エアコンからアンモニア臭?!原因と対策を徹底解説

エアコンからアンモニアのような臭いがします。昨年9月にダスキンにお願いしてクリーニングしてもらい、冬の間はヒーターを使用していました。最近暑くなってきたので、先日久しぶりにエアコンをつけ、しばらくして私がその部屋に入ったら、ちょっと変な臭いがしました。冬の間使っていなかったからかと思い、今日、送風をつけてみたら、アンモニアのような臭いがしました。フィルターや送風口などは、クリーニングしてもらったままのきれいな状態です。使っていれば臭いは消えていくのでしょうか?良い対処法をご存知でしたら教えてください。

エアコンからアンモニア臭がする原因

エアコンからアンモニアのような臭いがするのは、非常に危険なサインです。決して「使っていれば消える」と安易に考えて放置しないようにしましょう。 原因を特定し、適切な対処が必要です。主な原因として考えられるのは以下の通りです。

1. 冷媒ガス(フロン)の漏洩

エアコン内部には冷媒ガス(フロン)が封入されています。このフロンガスに、アンモニア臭に似た臭いのする不純物が混入している場合や、フロンガス自体が劣化し、異臭を放つ場合があります。フロンガス漏れは、深刻な故障につながる可能性があり、専門業者への点検・修理が必須です。放置すると、冷房能力の低下だけでなく、環境問題にも繋がります。

2. 配管内の汚れやカビ

エアコンの配管内部に汚れやカビが蓄積し、それが分解されてアンモニア臭のような臭いを発生させることがあります。特に、長期間使用していない場合や、適切な清掃が行われていない場合に起こりやすいです。ダスキンでの清掃後も、配管内部までは清掃されていない可能性があります。

3. その他の可能性

* 排水トラブル:ドレンパンに汚れが溜まり、悪臭が発生している可能性があります。
* 電気部品の劣化:モーターやコンデンサなどの電気部品が劣化し、焦げ付き臭やアンモニア臭に似た臭いを発生することがあります。
* 異物の混入:エアコン内部にネズミなどの死骸や、異物が入り込んでいる可能性も考えられます。

アンモニア臭がするエアコンへの対処法

まずは、安全を確保するために、エアコンの電源をオフにしてください。そして、以下の手順で対処しましょう。

1. 専門業者への連絡

アンモニア臭は、深刻な故障を示唆している可能性が高いです。自己判断で修理しようとせず、すぐにエアコンの専門業者に連絡しましょう。フロンガス漏れや配管内の問題などは、専門知識と技術が必要なため、素人では対処できません。

2. 原因特定のための点検

専門業者は、まずエアコンの状態を点検し、臭いの原因を特定します。点検では、以下の項目を確認します。

* フロンガス量の確認:フロンガスが漏れているかどうかを確認します。
* 配管内部の清掃:配管内部に汚れやカビがないかを確認し、必要に応じて清掃を行います。
* ドレンパンの清掃:ドレンパンに汚れが溜まっていないかを確認し、清掃します。
* 電気部品の点検:電気部品の劣化がないかを確認します。
* 異物の有無の確認:エアコン内部に異物が混入していないかを確認します。

3. 修理または交換

原因が特定された後、適切な修理または交換が行われます。フロンガス漏れの場合は、ガスを補充したり、配管を修理したりする必要があります。配管内部の汚れやカビが原因の場合は、洗浄を行います。電気部品の劣化が原因の場合は、部品交換が必要となる場合があります。場合によっては、エアコン全体の交換が必要となることもあります。

予防策:エアコンの適切なメンテナンス

エアコンの寿命を長くし、臭いの発生を防ぐためには、適切なメンテナンスが重要です。

1. 定期的な清掃

フィルターの清掃は、最低でも月に1回行いましょう。汚れが酷い場合は、専門業者に依頼して内部洗浄を行うことをおすすめします。内部洗浄は、配管内部の汚れやカビを除去し、臭いの発生を防ぎます。

2. 年1回の点検

夏と冬の使用開始前に、専門業者による点検を受けましょう。早期に異常を発見することで、大きな故障を防ぎ、修理費用を抑えることができます。

3. エアコンの使用状況

使用後は、送風運転を数十分行うことで、内部の湿気を飛ばし、カビの発生を防ぐことができます。また、長期間使用しない場合は、電源プラグを抜いておくことをおすすめします。

まとめ:アンモニア臭は放置厳禁!専門家に相談を

エアコンからアンモニア臭がしたら、決して自己判断で対処せず、すぐに専門業者に相談することが大切です。早期に対処することで、修理費用を抑え、安全にエアコンを使用し続けることができます。 適切なメンテナンスを心がけ、快適な室内環境を保ちましょう。

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