エアコンの臭い対策!徹底ガイド|原因別解決策と予防方法

エアコンがすごく臭いのですが、何か方法はありますか? 一応、フィルター?のようなものを取り出し、掃除機でホコリをとりましたが、だめです。 自分のエアコンにはにおい消しのような機能はありません。

エアコンから臭いがする原因

エアコンから嫌な臭いがするのは、多くの場合、以下の原因が考えられます。フィルター掃除だけでは解決しないケースも多いので、原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。

  • カビ:エアコン内部の湿った環境はカビの繁殖に最適です。特に、送風ファンや熱交換器にカビが発生すると、強い臭いを発します。これは最も一般的な原因です。
  • ホコリ:フィルターを取り外して掃除機で吸い取ったとのことですが、フィルター以外にも、エアコン内部に大量のホコリが蓄積している可能性があります。ホコリに付着した汚れやダニの死骸などが臭いの原因となります。
  • 排水汚れ:エアコンは冷房運転時に発生した水分を排水します。この排水経路に汚れが溜まると、悪臭の原因となります。特に、排水ドレンパンに溜まった水が腐敗すると、非常に強い臭いを発します。
  • ペットの臭い:ペットを飼っている場合、ペットの毛や臭いがエアコン内部に付着し、臭いの原因となることがあります。
  • タバコや料理の臭い:タバコや料理の臭いがエアコン内部に吸着し、臭いが残ることがあります。

エアコンの臭い対策:具体的な手順

エアコンの臭い対策は、原因別に適切な方法を行う必要があります。以下に、具体的な手順を解説します。

1. フィルターの清掃

まずは、フィルターの清掃から始めましょう。掃除機でホコリを取り除くだけでなく、中性洗剤で洗い流すことが重要です。

  • フィルターを取り外します。
  • ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、フィルターを優しく洗います。ブラシなどでこすり洗いすると効果的です。
  • 十分にすすぎ、日陰で完全に乾燥させてから、エアコンに取り付けます。

2. エアコン内部の清掃

フィルター清掃だけでは臭いが取れない場合は、エアコン内部の清掃が必要です。自分で行うのは難しい場合があるので、専門業者に依頼することをおすすめします。ただし、自分でできる部分もあります。

自分でできる内部清掃

  • エアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。安全を最優先に行いましょう。
  • フロントパネルを外します。機種によって方法は異なりますので、取扱説明書をよく確認しましょう。無理に外そうとすると故障の原因となる可能性があります。
  • 送風ファンと熱交換器を確認します。ホコリやカビが付着している場合は、柔らかいブラシや雑巾で丁寧に拭き取ります。高圧洗浄機を使うと効果的ですが、内部の電子部品を濡らさないよう注意が必要です。高圧洗浄機を使用する際は、専門業者に依頼することをお勧めします。
  • 排水ドレンパンの清掃:排水ドレンパンに溜まった水を捨て、汚れを拭き取ります。必要であれば、重曹などを用いて洗浄します。
  • パネルを元通りに取り付け、電源を入れます。

専門業者への依頼

自分で清掃するのが難しい、または不安な場合は、エアコンクリーニング専門業者に依頼しましょう。専門業者は、高圧洗浄機などを使用し、徹底的にエアコン内部を清掃してくれます。費用は機種や清掃内容によって異なりますが、数千円から数万円程度です。

3. 消臭剤の使用

エアコン内部の清掃後、消臭剤を使用すると、より効果的に臭いを除去できます。市販のエアコン用消臭剤を使用するか、重曹などをエアコン内部に置いておくのも効果的です。

4. 定期的な清掃

エアコンの臭いを予防するためには、定期的な清掃が重要です。フィルターは月に1回、内部清掃は年に1回程度行うことをおすすめします。

5. 予防策

  • 運転終了後に送風運転を行う:エアコン内部の湿気を飛ばし、カビの発生を抑えます。
  • エアコンを使用しない時期は、電源プラグを抜いておく:カビの発生を防ぎます。
  • 定期的なメンテナンス:専門業者による定期的なメンテナンスを行うことで、故障を予防し、臭いの発生も抑えることができます。

専門家の視点

エアコンクリーニング業者は、様々な種類の臭いに対処しています。カビ臭だけでなく、ペット臭、タバコ臭など、様々な臭いに対して適切な洗浄方法を選択しています。また、洗浄剤の種類も豊富で、臭いの原因や材質に合わせて最適なものを選定します。

特に、カビ臭は健康被害にも繋がるため、早期の対策が重要です。自分で清掃する際は、安全に配慮し、無理をしないようにしましょう。

まとめ

エアコンの臭いは、放置すると健康被害にも繋がるため、早めの対策が重要です。フィルター清掃から始め、それでも臭いが取れない場合は、内部清掃や専門業者への依頼を検討しましょう。定期的な清掃と予防策を行うことで、快適な空間を保ちましょう。

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