エアコンなし物件トラブル!不動産屋の対応と解決策

不動産屋の汚いやり口、ひどい対応に屈したくない。先日ある不動産屋で部屋探しをし、契約して最近引っ越ししました。引っ越してから気付いたのですがエアコンが付いておりませんでした。契約する前に見学もしたのですが、その時はうっかりしていてエアコンが付いているかどうか確認するのを忘れていました。また、今の時代エアコンが付いているのは常識だと思っていたので確認する事をそれほど意識していなかったのも一つの原因だと思います。物件の資料や契約した時にもらった書類も不親切な内容でエアコンが有るか無いかの記載はなく、エアコンのエの字も書いてありませんでした。うっかりしていた自分も悪いかとは思いますが不動産屋のやり方とその後のひどい対応に納得がいきません。自分の中ではエアコンは絶対条件だったのにエアコンが付いていない劣悪な条件の部屋を薦めた事、また、決めた部屋にエアコンがない事を見学時も契約手続きの時も教えてくれず、顧客に対して隠し事をして契約させた悪事についての謝罪と、希望に沿わない部屋なので契約を取り消して入居費用を全額返してもらうかあるいは不動産屋の負担で新たにエアコンを設置する事を求めました。そしたらその不動産屋の返答は驚くべきものでした。隠し事なんてしていない、貴方がエアコンを絶対条件にしていたなんてこと今初めて聞いた、エアコンが付いているのが常識だと誰が決めたのか、最初から付いていない物件だってある、こっちはエアコンが付いているなんて一言も言ってないし、付いているかどうか聞かれてもいない。聞かれてもいないことを全部話していったら時間がいくらあっても足りない、例えば車持ってないお客さんにこの物件は駐車場がないですよってわざわざ説明する必要性ってありますか?もしエアコンが付いていると説明して契約をして、付いていないとなったら問題ですから責任取りますけど今回の件は明らかに違うでしょと屁理屈を言われました。挙句の果てには「こっちはしっかりルールを守って契約手続きをしてますし、貴方の脅しには従いませんよ。納得いかないなら弁護士でも何でも頼んでもらって構いませんよ!」と開き直り、それだけでなくこちらを脅迫者扱いしてきました。自分はこのまま泣き寝入りする気はありません。この不動産屋に謝罪させ、お金を返金させるなりエアコンを取り付けさせる良い方法がありましたらお知恵を貸して頂けないでしょうか。よろしくお願いします。補足皆さん不動産屋に対して甘すぎやしませんか?自分の周りの人に今回の事を話したらみんなその不動産屋は悪どいと言ってますよ。もっと使える回答下さい。よろしくお願いします。

賃貸契約における重要事項説明と重要事項説明書

今回のケースは、賃貸契約における重要事項説明の不備と、不動産会社の不誠実な対応が問題となっています。 重要事項説明とは、不動産会社が借主に対して物件の重要な事項を説明する義務を負う法律で定められた手続きです。 この説明は、口頭で行われるだけでなく、重要事項説明書という書面にも記載される必要があります。 エアコンの有無は、居住の快適性に大きく影響する重要な事項であり、重要事項説明書に記載すべき事項です。 不動産会社は、この説明を怠っただけでなく、借主が確認を怠っていたことを理由に責任を逃れようとしています。これは、不当な対応と言えるでしょう。

重要事項説明書の確認ポイント

賃貸物件を契約する際には、重要事項説明書を必ず確認しましょう。 特に以下の点に注意が必要です。

  • エアコンの有無: 設置されているか、設置されていないかの明確な記載があるか。
  • 設備の状況: キッチン、バスルーム、トイレなどの設備の状態、老朽化の有無など。
  • 修繕の状況: 過去に修繕が行われた履歴、今後の修繕計画など。
  • 契約条件: 家賃、敷金、礼金、更新料などの条件が明確に記載されているか。
  • 解約条件: 解約時の違約金、解約予告期間など。

これらの項目について、不明な点があれば、不動産会社に丁寧に質問し、納得いくまで説明を受けることが重要です。 曖昧な説明や、質問を避けようとする対応には注意が必要です。 写真や図面だけでは判断できない部分も多いので、必ず現地で確認しましょう。

不動産会社への対応と解決策

不動産会社は、重要事項説明を怠った責任を負う可能性が高いです。 まずは、書面で抗議することをお勧めします。 抗議文には、以下の点を明確に記載しましょう。

  • 契約日、物件名、不動産会社名
  • エアコンの有無に関する事実(見学時、契約時、引っ越し後の状況)
  • 重要事項説明書にエアコンの記載がないこと
  • 不動産会社の不誠実な対応
  • 要求事項(エアコン設置または契約解除と返金)
  • 期限(いつまでに回答を求めるか)

書面で対応することで、証拠を残し、今後の交渉に有利に働きます。 内容証明郵便を利用すれば、さらに法的効力が増します。

交渉が難航した場合の対処法

書面での抗議にもかかわらず、不動産会社が対応してくれない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 弁護士は、法律に基づいた適切なアドバイスと、交渉や訴訟手続きを支援してくれます。 弁護士費用はかかりますが、泣き寝入りするよりも、費用対効果が高い場合が多いです。

消費者センターへの相談

弁護士に相談する前に、消費者センターに相談してみるのも良いでしょう。 消費者センターは、無料で相談を受け付けており、適切なアドバイスや解決策を提案してくれます。 不動産会社との交渉をスムーズに進めるためのサポートも受けられます。

今後の部屋探しにおける注意点

今回の経験を踏まえ、今後の部屋探しでは以下の点に注意しましょう。

  • 重要事項説明書を必ず熟読する: 契約前にじっくりと読み、不明な点は質問する。
  • 現地でしっかりと確認する: エアコンの有無だけでなく、設備や状態を自分の目で確認する。
  • 写真や図面だけでは判断しない: 実際に見て、触れて、確認する。
  • 複数の不動産会社に相談する: 比較検討することで、より良い条件の物件を見つけられる。
  • 契約前に専門家に相談する: 弁護士や不動産鑑定士などに相談することで、トラブルを未然に防ぐことができる。

不動産会社とのトラブルは、精神的にも経済的にも大きな負担になります。 トラブルを避けるためには、事前にしっかりと準備し、自分の権利をしっかり守ることが大切です。

専門家の意見

弁護士の視点から見ると、今回のケースでは不動産会社に重要事項説明義務違反の責任がある可能性が高いです。 エアコンの有無は、居住に大きく影響する重要な事項であり、それを説明しなかったことは、契約上の瑕疵(かし)にあたる可能性があります。 そのため、契約解除と返金、あるいはエアコン設置の請求は、法的根拠に基づいた正当な要求と言えるでしょう。

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