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エアコンクリーニング後も臭いが残る原因
エアコンクリーニングを業者に依頼したにも関わらず、臭いが残る原因はいくつか考えられます。ご質問のケースでは、以下の可能性が考えられます。
1. クリーニングの不備
業者によるクリーニングが不十分だった可能性があります。特に、内部の奥深くまで洗浄できていなかった、カビや汚れの除去が不完全だったなどが考えられます。1時間半という作業時間では、機種によっては十分な洗浄ができない場合もあります。特に、内部のファンや熱交換器(フィン)は、細かな部分まで洗浄しないと臭いの原因となるカビや汚れが残ってしまう可能性があります。
2. 隠れたカビや汚れ
目に見えるカビだけでなく、目に見えない部分にカビや汚れが潜んでいる可能性があります。エアコン内部には、複雑な構造をしているため、洗浄しにくい場所も多く存在します。特に、熱交換器の奥深くや、配管内部などに汚れが残っていると、臭いの原因となります。
3. エアコン本体の劣化
エアコンが9年前に購入されたもので、経年劣化により、内部部品の腐食や劣化が進んでいる可能性があります。長年使用することで、内部部品に傷や劣化が生じ、そこにカビや汚れが蓄積されやすくなります。また、排水経路の詰まりなども臭いの原因になります。
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4. 使用頻度と環境
寝室という使用頻度の低い部屋では、湿気がこもりやすく、カビの繁殖に適した環境になっている可能性があります。除湿運転で臭いが発生したという点からも、湿気が原因の一つであると考えられます。
臭い対策と具体的な解決策
エアコンの臭いを解消するために、以下の対策を試みてください。
1. 再度業者に連絡
まず、クリーニング業者に連絡し、状況を説明して再クリーニングを依頼することを検討しましょう。クリーニングの不備があった可能性を伝え、改善を求めることが重要です。業者によっては、保証期間内であれば無料で再クリーニングしてくれる場合があります。
2. 自宅での清掃
業者に依頼する前に、ご自身でできる清掃を試みるのも有効です。ただし、エアコン内部の分解清掃は専門知識と技術が必要なため、無理せず業者に依頼することをお勧めします。しかし、エアコンのフィルター清掃はご自身でも可能です。定期的にフィルターを掃除することで、臭いの発生を抑制できます。
3. エアコンの乾燥運転
エアコンの乾燥運転機能を使用することで、内部の湿気を除去し、カビの繁殖を防ぐことができます。運転後、送風運転を数十分行うと、さらに効果的です。
4. 消臭剤の使用
市販のエアコン用消臭剤を使用するのも有効です。ただし、エアコン内部に直接スプレーするタイプの消臭剤は、故障の原因となる可能性があるため使用を避けてください。
5. エアコンの買い替え
もし、上記の方法を試しても臭いが改善しない場合は、エアコンの買い替えを検討する必要があるかもしれません。9年間使用されたエアコンは、経年劣化が進んでいる可能性が高く、修理費用よりも買い替えの方が経済的な場合もあります。
専門家の意見
エアコンクリーニング業者に依頼する際には、作業内容や保証内容を事前に確認することが重要です。また、信頼できる業者を選ぶことが大切です。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。
まとめ
エアコンから臭いがする原因は様々ですが、適切な対処をすることで解消できる可能性が高いです。まずは、業者への連絡、自宅での清掃、乾燥運転などを試してみて、それでも改善しない場合は、専門家の意見を聞きながら、最適な解決策を見つけてください。 ご自身の健康を守るためにも、臭いにはしっかり対処しましょう。