オイルヒーターのメリット・デメリットと賢い活用法:20畳LDKと吹き抜けのある家への導入

オイルヒーターの長所短所を教えてください。LDKで20畳くらいあり、一部吹き抜けです。今までは10畳程に対応のヒーターとこたつでしたが、義父母がオイルヒーターを2台突然持ってきました。9枚フィンの900Wです。オイルヒーターは病室等でも使われているそうですが即暖性はないと聞いています。太陽光発電なので灯油代がかからないようにとの配慮みたいですが、吹き抜けで天井にプロペラもない部屋では時間が掛かりすぎるのではないかと思っています。雪国なので積雪があるとほとんど発電しませんし、今でも電気代が1万5千くらいかかるので、これをつかうことで跳ね上がるのであれば部屋で使うのはやめようかと思っています。例えば、脱衣所とか物干し部屋とかで使おうかと。そこならば、スペースが狭いのでいいかな?と。(オール電化ではありません。なので、灯油は少なからず必要です)良い案があればお願いします。補足みなさんありがとうございました。使う前に聞いて良かったです。義父母には申し訳ないですが使いません。でも家が近いので良く来ます。電気代かかるから…と断るにしても使って請求書を見せないと説得力ないですよね?と言うのも、太陽光は義父母が付けてくれて、売ってる電気分は使った電気代から差し引いて義父母に払っているので。(結婚当初は同居だったので)

オイルヒーターのメリットとデメリット

義父母からのプレゼント、オイルヒーター。20畳のLDK、しかも吹き抜けという条件では、その使用を検討する前に、メリットとデメリットをしっかり理解することが大切です。

メリット

  • 自然で優しい暖かさ: オイルヒーターは、オイルを温めて放熱する仕組みなので、空気を直接乾燥させません。小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心です。また、輻射熱によって、まるで太陽の光のような暖かさを感じられます。
  • 安全性が高い: 表面温度が比較的低く、火傷の危険性が少ないのも大きなメリットです。小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。また、転倒時自動OFF機能が付いた製品も多いので、より安全に使用できます。
  • ランニングコストを抑えられる可能性: 電気代は使用状況によって大きく変動しますが、適切な温度設定と使用時間管理をすれば、灯油ヒーターと比較してランニングコストを抑えられる可能性があります。特に、太陽光発電システムと併用することで、さらにコスト削減効果が期待できます。
  • メンテナンスが簡単: オイルヒーターは、基本的にメンテナンスが簡単です。オイルの交換などは不要で、定期的に清掃するだけで長く使えます。
  • デザイン性の高さ: 近年では、デザイン性の高いオイルヒーターも数多く販売されています。インテリアに馴染むものを選ぶことで、お部屋の雰囲気を損なうことなく暖房器具として活用できます。

デメリット

  • 即暖性がない: オイルヒーターは、オイルを温める時間が必要なため、すぐに暖かくなるわけではありません。暖まるまでに時間がかかることを理解しておく必要があります。吹き抜けのある20畳のLDKでは、特に暖まるまでに時間がかかる可能性が高いです。
  • サイズが大きい: オイルヒーターは、他の暖房器具と比較してサイズが大きいため、設置場所を選びます。20畳のLDKに2台設置すると、場所を取ってしまう可能性があります。
  • 電気代が高くなる可能性: 使用時間や設定温度によっては、電気代が高くなる可能性があります。特に、20畳の吹き抜けのあるLDKでは、消費電力が大きくなり、電気代が跳ね上がる可能性も考えられます。太陽光発電システムの状況も考慮する必要があります。
  • 移動が不便: オイルヒーターは重量があるため、移動が不便です。場所を変えて使いたい場合は、その点を考慮する必要があります。

20畳LDKと吹き抜けへの導入は現実的か?

900Wのオイルヒーター2台で20畳のLDK、しかも吹き抜けを暖めるのは、現実的には難しいでしょう。特に、雪国で太陽光発電の状況も不安定なことを考えると、電気代が大幅に増加する可能性が高いです。

専門家の意見

建築士やエネルギーコンサルタントに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。彼らは、家の構造や断熱性能、太陽光発電システムの状況などを考慮した上で、最適な暖房方法を提案してくれるでしょう。

より効果的な暖房方法の提案

20畳のLDKと吹き抜けを効率的に暖めるには、オイルヒーターだけでは不十分です。以下のような方法を検討することをお勧めします。

  • メイン暖房としてエアコンを使用する: エアコンは、広い空間を効率的に暖めることができます。特に、最新機種は省エネ性能が高いため、電気代を抑えることができます。ヒートポンプ式エアコンは、外気温が低い雪国でも比較的効率的に暖房できます。
  • スポット暖房としてオイルヒーターを活用する: オイルヒーターは、脱衣所や物干し部屋など、狭い空間を暖めるのに適しています。移動も容易なので、必要な場所に手軽に持ち運べます。
  • 断熱性を高める: 窓やドアの断熱性を高めることで、室内の暖気を逃がすのを防ぎ、暖房効率を向上させることができます。窓に断熱シートを貼ったり、隙間風を防ぐ対策をしたりすることで、効果を実感できます。
  • こたつを併用する: こたつは、局所的に暖をとるのに最適です。リビングの一角にこたつを設置することで、快適に過ごせる空間を作ることができます。

義父母への伝え方

オイルヒーターを断る際には、電気代の増加を具体的に示すことが重要です。過去の電気料金明細書と、オイルヒーターを使用した際の電気料金試算を提示することで、説得力が増します。

「せっかくのプレゼント、本当に感謝しています。でも、今の家の状況だと、電気代がかなり上がってしまうことが分かってしまって…。太陽光発電は助かっていますが、雪が積もると発電量が減るし、現状でも電気代が1万5千円くらいかかっているんです。オイルヒーターを使うと、さらに電気代が増えてしまうので、今回は使わないことにしました。申し訳ありません。」と、感謝の気持ちを伝えつつ、丁寧に説明しましょう。

まとめ

オイルヒーターは、安全性が高く、優しい暖かさで快適な空間を提供してくれる暖房器具です。しかし、20畳のLDKと吹き抜けのある家では、暖房能力が不足する可能性があります。電気代の高騰も懸念されます。そのため、メイン暖房はエアコン、スポット暖房としてオイルヒーターを使用するなど、状況に合わせた賢い活用方法を検討することが重要です。 義父母への説明も、感謝の気持ちを忘れずに、具体的なデータを示して丁寧に説明しましょう。

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