エアコン室外機の騒音問題と、7.5畳+6畳キッチンを暖める省エネ暖房の選び方

部屋全体を暖めるもの(エアコン・ストーブ以外)エアコンの室外機の騒音が「隣近所からのクレームがくるんじゃないか?」と心配になるくらい大きいです。大家さんにも連絡したのですが「これは前の方が残していったもので、うちの管理外」ということでした。室外機を修理するのもなんかちょっとイヤ(くやしい)だし引越し直後で新しいエアコンを購入する財力も怪しい常態です。そこで、エアコンほど値が張らずに部屋全体を暖められるものを探してます。ただし、石油ストーブ使用不可のマンションで、ガスストーブの差込口もありません。エアコンほど値がはらず、維持費も安く、部屋全体を暖められるものってありますか?補足部屋は7.5畳の部屋と6畳のキッチンです。

騒音問題を抱えるエアコン室外機と、省エネ暖房の必要性

引越し直後、エアコン室外機の騒音問題に直面し、新しいエアコン購入も難しい状況の中、7.5畳の部屋と6畳のキッチンを暖める、経済的で効率の良い暖房方法を探されているとのことですね。石油ストーブとガスストーブが使用できないという制約条件も考慮する必要があります。

エアコン以外の部屋全体暖房:選択肢と比較

エアコン以外で部屋全体を暖める方法として、いくつかの選択肢があります。それぞれの特徴を比較し、最適なものを選びましょう。

1. 電気ヒーター(オイルヒーター、ハロゲンヒーター、セラミックヒーターなど)

  • メリット:設置が簡単で、比較的安価なモデルも多い。種類も豊富で、部屋の広さや好みに合わせて選べる。
  • デメリット:電気代が高い。暖まるまでに時間がかかるものもある。機種によっては乾燥しやすい。

7.5畳+6畳の広さの場合、電気代が高額になる可能性が高いです。 特にハロゲンヒーターやセラミックヒーターは、局所的に高温になるため、火傷の危険性や、場所によっては温度差が大きくなる可能性があります。オイルヒーターは比較的穏やかな暖かさで乾燥しにくいですが、それでも電気代は無視できません。

2. カーボンヒーター

  • メリット:小型で軽量、持ち運びが容易。即暖性が高い。
  • デメリット:局所暖房になりがち。電気代が高い。安全面への配慮が必要。

カーボンヒーターは、即座に暖まるのが魅力ですが、これも局所暖房になりやすく、部屋全体を暖めるには複数台が必要になる可能性があります。電気代も高くつくため、長時間の使用は避けたいところです。

3. 電気パネルヒーター

  • メリット:輻射熱で部屋全体をじんわりと暖める。比較的省エネ。安全面が高い。
  • デメリット:価格が高い。暖まるまでに時間がかかる。

電気パネルヒーターは、輻射熱を利用して部屋全体を暖めるため、比較的効率が良いです。しかし、初期費用が高く、暖まるまでには時間がかかります。

4. エアコン(中古または省エネモデル)

室外機の騒音が問題とのことですが、中古のエアコンを探したり、省エネ性能の高い新しいエアコンを購入するのも検討しましょう。

  • 中古エアコン:価格を抑えられますが、故障リスクも考慮する必要があります。専門業者に点検してもらうことをおすすめします。
  • 省エネエアコン:初期費用は高いですが、長期的には電気代の節約につながります。消費電力や省エネ性能を示すAPF(年間消費電力効率)を比較して選びましょう。

5. 遠赤外線ヒーター

  • メリット:遠赤外線効果で身体の芯から温まる。電気代が比較的安い機種もある。
  • デメリット:機種によって暖まり方が異なる。効果を実感するまで時間がかかる場合もある。

遠赤外線ヒーターは、輻射熱と同様に部屋全体を暖める効果が期待できます。しかし、機種によって暖まり方や電気代が異なるため、注意深く選びましょう。

7.5畳+6畳キッチンを暖めるための具体的なアドバイス

7.5畳と6畳のキッチンを暖めるには、ある程度の出力が必要になります。単一の暖房器具では不十分な可能性があります。

複数台の暖房器具の併用

例えば、電気パネルヒーターをメインの暖房器具として、リビングに設置し、キッチンには小型のセラミックヒーターを補助的に使用するという方法も考えられます。

断熱対策の強化

窓からの冷気流入を防ぐために、カーテンや窓用断熱シートなどを活用しましょう。ドアの下に隙間テープを貼るのも効果的です。これにより、暖房効率が向上し、電気代を抑えることができます。

適切な室温設定

室温設定は、20℃程度を目安にしましょう。こまめな換気も重要です。

専門家への相談

迷う場合は、家電量販店や専門業者に相談してみましょう。部屋の広さや予算、ライフスタイルなどを考慮した上で、最適な暖房器具を選んでくれます。

まとめ:予算と状況に合わせた最適な選択を

エアコン室外機の騒音問題は残念ですが、予算と状況を考慮し、最適な暖房方法を選択することが重要です。電気代の高騰も考慮すると、省エネ性能の高い暖房器具を選ぶことが、長期的なコスト削減につながります。今回ご紹介した情報が、快適な住空間を作る一助となれば幸いです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)