ウーパールーパー飼育と外掛け式フィルター:水温上昇対策と最適なフィルター選び

初めての投稿になります。わかりにくいところがあればご指摘ください。最近12、3センチほどのウーパールーパーを買い始めました。30cm水槽に投げ込み式フィルターのみですが濾過能力が薄いので、他のフィルターを購入しようと思っています。外部フィルターは濾過能力が高いと聞き、一度考えましたが、設置やメンテナンスの面や、使用している水槽が30cm水槽のため水容量も少ないので、外部ではなく外掛けでよいという意見もあり、外掛けで考えています。水槽 310×190×260 約13リットル 水換え頻度 1週間に1度候補としては テトラ AT-30 GEX 簡単ラクラクパワーフィルター m コトブキ プロフィットフィルター x1 ニッソー マスターパル1 …ですが、どれも調べると水中モーター式のため、水温上昇は避けられないようで… ウーパールーパーは高温に弱いので、大丈夫だろうかと心配です。水中モーターではないテトラ OT-30 も調べましたが、音が大きいという意見も多く… ニッソーのフラットフィルターは、薄くて濾過能力が心配(それでもこのサイズの水槽なら十分?) などなど、調べるほどわからなくなってきてしまいました。ちなみに、フレームレス水槽であることと、水槽サイズもあり上部フィルターは除外しています。ベアタンクにしているので底面フィルターも考えていません。文頭にも書いたとおり、水温上昇が一番不安です。候補に出した中のものを使われている方、ウーパールーパーの飼育をされている方、皆様のご意見をお聞かせ頂ければと思います。

ウーパールーパー飼育と水温管理の重要性

ウーパールーパーはメキシコサラマンダーとも呼ばれ、メキシコ原産の両生類です。本来は15~20℃程度の低水温を好むため、水温の上昇は健康に悪影響を及ぼします。高温になると、食欲不振、動きが鈍くなる、病気にかかりやすくなるなどの症状が現れ、最悪の場合、死に至ることもあります。そのため、水槽内の水温管理はウーパールーパー飼育において非常に重要です。

外掛け式フィルターの水温上昇問題と対策

ご質問にあるように、外掛け式フィルターの多くは水中モーター式です。モーターが稼働することで熱が発生し、水温が上昇する可能性があります。特に小型水槽では、水量が少ないため、水温上昇の影響を受けやすくなります。しかし、適切な対策を行うことで、水温上昇を抑えることができます。

水温上昇を抑えるための具体的な対策

* 水槽への冷却ファン設置: 小型のUSB接続冷却ファンを水槽上部に設置することで、水槽内の空気を冷却し、水温上昇を抑える効果があります。熱帯魚飼育でも使われる一般的な方法です。
* 水槽への遮光:直射日光が当たる場所に水槽を置かないようにしましょう。直射日光は水温を上昇させる大きな原因となります。カーテンやブラインドなどで遮光するのも有効です。
* フィルターの選定:消費電力の低いフィルターを選びましょう。製品仕様書に消費電力が記載されているので、比較検討する際に参考にしてください。また、フィルターの設置場所にも注意が必要です。水槽の隅に設置するなど、水流によって冷却効果を高める工夫もできます。
* 定期的な水換え: 1週間に1回の水換えは良い習慣ですが、水温上昇が気になる場合は、より頻度を増やすことも検討しましょう。少量の水換えをこまめに行うことで、水温を安定させる効果があります。
* サーモスタットヒーターの使用: これは水温を下げるためではなく、水温を一定に保つためのものです。ウーパールーパーにとって最適な水温(15~20℃)を維持するために、ヒーターと併用して温度管理を行うことで、水温上昇によるリスクを軽減できます。ヒーターは水温を上げるためのものですが、設定温度を適切に設定することで、水温の上昇を抑制する効果も期待できます。

外掛け式フィルターの選び方:ウーパールーパー飼育に最適なフィルターとは?

ご質問にあるフィルターの候補について、それぞれの特徴とウーパールーパー飼育への適合性について検討してみましょう。

テトラ AT-30、GEX 簡単ラクラクパワーフィルター m、コトブキ プロフィットフィルター x1、ニッソー マスターパル1

これらのフィルターは全て水中モーター式で、水温上昇の可能性があります。30cm水槽という小さな水槽では、水温上昇のリスクがより高まります。しかし、これらのフィルターは小型で水槽への設置も容易であり、価格も比較的安価です。水温上昇対策をしっかり行うことで、使用できないわけではありません。

テトラ OT-30

水中モーター式ではないため、水温上昇の心配が少ないのがメリットです。しかし、音の大きさが懸念材料となります。ウーパールーパーは静かな環境を好みますので、音が大きすぎるとストレスを与えてしまう可能性があります。

ニッソー フラットフィルター

薄型で水槽内のスペースを取らないのが利点です。濾過能力が心配とのことですが、30cm水槽であれば、十分な濾過能力を発揮する可能性があります。ただし、水温上昇については水中モーター式なので、対策が必要です。

専門家のアドバイス:ウーパールーパー飼育におけるフィルター選び

ペットショップや動物病院の専門家に相談することも有効です。飼育環境やフィルター選びについてアドバイスをもらえます。特に、水温管理やフィルターのメンテナンス方法など、具体的な指導を受けることで、より安全にウーパールーパーを飼育することができます。

まとめ:ウーパールーパー飼育と水温管理、そして最適なフィルター選び

ウーパールーパーの飼育において、水温管理は非常に重要です。外掛け式フィルターを使用する場合は、水温上昇対策をしっかりと行いましょう。フィルター選びは、水槽のサイズ、ウーパールーパーのサイズ、予算などを考慮して、最適なものを選びましょう。複数の対策を組み合わせることで、より効果的に水温上昇を抑えることができます。 今回ご紹介した対策を参考に、安心してウーパールーパー飼育を楽しんでください。

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