが安心して歌える環境を作るためには、以下の点を意識してみましょう。

安全で快適なケージ環境

  • 適切な広さのケージ:オカメインコが自由に羽ばたける広さが必要です。ケージの大きさは、オカメインコの大きさや種類によって異なりますので、専門家にご相談ください。
  • 快適な温度と湿度:オカメインコは温度変化に敏感です。室温や湿度に注意し、快適な環境を保ちましょう。エアコンや加湿器などを適切に使用しましょう。
  • 隠れ家:ケージの中に、オカメインコが隠れて休める隠れ家を設置しましょう。これにより、オカメインコは安心感を得ることができます。木の枝や、市販の隠れ家などがあります。
  • 清潔な環境:ケージ内は常に清潔に保ちましょう。糞や食べ残しなどをこまめに掃除し、定期的にケージ全体を消毒しましょう。

コミュニケーションと信頼関係

  • コミュニケーション:毎日、オカメインコとコミュニケーションを取りましょう。話しかけたり、優しく撫でたりすることで、オカメインコは安心感を覚えます。ただし、無理強いは禁物です。オカメインコのペースに合わせて接しましょう。
  • 信頼関係:信頼関係を築くためには、時間と忍耐が必要です。焦らず、ゆっくりとオカメインコと仲良くなっていきましょう。毎日同じ時間に餌を与えたり、同じ時間にケージの掃除をしたりすることで、オカメインコは安心感を覚えます。

適切な遊びと刺激

  • おもちゃ:オカメインコが遊べるおもちゃをケージの中にいくつか入れてあげましょう。これにより、オカメインコは退屈せずに過ごすことができます。木のおもちゃや、鈴の付いたおもちゃなどが人気です。
  • 放鳥時間:毎日、一定時間オカメインコを放鳥しましょう。放鳥することで、オカメインコは自由に動き回ることができ、運動不足を防ぐことができます。ただし、安全な場所で行い、目を離さないように注意しましょう。

専門家の意見:獣医師のアドバイス

鳥類に詳しい獣医師によると、「一人でいる時に歌うのは、安心できる環境にいる証拠です。しかし、過度な鳴き声や、いつもと違う鳴き声の場合は、病気やストレスの可能性もあります。気になる場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。」とのことです。

まとめ

オカメインコが一人でいる時に歌うのは、安心感と自己表現の表れです。安全で快適な環境、そして飼い主さんとの信頼関係が、オカメインコが自由に歌える環境を作る上で重要です。日々のコミュニケーションを大切にし、オカメインコの個性や行動をよく観察することで、より深い絆を築いていきましょう。

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