オオクワガタ大脱走を防ぐ!飼育ケース選びと安全対策

オオクワガタ大脱走… やっちまいました(^_^;) BEケースでは脱走されたことないのですが、 今まで100均の蓋が網になっている虫かごを使用して2度ほど♂に脱走されました。 1.今年は去年より大きく羽化したので、満を持して大きい菌糸瓶で飼育開始しました。 これなら逃げない戸ぞ!と安心していましたが、大変! 昨日の夜更けに昆虫部屋から、パッコンパッコンとものすごい音がするので見に行ったら異常なし… ただ、一匹だけが蓋の裏にくっついて時々姿勢というか角度を変えて蓋をグイグイやっていました。 「ばかめ開かないよ」とそのまま寝ましたが、 今朝何気なく幾つかのボトルを見ていたら、寝る前に♂がへばりついていた瓶の蓋が斜めになっていました(*_*) まさかの脱走と思い瓶の中を取り出してみたら♂の姿が消えていました(^_^;) あのパッコンパッコンというすごい音は、多分オスが蓋の隙間に顎をグイグイ押していた音だったんんです。 なんて表現したら良いのか…2回位しか回さない蓋の場合、ネジ山同士がうまくかみ合わないと虫でさえ蓋を押し上げられますか?? 試しに自分でやったらあっけなく開いちゃいました!!! 2.もともとセットになっている本体と蓋があったとして、その本体に使えるばら売りしてる蓋はボトルのネジ山と合わない事があるのですか? 最後まで締める事が出来ず、ちょっと斜めになります… 去年買ったやつはぴったり閉められます… 買う時期によるのか?それともセットとばら売りの蓋のネジ山?は微妙にずれがあるのか? ご存知でしたら教えて下さい!

オオクワガタの脱走原因と対策:ネジ山の重要性とケース選び

オオクワガタの脱走、大変でしたね! 大型の個体になると、意外な力強さで飼育ケースから脱出してしまうことがあります。ご質問の1点目と2点目について、それぞれ詳しく解説していきます。

1.ネジ山が合わないことによる脱走の可能性

2回程度の回転で閉めるタイプの蓋は、ネジ山が完全に噛み合っていないと、オオクワガタの顎の力によって押し上げられてしまう可能性があります。 特に、100均の飼育ケースや、品質の低い容器はネジ山の精度が低く、脱走のリスクが高まります。 ご自身が簡単に蓋を開けられたという体験からも、ネジ山の精度に問題があったことが推測できます。

脱走を防ぐためには、以下の点を注意しましょう。

  • 高品質な飼育ケースを使用する: 信頼できるメーカーの、しっかりとしたネジ山を持つ飼育ケースを選びましょう。 BEケースで脱走がなかったのは、この点に理由があると考えられます。 素材の強度も重要です。
  • ネジ山をしっかり確認する: 蓋を閉める前に、ネジ山がしっかりと噛み合っていることを確認しましょう。 少しでも抵抗を感じたり、斜めになりそうであれば、無理に閉めずに別の蓋を使用するか、ケース自体を交換することを検討しましょう。
  • 蓋の締め付けを強化する: ゴムパッキンなどを追加して、蓋と容器の密着度を高める工夫も有効です。 ホームセンターなどで入手できる材料で簡単にDIYできます。
  • 定期的な点検: 飼育ケースは定期的に点検し、ネジの緩みや破損がないかを確認しましょう。 特に、オオクワガタが蓋に強く当たっていたり、傷がついている場合は、交換を検討してください。
  • 脱走防止対策グッズの活用: 市販の脱走防止グッズ(例えば、蓋に挟むタイプのストッパーなど)を活用するのも有効です。

2.セットとバラ売りの蓋の互換性

飼育ケースの本体と蓋の互換性については、メーカーやロットによってネジ山の規格が微妙に異なる場合があります。 そのため、セットで購入した蓋はピッタリ合うのに、バラ売りで購入した蓋が合わないという現象は起こりえます。 これは、製造過程での僅かな誤差や、材質の経年変化などが原因として考えられます。

バラ売りの蓋を購入する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 同じメーカー、同じシリーズの蓋を購入する: 同じメーカー、同じシリーズの蓋であれば、互換性が高いです。 購入前に、製品情報や商品説明をよく確認しましょう。
  • 事前に確認する: 可能であれば、購入前に販売店に問い合わせて、本体との互換性を確認しましょう。
  • 複数の蓋を購入する: 万が一、蓋が合わない場合に備えて、複数の蓋を購入しておくのも良いでしょう。

専門家の視点:適切な飼育環境の重要性

昆虫飼育に詳しい専門家によると、脱走の原因はケースの不備だけでなく、飼育環境のストレスも関係している可能性があります。 例えば、狭すぎるケースや、不適切な温度・湿度、餌不足などは、オオクワガタの行動を活発化させ、脱走を試みやすくなります。

適切な飼育環境を作るためには、以下の点を意識しましょう。

  • 適切なサイズのケース: オオクワガタのサイズに合わせた適切なサイズのケースを選びましょう。 狭すぎるとストレスを感じ、脱走を試みる可能性があります。
  • 適切な温度・湿度: オオクワガタの種類や生育段階に合わせた適切な温度と湿度を保ちましょう。 温度計と湿度計を設置して、常に監視することが重要です。
  • 十分な餌: 常に新鮮な餌を用意し、餌不足にならないように注意しましょう。
  • 隠れ家: オオクワガタが落ち着いて過ごせる隠れ家を用意しましょう。 これにより、ストレスを軽減することができます。

まとめ:安全な飼育環境でオオクワガタと長く付き合おう

オオクワガタの脱走を防ぐためには、高品質な飼育ケースを選び、ネジ山をしっかり確認し、適切な飼育環境を整えることが重要です。 今回ご紹介した対策を参考に、安全で快適な飼育環境を整備し、オオクワガタと長く付き合っていきましょう。 脱走は悲しい出来事ですが、これを機に、より安全で快適な飼育環境を構築する機会と捉え、より充実した飼育ライフを送ってください。

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