オウム(キバタン)の迎え入れ時期と飼育に関する疑問を解消!

オウムのキバタン購入を考えています。どの時期の子を飼い始めるのがいいのか教えて下さい。今気になっているアオメ×アルーキバタンの子がいます。2011年の5月に生まれた女の子です。一回会いに行ったんですが、スタッフさんが手乗りに育ててくれていて人を怖がらず、初対面の私にも乗ってきてくれて(多少びびりながらも)全身を触らせてくれました。まだ成鳥ではないにしても、もう一人餌で体も大きいです。飼うのならもっと雛のときから餌を与えて育てる方が懐き方や信頼関係は違ってくるのでしょうか?私は今オカメインコと犬を飼っているのですが、オカメは雛から育て、その過程を犬も知っていて、オカメも犬と一緒に育ったので二人はとても仲良しです。やはり飼うのなら雛から飼ったほうがいいのでしょうか?いそがず雛が産まれるのを待った方がいいのでしょうか?また買い始める雛の時期はどの程度がいいのでしょうか?大型インコやオウムを飼った経験もないので、色々教えて下さい。

キバタンの迎え入れ時期:雛から?それともある程度成長してから?

大型インコであるキバタンの飼育を検討されているとのこと、素晴らしいですね! オカメインコと犬の飼育経験がおありとのことですので、鳥類の飼育に不慣れではない点は心強いですが、キバタンはオカメインコとは比べ物にならないほど、飼育の難易度が高く、責任も伴います。 まず、ご質問の「どの時期の子を飼い始めるのがいいのか」という点ですが、結論から言うと、雛から育てるか、ある程度成長した個体を選ぶかは、飼育者の経験や時間、そして個体の性格など、様々な要素を考慮して決めるべきです。

雛から育てるメリットとデメリット

  • メリット:強い絆を築きやすい。幼少期から人間に慣れ親しむため、より深い信頼関係を築きやすいです。個体の性格や癖を把握しやすく、飼育方法を調整しやすいです。
  • デメリット:時間と労力がかかる。雛の世話は、一日中、ほぼ休みなく世話をする必要があります。専門知識が必要で、適切な飼育環境を整え、適切な餌を与え、健康管理をする必要があります。病気への対応も迅速に行う必要があります。また、雛の時期はデリケートで、死亡リスクも高いです。

ある程度成長した個体を選ぶメリットとデメリット

  • メリット:飼育が比較的容易。一人餌になっていれば、雛の世話ほどの手間はかかりません。既に性格が形成されているため、その子の個性に合わせて飼育方法を調整できます。健康状態も比較的把握しやすいです。
  • デメリット:人間への警戒心が強い場合がある。既に形成された性格を変えるのは困難です。信頼関係を築くには、時間と根気が必要です。過去の飼育環境の影響で、問題行動を起こす可能性もあります。

2011年5月生まれのキバタンについて

ご質問にある2011年5月生まれのキバタンは、既に成鳥に近い年齢です。 既に手乗りで人に慣れているとのことですので、初心者の方でも比較的飼育しやすいと言えるでしょう。 しかし、年齢が比較的高い分、新しい環境への適応に時間がかかる可能性もあります。

年齢と懐きやすさの関係

雛から育てた場合と比較して、懐きやすさや信頼関係に差が出るかというご質問ですが、必ずしも雛から育てた方が懐きやすいとは限りません。 適切な飼育方法と愛情を注げば、年齢に関わらず、信頼関係を築くことは可能です。 むしろ、既に人に慣れている個体であれば、初期の段階で信頼関係を築きやすい可能性もあります。

専門家の意見

鳥類専門の獣医やブリーダーに相談することも重要です。 彼らは、個体の健康状態や性格、飼育方法について、的確なアドバイスをしてくれます。 特に大型インコは、専門的な知識と経験が必要なため、専門家の意見を参考にしながら飼育を進めることが大切です。

キバタン飼育の準備と注意点

キバタンは大型インコの中でも特に飼育が難しい部類に入ります。 迎え入れる前に、以下の点を十分に検討しましょう。

飼育環境

* 広々としたケージ:キバタンは活動的な鳥なので、十分な広さのケージが必要です。
* 安全な環境:噛み砕く力が非常に強いため、ケージ内の備品や周辺の家具などを安全に配慮する必要があります。
* 温度管理:寒さや暑さには弱いので、室温を適切に管理する必要があります。
* 清潔さ:ケージ内は常に清潔に保つ必要があります。

食餌

* ペレット:主食として、高品質なペレットを与えましょう。
* 新鮮な野菜や果物:ビタミンやミネラルを補給するために、新鮮な野菜や果物を与える必要があります。
* 適切な量:過剰な給餌は肥満につながるため、適切な量を与えることが大切です。

健康管理

* 定期的な健康診断:鳥類専門の獣医による定期的な健康診断を受けましょう。
* 病気の早期発見:異変に気づいたら、すぐに獣医に相談しましょう。

その他

* 騒音:キバタンは非常に大きな声で鳴くため、近隣住民への配慮が必要です。
* 費用:飼育費用は、餌代、医療費、ケージなどの備品代など、多額になります。

まとめ

キバタンの迎え入れは、大きな責任を伴います。 雛から育てるか、ある程度成長した個体を選ぶかは、あなたの経験や時間、そして個体の性格などを考慮して慎重に決断してください。 どちらの場合も、十分な準備と知識、そして愛情をもって飼育に取り組むことが大切です。 専門家の意見を聞きながら、キバタンとの豊かな生活を築いてください。

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