エアコン撤去費用は誰が負担?入居前に知っておきたい注意点

エアコンの撤去費用について。前住人が残したエアコンに室外機が付いておらず、買い換えるにあたり、撤去費用を負担するのは誰なのかが知りたいです。入居する予定のアパートに、エアコンが既存しています。空き部屋2部屋見せてもらい、もう1つの部屋には付いていません。不動産屋に聞いたところ、撤去するのもしないのも自由なので置いていったとのこと。ただし、室外機が壊れたので捨てたということで、実際には使用できないのです。撤去費用は誰が払うのか?と聞いたら、新しい借主の私が払うと言われました。これは、正しいのでしょうか?もう1つの部屋は、前住人がペットを飼っていたそうで名残があるため、エアコン付きの部屋しか選択肢はありません。その部屋にこだわるのは、実家のすぐ近くで、支払える家賃だからです。私は、撤去費用を支払うものなのか教えてください。今は、仮契約で部屋を押さえてある状態です。新しいエアコンを買い換える時に、無料でやってくれるかな?と調べてみたら、やはり、撤去費用+リサイクルで、8000円~お金がかかるようです・・・。補足皆さん、ご回答いただきありがとうございました。不動産屋は、CMもやっている大手の所で安心できると思っていましたが、催促してもいまだにエアコンの回答は得られず、イライラしています。結局どうなったかお知らせしたかったのですが、知恵袋のほうの期限が先に来てしまいました。皆さんに背中を押していただき、少し強気に出ることができました。ベストアンサーは、投票で決めさせてください。

エアコン撤去費用に関するトラブル:よくあるケースと解決策

賃貸物件でエアコンの撤去費用を巡るトラブルは、残念ながら珍しくありません。今回のケースのように、室外機がない、もしくは故障している状態のエアコンが残置されている場合、撤去費用負担の責任が曖昧になりがちです。 不動産会社の説明が不十分で、借主であるあなたが不安を感じているのは当然です。 この問題を解決するために、いくつかのポイントを整理して解説します。

撤去費用負担の責任:契約書と法律を確認

まず、賃貸借契約書を確認しましょう。契約書にエアコンの撤去に関する記述があれば、それが最優先されます。 撤去費用負担の明記があるか、現状回復義務の範囲が具体的に記載されているかを確認してください。 多くの場合、現状回復義務は「原状回復」と幅広く記載されていますが、これは必ずしも撤去費用を借主が負担するという意味ではありません。

現状回復義務とは?

現状回復義務とは、借主が賃貸物件を明け渡す際に、「借りた時の状態に戻す義務」のことです。しかし、これは「通常の使用による損耗」を除外したものであり、故意または過失による損傷や、経年劣化を超える損耗は除外されます。 前居住者の放置した故障エアコンは、通常の使用による損耗とはみなされにくいでしょう。

法律的な観点

民法では、現状回復義務の範囲について明確な規定はありません。そのため、裁判例や判例を参考に判断されることが多いです。 一般的に、「通常の使用による損耗」と「故意または過失による損傷」を明確に区別する必要があります。 今回のケースでは、前居住者の故意または過失(室外機の破損・廃棄)による状態である可能性が高いため、撤去費用を借主が負担する根拠は弱いと考えられます。

不動産会社への対応:具体的な行動計画

不動産会社からの説明が不十分な場合、積極的にコミュニケーションを取り、明確な回答を得る必要があります。

1. 契約書の内容を改めて確認する

契約書を丁寧に読み直し、エアコンに関する記述がないか、現状回復義務の範囲について再確認します。 不明な点があれば、不動産会社に質問し、書面で回答を求めましょう。

2. 不動産会社に書面で問い合わせる

電話だけでなく、内容証明郵便などで、撤去費用負担について明確な回答を求めることをお勧めします。 書面に残すことで、後々のトラブル防止にも繋がります。 問い合わせ内容には、以下の点を明確に記載しましょう。

  • 物件名と部屋番号
  • エアコンの状態(室外機がない、故障しているなど)
  • 不動産会社からの説明内容
  • 撤去費用負担に関する質問
  • 回答期限

3. 必要に応じて専門家に相談する

不動産会社との交渉が難航する場合は、弁護士や司法書士に相談することを検討しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応策を立てることができます。

新しいエアコン設置時の費用:業者選びが重要

新しいエアコンを設置する際には、撤去費用とリサイクル費用が別途発生します。 業者によっては、撤去費用を無料で行ってくれる場合もありますが、多くの業者は有料です。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。

エアコン設置業者選びのポイント

  • 見積もりの明細を確認する:撤去費用、リサイクル費用、工事費用などが明確に記載されているかを確認しましょう。
  • 複数の業者に見積もりを依頼する:価格やサービス内容を比較することで、最適な業者を選ぶことができます。
  • 口コミや評判を確認する:インターネットなどで、業者の口コミや評判を確認しましょう。
  • 保証内容を確認する:工事後の保証内容を確認し、万が一のトラブルに備えましょう。

まとめ: proactive な姿勢が重要

今回のケースでは、不動産会社に積極的に働きかけることが重要です。 契約書の内容、法律的な観点、そして専門家の意見を参考にしながら、冷静かつ毅然とした態度で交渉を進めてください。 あなたの権利を守るためにも、曖昧なまま放置せず、積極的に行動を起こすことが大切です。

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