エスニックな薄暗いリビングのインテリアコーディネート:パープルソファ×ワインレッドカーテンの組み合わせは?

近々引越し予定で、リビングのインテリアをあれこれ考えております。 ナチュラル系や北欧系のインテリアはあまり好きではなく、インドやモロッコの雑貨が好きで、エスニックな色使いが好きです。 どちらかというと薄暗い感じの部屋を目指しております。 現在どうしてもほしいソファがあり、色がパープルです。 次にカーテンとラグの色を考えていますが、夫がワインレッドのカーテンにしたいと言っています。 この組み合わせはいかががなものでしょうか? また、ラグの色はカーテンに合わせてワインレッドにした方が良いのでしょうか? ソファ以外の家具は自分でペイントしてグレーっぽくしようかと思っています。 どちらかというと、無難なインテリアより、ちょっとやりすぎ?という感じの方が好きです。 また壁紙はネイビーやグレーなどのダークな色にしようかと思っていますが、全くイメージがわきません。 インテリア上級者の方、どなたかよろしくお願いいたします。

パープルソファ×ワインレッドカーテンの組み合わせと、エスニックな薄暗いリビングの作り方

ご希望のエスニックで薄暗い雰囲気のリビング、とても魅力的ですね!パープルソファとワインレッドカーテンの組み合わせ、そしてダークトーンの壁紙…確かに少し心配な部分もありますが、工夫次第で素敵な空間になる可能性を秘めています。 ポイントは、色のトーンと素材感、そして照明です。

色のトーンとバランス

パープルソファとワインレッドカーテンは、どちらも深みのある色なので、組み合わせる際にはトーンのバランスが重要です。ワインレッドは比較的明るめの赤みを持つ色なので、ソファのパープルとの組み合わせは、ソファの色味が濃い紫であれば、重くなりすぎず、良いバランスになる可能性があります。しかし、ソファのパープルが明るめの色味だと、少し喧嘩してしまう可能性があります。

もし、ソファのパープルが明るめだと感じたら、カーテンの色をより落ち着いたボルドーやバーガンディーなどの深みのある赤系にすることで、全体のトーンを統一し、重厚感を演出できます。 逆に、ソファが濃い紫で、ワインレッドが明るいと感じたら、カーテンの生地を少し重厚感のあるベルベットや、織り柄の入ったものにすることで、バランスを取ることができます。

ラグの色選び

ラグの色は、カーテンとソファの色を繋ぐ重要な役割を果たします。ワインレッドのカーテンに合わせてラグもワインレッドにするのは、少し単調になりすぎる可能性があります。 代わりに、ソファのパープルとカーテンのワインレッドの中間色、例えば、濃いめのボルドーや、落ち着いたブラウン、あるいは深みのあるグレーなどを検討してみてはいかがでしょうか。 これにより、空間全体に奥行きと立体感が生まれます。 素材にもこだわると、より一層エスニックな雰囲気を高めることができます。例えば、ペルシャ絨毯風の柄や、厚手の織物など、素材感で変化をつけましょう。

グレーの家具と壁紙との調和

ソファ以外の家具をグレーにペイントするというのは、良いアイデアです。グレーは、パープルやワインレッド、そしてダークトーンの壁紙とも相性が良く、全体を落ち着かせ、統一感を生み出します。 ただし、グレーにも様々なトーンがあります。 明るめのグレーは軽快な印象を与え、暗めのグレーは重厚感を演出します。 壁紙の色に合わせて、家具のグレーのトーンを調整することで、より洗練された空間になります。

ネイビーやグレーのダークトーンの壁紙は、エスニックな雰囲気と薄暗い空間を作るのに最適です。 しかし、暗すぎる壁紙は圧迫感を与えかねません。 そこで、壁紙の一部にアクセントとして、明るい色の柄や模様を取り入れることをお勧めします。 例えば、モロッコ風の幾何学模様や、インド風の植物柄などを壁紙の一部に施すことで、空間全体に動きと奥行きが生まれます。

照明計画が重要

薄暗い雰囲気を作るためには、照明計画が非常に重要です。 メイン照明は、明るすぎず、落ち着いた光を放つものを選びましょう。 ダウンライトや間接照明を効果的に使うことで、影を操り、よりドラマチックな空間を演出できます。 さらに、キャンドルやランタンなどの灯りを加えることで、エスニックな雰囲気をより一層高めることができます。 照明の色温度も重要です。暖色系の電球色を使うことで、より温かみのある、落ち着いた雰囲気になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ご希望のスタイルは「ボヘミアンシック」や「モダンエスニック」といったジャンルに分類されます。 これらのスタイルは、様々な文化や素材をミックスすることで、独特の個性を生み出します。 重要なのは、単に色を組み合わせるだけでなく、素材感や質感、そして照明によって空間全体にストーリー性を持たせることです。

例えば、ウッド素材の家具や、手織りのラグ、金属製のアクセサリーなどを組み合わせることで、より奥行きのある空間を作り上げることができます。 また、壁に大きなタペストリーを飾ったり、民族的な柄のクッションを配置したりすることで、エスニックな雰囲気をさらに強調できます。

具体的なステップ

1. **壁紙選び:** ネイビーやグレーのダークトーンの壁紙を選び、アクセントとしてエスニックな柄を取り入れる。サンプルを取り寄せて、実際に部屋に貼ったイメージを確認しましょう。
2. **カーテン選び:** 夫の希望であるワインレッドのカーテンをベースに、生地の質感や柄で調整する。ベルベットや織物など、重厚感のある素材を選ぶと、より深みのある空間になります。
3. **ラグ選び:** ソファとカーテンの色の中間色、例えば濃いめのボルドーやブラウン、深みのあるグレーなどを選択する。素材は、ペルシャ絨毯風や厚手の織物など、エスニックな雰囲気のものを選ぶ。
4. **家具のペイント:** ソファ以外の家具をグレーにペイントする。壁紙の色に合わせて、グレーのトーンを調整する。
5. **照明計画:** メイン照明は明るすぎないものを選び、ダウンライトや間接照明、キャンドルなどを効果的に使う。暖色系の電球色を使うと、より温かみのある空間になる。
6. **小物選び:** インドやモロッコの雑貨、手織りのラグ、金属製のアクセサリーなどを配置し、エスニックな雰囲気を演出する。

まとめ

パープルソファとワインレッドカーテンの組み合わせは、色のトーンと素材感、そして照明計画を工夫することで、魅力的なエスニックな薄暗いリビングを実現できます。 「やりすぎ」と思えるくらい個性を出すことが、このスタイルの成功の秘訣です。 様々な素材や照明を組み合わせ、自分らしい空間を作り上げてください。

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