エステサロンの内装カラーコーディネート:待合室と施術室の調和

内装のカラーコーディネートについて質問いたします。エステ開業のため内装を考えております。待合室は明るくアンティーク調に、施術室は落ち着いたシックな感じにしたいと思っています。待合室に合ったアンティーク風の室内ドアが気に入りました。(URL: http://www.sangetsu.co.jp/product_search/detail/RE2736/) 待合室側の壁紙クロスはこちらにしようと考えています。こちらの壁紙と施術室の落ち着いたカラー系(ブラウン、グレー、パープルなど)どちらにも合わせやすい室内ドアのカラーは何色になりますでしょうか?また、そのドアのカラーに合わせて施術室の壁紙クロスを探そうと思っているので、最も合う色を教えてください。大変面倒な質問で申し訳ありませんが、詳しい方ご回答宜しくお願いいたします。

エステサロン開業、おめでとうございます!内装デザインはサロンの印象を大きく左右する重要な要素です。待合室の明るくアンティークな雰囲気と、施術室の落ち着いたシックな雰囲気、そしてそれらを繋ぐ室内ドアのカラー選びは、お客様に心地よさを感じてもらうための重要なポイントです。ご質問いただいたサンゲツの壁紙RE2736を基に、最適なカラーコーディネートをご提案します。

サンゲツRE2736壁紙と調和するドアカラー:ベージュの提案

サンゲツRE2736の壁紙は、画像を見る限り、温かみのあるベージュ系のベースに繊細な柄が施されているようです。この壁紙の持つ優しい雰囲気を損なわず、かつ施術室のブラウン、グレー、パープルといった落ち着いたカラーとも調和するドアカラーとして、ベージュを強くお勧めします。

ベージュは、明るさと落ち着きを兼ね備えた万能カラーです。待合室のアンティーク調の雰囲気にも自然と溶け込み、施術室のシックな雰囲気にも違和感なく馴染みます。さらに、ブラウン、グレー、パープルといった様々なカラーと組み合わせやすく、コーディネートの自由度も高い点がメリットです。

施術室の壁紙クロス選び:ベージュドアに合う色

ベージュのドアを基調に、施術室の壁紙クロスを選ぶ際には、施術を受けるお客様の心理的な落ち着きを重視しましょう。施術室はリラックスできる空間であることが重要です。そのため、以下の点を考慮して壁紙を選びましょう。

  • 明るすぎない落ち着いた色:ベージュのドアとの調和を考え、明るすぎず、暗すぎない落ち着いた色を選びましょう。ブラウン、グレー、パープルはどれも良い選択肢です。
  • 質感:壁紙の質感も重要です。光沢を抑えたマットな質感の壁紙は、落ち着いた雰囲気を演出するのに効果的です。
  • 柄:柄は、シンプルで主張しすぎないものを選びましょう。無地、または控えめなストライプやドット柄などがおすすめです。派手な柄は、リラックスしたいお客様にとって落ち着かない空間になりかねません。

ブラウン系の壁紙:高級感と温もりを演出

ブラウン系の壁紙は、高級感と温もりを演出するのに最適です。特に、ダークブラウンよりもライトブラウンベージュがかったブラウンを選ぶことで、重くなりすぎず、ベージュのドアとも自然な調和が生まれます。チョコレート色やコーヒー豆のような深みのあるブラウンは、落ち着いた雰囲気をさらに高めてくれます。

グレー系の壁紙:モダンで洗練された空間を演出

グレー系の壁紙は、モダンで洗練された空間を演出します。グレージュライトグレーは、ベージュのドアとの相性も抜群です。明るすぎないグレーを選ぶことで、施術室に適切な落ち着きを与え、清潔感も演出できます。濃いグレーは、空間を狭く感じさせる可能性があるので、注意が必要です。

パープル系の壁紙:上品でリラックスできる空間を演出

パープル系の壁紙は、上品でリラックスできる空間を演出します。ただし、パープルは色によって印象が大きく変わるため、選び方を間違えると落ち着かない空間になりかねません。ラベンダーのような淡いパープルや、グレーがかったパープルを選ぶことで、ベージュのドアとの調和を保ちつつ、上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。濃いパープルは、空間を圧迫する可能性があるので、注意が必要です。

専門家の視点:カラーコーディネートのポイント

インテリアコーディネーターの視点から、さらに具体的なアドバイスをいたします。カラーコーディネートにおいて重要なのは、色のトーン(明度・彩度・色相)のバランスです。明るい色と暗い色、暖色と寒色を適切に組み合わせることで、空間全体の調和が生まれます。

今回の場合、待合室は明るくアンティーク調、施術室は落ち着いたシックな雰囲気という異なるコンセプトを両立させる必要があります。ベージュのドアは、この両方の空間を繋ぐ役割を果たし、全体のバランスを調整するキーカラーとなります。そのため、ドアの色を選ぶ際には、全体のトーンを考慮することが重要です。

また、照明も重要な要素です。照明の色温度(ケルビン値)によって、空間の印象が大きく変わります。待合室には暖色系の照明、施術室にはやや寒色系の照明を選ぶことで、それぞれの空間の雰囲気をより効果的に演出できます。例えば、待合室は電球色(2700K前後)、施術室は昼白色(5000K前後)などが考えられます。

具体的なアドバイス:実践的なステップ

  1. サンプルを取り寄せる:壁紙やドアのサンプルを実際に見て、色のトーンや質感を確認しましょう。日光や照明の下で見て、色の見え方の違いを確認することも重要です。
  2. 空間をイメージする:サンプルを実際に部屋に置いてみて、空間全体の雰囲気をイメージしましょう。写真撮影をして、客観的に確認するのも良い方法です。
  3. プロの意見を聞く:インテリアコーディネーターや建築士などの専門家の意見を聞くことで、より洗練された空間づくりが可能になります。
  4. 全体のバランスを確認:ドアだけでなく、床や家具の色なども考慮し、全体のバランスを確認しましょう。統一感を持たせることで、より洗練された空間になります。

エステサロンの内装デザインは、お客様の満足度を大きく左右する重要な要素です。時間をかけてじっくりと検討し、お客様にとって心地よく、リラックスできる空間を創造してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)