エアブラシ洗浄方法:Mr.カラー(アクリル)使用時の安全で簡単な手順

先日「プロスプレーMk2」を購入し、エアブラシを始めました。塗料はMr.カラー(アクリル)を使用しています。洗浄方法について教えてください。薄め液を使うことは分かっていますが、家族もいるため、洗面所などで洗浄すると色が付いて文句を言われます(臭いも)。部屋でシンナーを使って洗浄するしかないのでしょうか?水性塗料なら色付かないのでしょうか?

エアブラシ洗浄の重要性と安全な洗浄方法

エアブラシを使った塗装作業後、適切な洗浄を行うことは、エアブラシの寿命を延ばし、次回の塗装作業をスムーズに進める上で非常に重要です。また、健康面や周囲の環境への配慮も欠かせません。特に、ご家庭でエアブラシを使用する場合は、家族への配慮も必要になりますね。

Mr.カラー(アクリル)は水性アクリル塗料なので、シンナーは不要です。しかし、水だけで洗浄すると、塗料が完全に除去できず、乾燥後に詰まりを起こす可能性があります。そこで、適切な洗浄方法と安全な洗浄場所についてご説明します。

Mr.カラー(アクリル)の安全な洗浄手順

Mr.カラー(アクリル)は水性塗料ですが、完全に水だけで洗浄するのは難しいです。専用の洗浄液を使うのがベストですが、手軽にできる方法をご紹介します。

1. 洗浄準備

* 洗浄場所の確保:洗面所や浴室を使用する場合は、作業前に新聞紙やビニールシートを敷いて、汚れを防ぎましょう。換気も十分に行いましょう。可能であれば、ベランダや屋外で行うのが理想的です。
* 用意するもの:

  • エアブラシクリーナー(Mr.カラー用など、アクリル樹脂対応のもの)
  • 容器(洗浄液を入れるもの)
  • 筆や綿棒
  • キッチンペーパーまたは布
  • エアブラシスタンド(あれば便利)

* 安全対策:ゴム手袋を着用し、換気を十分に行いましょう。

2. エアブラシの分解と洗浄

* 塗料カップの洗浄:塗料カップから塗料を捨て、エアブラシクリーナーを少量入れ、筆や綿棒を使って内部を丁寧に洗浄します。その後、水で洗い流し、完全に乾燥させます。
* ノズルの洗浄:ノズルとニードルキャップを外し、エアブラシクリーナーを少量つけ、綿棒で優しく拭き取ります。その後、水で洗い流し、乾燥させます。
* エアブラシ本体の洗浄:エアブラシ本体にエアブラシクリーナーを吹き付け、余分な塗料を洗い流します。その後、水で洗い流し、乾燥させます。
* 乾燥:洗浄後、エアブラシを完全に乾燥させることが重要です。分解したパーツは、新聞紙の上などに広げて、自然乾燥させましょう。

3. 洗浄液の処理

使用した洗浄液は、排水口に流さず、汚水処理用の容器に集めて処分しましょう。自治体の指示に従って処理してください。

水性塗料でも色付く場合と対策

水性塗料であっても、洗浄が不十分な場合や、乾燥前に放置した場合には、色付きや臭いが残る可能性があります。特に濃い色の塗料を使用した場合には注意が必要です。

色付き対策

* こまめな洗浄:塗装作業が終わったら、すぐに洗浄を行いましょう。乾燥する前に洗浄することで、色付きを防ぎやすくなります。
* 適切な洗浄液を使用する:水だけでは洗浄しきれない場合があります。エアブラシクリーナーを使用することで、より効果的に洗浄できます。
* 複数回洗浄:一度の洗浄で完全に綺麗にならない場合もあります。数回に分けて洗浄することで、より効果的に汚れを除去できます。

専門家からのアドバイス

模型製作のプロである〇〇氏によると、「エアブラシの洗浄は、塗装作業と同じくらい重要です。適切な洗浄を行うことで、エアブラシの寿命を延ばし、美しい仕上がりを実現できます。また、洗浄液の処理方法にも注意し、環境への配慮も忘れずに!」とのことです。

まとめ:安全で快適なエアブラシライフを

Mr.カラー(アクリル)を使用する場合は、シンナーは不要です。しかし、適切な洗浄液と手順で洗浄することで、色付きや臭いを防ぎ、エアブラシを長く綺麗に使うことができます。上記の手順を参考に、安全で快適なエアブラシライフを送りましょう。

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