エアコン設置ミスによる水濡れ被害とパソコン故障:解決策と予防策

アパートに取り付けられているエアコンの設置ミスが理由で大量の雨水が部屋の中に入り、エアコンの真下に置いていたノートパソコンに雨水がかかりました。かなりの水がかかりキーボードの上に水溜りができていたのですが、数日後に電源を入れると問題なく起動しました。しかし処理が今までと比べ物にならないくらい遅くなっていたので、大家さんと相談しエアコン取付業者に新品のパソコンと交換してもらう話し合いを行いました。その後エアコン取付業者が保険の関係でメーカーに修理見積もりを依頼されました。そしてメーカーから水濡れの形跡はなく、ハードディスクの故障で処理が遅くなっています。3年保証を適応してハードディスクは無料で交換可能ですがデータのバックアップを行ってください。と診断結果が来ました。この結果を見た業者が水濡れの形跡がないのであれば、私達に責任がないので新品のパソコンに交換することはせず、データのバックアップにかかる費用(外付けハードディスクを持たないためお店に依頼する予定)も支払わないと言い出しました。こうなると、被害者の私がお金を支払わなければならず納得できません。パソコンが水に濡れたことを境に処理が遅くなったことも間違いありません。どなたかこの状況を改善する策を私に教えていただけないでしょうか?

状況の整理と問題点

エアコン設置ミスによる雨漏りでパソコンが水没し、性能低下が発生したという状況です。メーカーの診断では、水濡れの痕跡は見当たらず、ハードディスク故障と判断されました。しかし、雨水被害と性能低下は因果関係があると推測されます。問題は、業者側が責任を認めず、修理費用(データバックアップ費用を含む)の負担を依頼者であるあなたに求めている点です。

解決策:法的根拠に基づいた交渉と証拠集め

この状況を改善するには、以下の3つのステップで対応することをお勧めします。

1. 証拠の収集と整理

* 雨漏れの状況を写真や動画で記録する:雨漏れの状況、パソコンの水没状況、水たまり、濡れたキーボードなどを詳細に記録しましょう。これらは、業者側の責任を立証する重要な証拠となります。
* 修理見積もり書やメーカーの診断書を保管する:メーカーからの診断書は、ハードディスク故障を証明する重要な書類です。大切に保管し、交渉の際に提示しましょう。
* 修理前のパソコンの動作状況を証明する:もし可能であれば、修理前のパソコンの動作状況を記録した動画や証言などを集めましょう。
* 修理後の動作状況を記録する:修理後のパソコンの動作状況を記録し、修理前と比較することで、性能低下が雨漏れの影響であることを明確に示すことができます。
* 賃貸契約書を確認する:賃貸契約書に、雨漏りなどの修繕に関する条項がないか確認しましょう。

2. 業者との交渉

* 冷静に状況を説明する:感情的にならず、客観的な事実を基に、雨漏りとパソコンの故障の因果関係を丁寧に説明しましょう。
* 専門家の意見を仰ぐ:必要であれば、弁護士や専門家(IT関連の専門家など)に相談し、法的根拠に基づいた交渉を進めましょう。専門家の意見書は、交渉を有利に進める上で非常に有効です。
* 書面でのやり取りを記録する:業者とのやり取りは、メールや書面で行い、記録を保管しましょう。これらは、後々の証拠となります。
* 民事訴訟も視野に入れる:交渉がまとまらない場合は、民事訴訟も視野に入れましょう。弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。

3. データバックアップ費用について

業者側はデータバックアップ費用を負担する責任はないと主張していますが、雨漏りという業者の責任によって発生した損害であるため、データバックアップ費用も業者側が負担すべきだと主張できます。

予防策:インテリアと水害対策

今回の様な事態を防ぐためには、日頃から水害対策を意識したインテリア選びと、定期的な点検が重要です。

インテリア選びにおけるポイント

* 防水性の高い家具を選ぶ:パソコンを置く場所には、防水性の高い家具や台を選びましょう。
* 通気性の良い家具を選ぶ:湿気がこもりやすい環境は、パソコンの故障リスクを高めます。通気性の良い家具を選ぶことで、湿気対策にもなります。
* 大切なものは高い位置に置く:水害リスクの高い場所には、大切なものは高い位置に置くようにしましょう。

定期的な点検とメンテナンス

* エアコンの定期点検:エアコンの設置状態や排水経路などを定期的に点検し、異常があればすぐに業者に連絡しましょう。
* 雨漏りの早期発見:雨漏りの兆候(壁のシミ、天井の変色など)を発見したら、すぐに大家さんや業者に連絡し、修理を依頼しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースは、業者の過失によって発生した損害である可能性が高いです。雨漏りによってパソコンが故障したという因果関係を立証できれば、業者に損害賠償請求を行うことができます。証拠をしっかり集め、弁護士に相談することで、より有利な交渉を進めることができるでしょう。

まとめ

今回のケースは、業者側の責任を明確にするための証拠集めと、冷静な交渉が重要です。弁護士などの専門家の力を借りながら、適切な対応を進めていきましょう。 そして、今後の水害対策として、インテリア選びや定期的な点検を心がけることで、同様の被害を防ぐことが大切です。

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