ウーパールーパー飼育環境改善計画:60cm水槽と二段式飼育の検討

ウーパールーパーを二匹飼っています。二匹とも、もう20cm以上はあります。現在は一辺が35cmほどの扇型の水槽を二つ並べていますが、大きくなったので60cmの普通の長方形水槽を二つにしようかと考え中です。しかし場所に困っています。混泳できれば一番良いのですが(._.) コトブキのC60(61×20×23)という水槽に、かさねらレールという便利な物を使って、上段にスレンダーOF水槽(60×13.5×15)というのを使うのはどうでしょうか?今より横幅が広くなりますが、奥行きは少なくなります。そもそも子供がもらってきたウーパールーパー達で、私は詳しくわからず^^; とにかく広く、別々の部屋でということなのですが、狭い玄関で飼っているため、あまり良い環境にしてあげることが出来ず困っています。スレンダーOF水槽という物のこともあまり良くわかってないのですが^^; 二階建てに出来るということで興味あります。どなたかアドバイス下さい(T . T)

現在の飼育環境と課題

現在、2匹のウーパールーパーを35cm程度の扇型水槽2つで飼育されているとのこと。しかし、ウーパールーパーは成長するとかなりのサイズになりますので、現在の水槽では狭くなっていることが懸念されます。さらに、狭い玄関での飼育という環境も、ウーパールーパーにとってストレスとなる可能性があります。 適切なスペースと環境を提供することが、ウーパールーパーの健康と長寿に繋がります。

60cm水槽二台と二段式飼育の検討:メリットとデメリット

提案されているコトブキC60水槽(61×20×23cm)とスレンダーOF水槽(60×13.5×15cm)を組み合わせた二段式飼育は、スペースの有効活用という点では魅力的です。しかし、ウーパールーパーの飼育環境として適切かどうかを慎重に検討する必要があります。

メリット

* スペースの有効活用: 狭い玄関でも、縦方向にスペースを広げることで、2匹のウーパールーパーを飼育できる可能性が高まります。
* 水槽の容量増加: C60水槽は、現在の水槽より大幅に容量が大きいため、ウーパールーパーにとってより快適な環境になります。
* かさねらレールによる安全性: かさねらレールを使用することで、水槽を安全に重ねて設置できます。

デメリット

* スレンダーOF水槽の容量不足: スレンダーOF水槽は奥行きが15cmと非常に浅いため、ウーパールーパーが十分に泳げるスペースが確保できません。20cm以上に成長したウーパールーパーには不適切です。これは大きなデメリットです。
* 水質管理の複雑化: 二段式にすることで、水質管理が複雑化し、適切な管理が難しくなる可能性があります。
* 高さによる負担: 高さのある水槽は、メンテナンス時に負担が大きくなります。

専門家(獣医師)の視点:ウーパールーパー飼育のポイント

ウーパールーパーは、水質の悪化に非常に敏感な生き物です。適切な飼育環境を確保するためには、以下の点に注意が必要です。

* 水槽サイズ: 成長したウーパールーパー1匹あたり、最低でも60cm以上の水槽が必要です。2匹飼育の場合は、さらに広い水槽が理想的です。
* 水質: 常に清潔な水を保つことが重要です。定期的な水換え(1/3程度を週に1回)と、フィルターの使用が不可欠です。水温は18~22℃を目安に保ちましょう。
* 隠れ家: ウーパールーパーは隠れ家が好きです。シェルターや流木などを設置して、落ち着ける場所を作ってあげましょう。
* 餌: 専用の餌を与え、食べ残しはすぐに取り除きましょう。過剰な給餌は水質悪化の原因となります。
* 混泳: ウーパールーパーは基本的に単独飼育が推奨されます。混泳させる場合は、十分なスペースと隠れ家が必要で、個体間の相性も重要です。

より良い飼育環境のための提案

玄関が狭いという制約を考慮すると、以下の2つの方法が考えられます。

1. 60cm水槽を2台横に並べる

* メリット: 十分なスペースを確保でき、水質管理も容易です。
* デメリット: 玄関のスペースがさらに必要になります。他の家具の配置を見直す必要があるかもしれません。

2. 別の場所に水槽を移動する

* メリット: より広いスペースで、適切な飼育環境を構築できます。
* デメリット: 水槽を移動するための手間と、新しい場所を探す必要があります。

インテリアとの調和

ウーパールーパー水槽をインテリアとして楽しむために、水槽台や周辺の装飾にこだわってみましょう。

* 水槽台: ブラウン系の木製水槽台は、どんなインテリアにも合わせやすくおすすめです。
* 背景: 水槽の背景に、自然な風景の写真や、落ち着いた色のシートを貼ることで、水槽がより美しく見えます。
* 照明: 水槽用のLEDライトを使用することで、ウーパールーパーの観察もしやすく、インテリアとしても効果的です。

まとめ

ウーパールーパーの飼育環境改善には、水槽サイズ、水質管理、隠れ家、そして飼育スペースの確保が重要です。 提案された二段式飼育は、スペースの有効活用という点では魅力的ですが、スレンダーOF水槽の容量不足が大きな問題となります。 60cm水槽を2台用意するか、飼育場所の変更を検討し、ウーパールーパーが快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。 インテリアとの調和も考慮し、素敵な空間を演出することで、飼育の楽しみも増えるでしょう。

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