ウサギが突然噛むようになりました。生後六ヶ月のネザーランドドワーフのメス(去勢済)を飼っています。最近ゲージに手を入れると噛み付いて来るようになり、頭以外を撫でるとブウブウ鳴きます。掃除の時は仕方ないので首を押さえて捕まえて引きずり出し、お出掛けバックに移して掃除してます。ゲージの時以外は普通で餌もねだって来ますし、ヘヤンポの時は私の足に登って来ます。(高いところが大好きなので(^-^;)正直噛まれるのも叱るのももううんざりですし、ウサギからしてみても掃除の度にいちいち抱き上げられてお出掛けバックに移されるのも叱られるのもストレスだと思ってます。(実際私に対して怯えて警戒してます。)噛みウサギとの上手な付き合い方、掃除の時の捕獲の仕方等を教えてください。補足ヘヤンポは通院した時以外は三時間、どんなに忙しくても一時間はしています。その間はウサギも自由気ままにしてるのですが、私がゲージの方向に行こうとした瞬間にダッシュでゲージに戻り「いじらないで!」と威嚇して来ます。ゲージを解体する方法をやってみたのですがとりあえずウサギが乗ってるスノコを取り外さないと解体出来ないです。(昨日は音にビックリしたウサギが外に出て行ってくれたのでその間にやりました。)
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ウサギの噛み癖の原因を探る
ウサギが突然噛み付くようになった原因は様々です。今回のケースでは、以下の点が考えられます。
- 恐怖とストレス:掃除の際に無理やり捕まえられる、ゲージに閉じ込められることへの恐怖とストレスが、噛みつきという行動に繋がっている可能性が高いです。ウサギはデリケートな動物で、予測できない行動や強い拘束は大きなストレスとなります。
- 縄張り意識:ゲージ内を自分の縄張りとして認識しており、そこに人が侵入することに対して警戒し、防御行動として噛み付いている可能性があります。特に、掃除という行為は、ウサギにとって安全な空間を侵害される行為として認識されるかもしれません。
- コミュニケーション不足:十分なコミュニケーションが取れていない場合、ウサギは自身の気持ちを伝える手段として噛みつきを用いることがあります。ブウブウ鳴くのも、不快感を示すサインです。
- 病気の可能性:まれに、痛みや不快感から噛み付くこともあります。もし、普段と様子が明らかに違う場合は、動物病院で診察を受けることをお勧めします。
噛み癖への対処法:信頼関係の構築と環境改善
噛み癖を改善するには、ウサギとの信頼関係を築き、ストレスを軽減する環境を整えることが重要です。
1. 恐怖心を軽減する
- ゆっくりとした行動:ゲージに近づく際は、ゆっくりと静かに近づき、ウサギの反応を見ながら行動しましょう。急に近づくと、ウサギは恐怖を感じて噛み付きます。
- おやつでなだめる:お気に入りの野菜やおやつを差し出し、優しく声をかけながら、少しずつ距離を縮めていきましょう。ウサギがリラックスしている様子を確認してから、触れ合うようにしましょう。
- 強制的な接触を避ける:頭以外を撫でるとブウブウ鳴くとのことですので、ウサギが嫌がる行為は避けましょう。ウサギが自ら近づいてきた時だけ、優しく撫でるようにします。
2. ケージ掃除の改善
- ケージのレイアウト変更:ウサギが逃げ込める隠れ家や、安全だと感じる場所をケージ内に設置しましょう。これにより、掃除中も落ち着いていられる空間を提供できます。例えば、ハウスやトンネルなどを設置するのも有効です。
- 部分的な掃除:ケージ全体を一度に掃除するのではなく、毎日少しずつ掃除することで、ウサギへのストレスを軽減できます。例えば、トイレや餌場だけを毎日掃除し、ケージ全体の大掃除は週に一度行うなど。
- 捕獲方法の変更:首を押さえて引きずり出す方法は、ウサギにとって非常に怖い経験です。代わりに、ウサギが自らケージから出てくれるように誘導する方法を考えましょう。例えば、お気に入りの場所におやつを置いて誘導したり、広いスペースを用意して、ゆっくりと移動させる方法を試してみましょう。
- ケージの種類の見直し:掃除しやすいケージを選ぶことも重要です。例えば、引き出し式の底トレイが付いたケージであれば、掃除が簡単に行えます。また、ケージの素材も、掃除のしやすさやウサギのストレス軽減に影響します。
3. 専門家への相談
状況が改善しない場合は、動物病院やウサギ専門のブリーダーなどに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対処法を見つけることができます。
ヘヤンポ時間の活用
ヘヤンポ時間は、ウサギとの信頼関係を築く絶好の機会です。
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- 自由時間を確保:ウサギが自由に動き回れる空間を提供し、安全で快適な時間を過ごせるようにしましょう。
- コミュニケーション:ウサギがリラックスしている時に、優しく撫でたり、声をかけたりすることで、信頼関係を築くことができます。ただし、ウサギが嫌がる場合は無理強いしないようにしましょう。
- 環境エンリッチメント:ウサギが楽しめるおもちゃや、探索できる場所を提供することで、ストレス軽減と行動の活性化に繋がります。例えば、トンネルやボール、木の枝などを用意するのも有効です。
ゲージの解体と安全対策
ゲージの解体作業は、ウサギにとって大きなストレスとなります。
- 安全な場所の確保:解体作業中は、ウサギを安全な場所に移動させましょう。別の部屋に移動させるか、広いケージを用意して、作業中はそこに移動させるのがおすすめです。
- 作業時間短縮:作業時間を短縮するために、事前に必要な道具を準備しておきましょう。また、作業手順をスムーズに行うことで、ウサギのストレスを最小限に抑えることができます。
- 騒音対策:解体作業による騒音は、ウサギを驚かせる可能性があります。作業中は、なるべく静かに作業を行い、必要に応じて防音対策をしましょう。
まとめ:時間と愛情で信頼関係を築く
ウサギの噛み癖は、恐怖やストレスが原因であることが多く、適切な対応をすることで改善が見込めます。焦らず、時間をかけてウサギとの信頼関係を築き、ストレスを軽減する環境を整えることが大切です。 専門家のアドバイスも積極的に活用し、ウサギと幸せな時間を過ごせるよう努めましょう。