エアコン室外機の凍結と焦げ臭い匂い、発火の危険性について

エアコンからほとんど温風が出なかったため、室外機を見に行ったら、裏側?空気の通り道側が、ガチンゴチンに凍っていました。だから温風が出なかったのかと思い、シャベルでガリガリととりました。ゴォーと音がでましたが、少し焦げ臭い感じがし、部屋に戻ると温風がでてきました。部屋も最初焦げ臭い感じがしましたが、今は大丈夫ですが、どこかを傷つけたりして焦げ臭いのかな、とか気になってしまいました。火事とかにはなりませんか? 補足 今日の昼間に、エアコンが動かなくなり、エラーメッセージがでました。業者に確認したところ、一応天板からお湯をかけてみて、と。コンセント抜いたら動きましたが、昨日の焦げ臭さもあるため、いつか発火するのでは、と心配です。使用しないほうがいいでしょうか?

室外機凍結と焦げ臭い匂いの原因

室外機が凍結し、シャベルで氷を剥がした際に焦げ臭い匂いが発生したとのこと。これは非常に危険な状況であり、軽視すべきではありません。室外機の凍結は、エアコンの故障や不適切な使用が原因で起こることが多く、ヒートポンプ式エアコンでは特に起こりやすい現象です。

室外機凍結の原因

室外機の凍結は、主に以下の原因が考えられます。

  • フィン汚れ:室外機のフィン(放熱フィン)にホコリやゴミが付着すると、熱交換効率が低下し、霜や氷が付着しやすくなります。今回のケースでは、凍結が「ガチンゴチン」だったことから、長期間にわたって汚れが蓄積されていた可能性が高いです。
  • 配管内の冷媒不足:冷媒が不足すると、十分な冷却ができず、霜や氷が発生しやすくなります。冷媒不足は、配管の損傷や経年劣化などが原因で起こることがあります。
  • ドレンホースの詰まり:ドレンホースが詰まると、結露水が排出されず、室外機に溜まって凍結します。特に、冬場や結露が多い時期は注意が必要です。
  • ファンモーターの故障:ファンモーターが故障すると、送風量が低下し、熱交換効率が悪くなり、凍結の原因となります。
  • 室外機の設置場所:日陰で風通しの悪い場所に設置されていると、熱がこもりやすく、凍結しやすくなります。

焦げ臭い匂いの原因

シャベルで氷を剥がした際に発生した焦げ臭い匂いは、室外機のコンプレッサーやファンモーターなどの電気部品が過熱した可能性があります。凍結により、これらの部品に負担がかかり、異常な発熱が発生したと考えられます。また、氷を剥がす際に、フィンを傷つけてしまった可能性も考えられます。

発火の危険性と今後の対応

エアコンのエラーメッセージ表示や、コンセントを抜いても動作が不安定な状態、そして焦げ臭い匂いから、発火の危険性は否定できません。これは非常に危険な状態であり、絶対に自己判断で修理を試みず、専門業者への連絡が必須です。

専門業者への連絡

すぐにエアコンの修理業者に連絡し、状況を説明しましょう。業者に点検・修理を依頼することで、発火の危険性を回避し、安全な状態に戻すことができます。

使用中止

業者に連絡するまでは、絶対にエアコンを使用しないでください。コンセントを抜いた状態を維持し、安全な場所に移動させることも検討しましょう。

業者への説明事項

業者に連絡する際には、以下の点を明確に伝えましょう。

  • 室外機の凍結状態(ガチンゴチンだったことなど)
  • シャベルで氷を剥がした際の状況(ゴォーという音、焦げ臭い匂い)
  • エラーメッセージの内容
  • コンセントを抜いた後の状況
  • エアコンの使用年数
  • 設置場所

専門家の視点:電気系統の損傷の可能性

焦げ臭い匂いは、電気系統の損傷を示唆する可能性が高いです。コンプレッサーやモーターの故障、配線の断線などが考えられ、これらの状態は火災につながる危険性があります。専門家は、これらの部品の点検を行い、必要であれば交換します。

予防策

今回の様な事態を予防するためには、以下の点に注意しましょう。

  • 定期的な清掃:室外機のフィンを定期的に清掃し、ホコリやゴミを取り除きましょう。高圧洗浄機を使用すると効率的に清掃できます。ただし、高圧洗浄機を使用する際は、説明書をよく読んで正しく使用しましょう。
  • 設置場所の確認:室外機は、日陰で風通しの悪い場所に設置しないようにしましょう。風通しの良い場所に設置し、周囲に障害物がないことを確認しましょう。また、室外機周辺に枯葉などが堆積しないように定期的に清掃しましょう。
  • 専門業者による点検:定期的に専門業者にエアコンの点検を依頼しましょう。専門家は、冷媒量や配管の状態、電気系統の異常などをチェックし、早期に問題を発見・解決できます。

まとめ

室外機の凍結と焦げ臭い匂いは、エアコンの故障や不適切な使用が原因で起こる可能性があり、発火の危険性も伴います。自己判断での修理は危険なので、すぐに専門業者に連絡し、点検・修理を依頼しましょう。そして、定期的な清掃や点検を行うことで、同様のトラブルを予防することが重要です。

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