エアコンを使わずに部屋の湿度と温度を下げる方法

冷房やドライを使わずに部屋の湿度や温度を下げるいい方法ってありますか?こんにちは。1年ほど前に転居し、現在は海沿いのアパートに住んでいるのですが、高い湿度と気温に悩んでいます。梅雨が明けてからは、日中を通して、海がある南からの風が吹き、気温も夜も下がりきらないため、夜は部屋を閉め切って、エアコンのドライをかけています。暑い時に、風がある事は嬉しいのですが、湿度が高いため、肌はべとべと、床もベトベトで、家も窓を開けて換気をすると、逆にカビが発生しかねないような状況です。ドライを使えば早い話なのですが、電気代がバカにならず、疲れも取れにくいので、エアコン等を使わず、どうにかして湿度も温度も快適な状態を作れないか…と悩んでいます。ちなみに気温は1日を通して28~33℃。湿度は75~90%です。(だいたい85%前後)。どうか、みなさんの知恵とお力を貸してください!!よろしくお願いします。

海沿いの高温多湿、その対策は?

海沿いのアパートにお住まいとのこと、高温多湿で本当に辛いですね。エアコンのドライ運転は電気代も高く、身体にも負担がかかります。そこで、エアコンに頼らず、湿度と温度を下げるための効果的な方法をいくつかご紹介します。

湿度対策:空気の循環と吸湿

湿度対策は、空気の循環と吸湿がポイントです。 85%前後の湿度は、カビの発生にも繋がりやすく、健康面でも良くありません。

1. 換気扇と窓の活用:効果的な風通し

湿度が高いからといって窓を閉め切っていると、室内の空気が淀んでしまい、不快感が増します。重要なのは、適切な換気です。 ただし、海風が直接当たるような換気は逆効果です。

* 朝夕の涼しい時間帯に、窓を数分間開けて換気する:海風が弱まる時間帯を選んで、短時間でも窓を開けることで、室内の空気を入れ替えます。
* 換気扇を効果的に使う:キッチンや浴室の換気扇を定期的に使用することで、湿気を外に排出します。特に、調理中や入浴後は必ず換気扇を回しましょう。
* クロス換気:2箇所の窓を開けて、空気を対流させるクロス換気を行うと、より効果的に換気できます。

2. 除湿剤・除湿シートの活用

市販の除湿剤や除湿シートは、手軽に湿度を下げるのに役立ちます。

* 除湿剤:クローゼットや押入れ、浴室など、湿気がこもりやすい場所に設置しましょう。効果的な場所に複数設置すると、より効果的です。
* 除湿シート:ベッドや布団の下に敷くことで、寝汗による湿気を吸収し、快適な睡眠をサポートします。定期的に天日干しをして乾燥させましょう。
* 珪藻土製品:珪藻土のコースターやバスマットは、優れた吸湿効果があります。

3. 植物の活用:自然の除湿効果

観葉植物の中には、高い吸湿効果を持つものがあります。特に、パキラやサンスベリアなどは、空気中の水分を吸収する能力が高いと言われています。ただし、植物だけでは十分な除湿効果は期待できないため、他の方法と併用することが重要です。

温度対策:日差しと輻射熱の遮断

室温を下げるには、日差しと輻射熱を遮断することが重要です。

1. 遮光カーテン・ブラインドの活用

日差しが強い時間帯は、遮光カーテンやブラインドを閉めて、直射日光を遮断しましょう。厚手のカーテンほど効果が高いです。

2. 窓ガラスフィルムの活用

窓ガラスに貼るフィルムは、日射の侵入を防ぎ、室温の上昇を抑える効果があります。断熱効果のあるフィルムを選ぶと、より効果的です。

3. 冷感素材の活用

寝具や衣類に、冷感素材を使用することで、体感温度を下げることができます。接触冷感素材のシーツやパジャマは、快適な睡眠をサポートします。

4. 扇風機の活用:風の流れを作る

扇風機は、直接冷やす効果はありませんが、風の流れを作ることで、体感温度を下げる効果があります。サーキュレーターと併用すると、より効果的です。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田先生に、高温多湿の部屋のインテリアについてアドバイスをいただきました。

「高温多湿の環境では、通気性の良い素材を選ぶことが重要です。例えば、天然素材の家具や、通気性の良いカーテンなどを使用することで、湿気をため込みにくく、快適な空間を作ることができます。また、色の選び方も重要です。明るい色や淡い色は、空間を広く感じさせ、涼しげな印象を与えます。逆に、濃い色は熱を吸収しやすいため、避けた方が良いでしょう。」

まとめ:総合的な対策で快適な空間を

高温多湿の環境で快適に過ごすためには、湿度対策と温度対策を総合的に行うことが重要です。今回ご紹介した方法を参考に、自分に合った対策を実践し、快適な空間作りを目指しましょう。

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