ウサギとの暮らし始め:ケージ内での行動と慣らし方

先日ライオンラビット 7ヵ月の♀を飼いました。 うさぎ初心者なのですが、質問です。 ケージの中で外に出たくて? 一回転などをしています。 外に出してよー ということなのでしょうか? そういう行動から外に出すと それを学習して それをすればだしてもらえる と思うようになると ネットで読みました。 無視したほうが良いのでしょうか? それと、部屋んぼから ケージに戻す際に抱っこをして 戻すのですが、 ぐぅぐぅと鳴き声をだします。 まだ怯えているのでしょうか? まだ家にきて3日?くらいなのですが… 部屋には慣れたが、私には まだ慣れていないということ なのでしょうか?

ケージ内での一回転行動:放出のサイン?

7ヶ月齢のライオンラビットちゃん、お迎えおめでとうございます! ケージ内での「一回転」は、まさにあなたが想像されている通り、外に出したい!という意思表示の可能性が高いです。ウサギは、自分の意思を明確に伝えるのが得意ではありません。そのため、体を回転させたり、ジャンプしたり、ケージの扉を引っ掻いたりといった行動で、飼い主さんにアピールするのです。

ネットの情報にある通り、毎回その行動に応えてしまうと、ウサギは「一回転=外に出してもらえる」と学習してしまいます。これは、望ましい行動ではありません。しかし、完全に無視するのも、ウサギのストレスにつながる可能性があります。

適切な対応:無視とコミュニケーションのバランス

理想的な対応は、「一回転」を無視する時間と、積極的にコミュニケーションを取る時間をバランス良く設けることです。

  • 無視する時間:一回転をしても、すぐに反応せず、数分間は様子を見ます。それでも止まらない場合は、一度ケージから出してあげましょう。ただし、すぐにではなく、少し時間を置いてからが良いでしょう。そうすることで、ウサギは「常に一回転すればすぐに放出されるわけではない」と学習します。
  • コミュニケーションを取る時間:ケージの外で、ウサギが安全で落ち着ける場所(例えば、床に敷いたマットなど)で、優しく撫でたり、おやつを与えたりして、コミュニケーションを取りましょう。この時間は、ウサギがリラックスして、あなたとの信頼関係を築くのに役立ちます。
  • 時間割を作る:ケージから出す時間をあらかじめ決めておくと、ウサギも安心します。例えば、「朝と夕方の1時間ずつ」など、決まった時間帯にケージから出してあげましょう。そうすれば、一回転する必要が減るかもしれません。

専門家のアドバイス:動物行動学の専門家によると、ウサギの行動を理解し、適切なコミュニケーションを取ることで、問題行動を減らすことができるそうです。もし、一回転の頻度が多い、または他の問題行動が見られる場合は、獣医さんや動物行動の専門家に相談することをお勧めします。

ケージへの戻し方:ぐぅぐぅ鳴き声の原因

部屋からケージに戻す際に、ぐぅぐぅと鳴き声をあげる理由は、まだあなたに慣れていない、もしくは抱っこの仕方が気に入らない可能性があります。3日では、ウサギが完全にあなたを信頼するまでには、まだ時間がかかります。

抱っこ時の注意点と代替案

ウサギは、抱っこが苦手な動物です。無理に抱っこせず、ケージへの誘導方法を変えることを検討しましょう。

  • おやつを使う:ケージの中に、ウサギの大好物のおやつを置いて、ケージの中に入っていくように誘導します。おやつで気を紛らわせることで、抱っこされるストレスを軽減できます。
  • ケージを魅力的な空間に:ケージの中に、快適なベッドや、お気に入りの玩具を入れて、ケージの中を居心地の良い場所にしてあげましょう。そうすることで、ウサギが自らケージの中に入ろうとする可能性が高まります。
  • ゆっくりとした時間:焦らず、ウサギのペースに合わせて、ゆっくりとケージに戻しましょう。無理強いをせず、優しく声をかけてあげることが大切です。
  • 抱っこの練習:もし抱っこが必要な場合は、短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくことで、ウサギに抱っこに慣れてもらう練習をしましょう。抱っこする際は、ウサギの体をしっかり支え、優しく抱きかかえることが重要です。不安そうな様子が見られたら、すぐに抱っこをやめましょう。

専門家のアドバイス:獣医さんや動物行動の専門家によると、ウサギの鳴き声は、必ずしも恐怖や不安を表しているとは限りません。しかし、ぐぅぐぅという鳴き声は、不快感やストレスを示している可能性が高いです。そのため、抱っこの方法を見直したり、ケージへの誘導方法を工夫したりすることが重要です。

まとめ:時間と愛情で信頼関係を築きましょう

ウサギとの生活は、時間と愛情が必要です。焦らず、ウサギのペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。一回転や鳴き声は、ウサギからのコミュニケーションサインです。そのサインを理解し、適切に対応することで、より良い関係を築くことができるでしょう。もし、不安なことがあれば、獣医さんや動物行動の専門家に相談することをお勧めします。

インテリアと関連付けて:ウサギのケージの設置場所や、ケージ周りのインテリアも、ウサギの落ち着きや安心感に影響を与えます。騒がしい場所や、直射日光が当たる場所を避け、静かで安全な場所にケージを設置しましょう。また、ケージの周りに、ウサギが落ち着けるような、柔らかい素材のマットや、隠れ家となるハウスなどを置いてあげると良いでしょう。

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