ウサギとの信頼関係構築:警戒心の強いウサギとの接し方と部屋んぽ対策

ウサギのしつけ、抱っこについて!です。 もう手遅れかもしれませんが、うちの子とは二年の付き合いになります。 子供の時からよそよそしく、呼んでも来ない!触ろうとすると何処か警戒心があるのかすぐに離れてしまいます。 抱っこなんて夢のまた夢の話しです。 だけど、とっても可愛いので抱っこしてヨシヨシしないといつも思っています。 切実に… 手をさしのべようとすると、ブーと怒られます。 機嫌がいいときは寝そべって横になってる時がチャンスと思い、少しの間ならナデナデさせてくれますが、何を思い立ったのかプイッと居なくなってしまいます。 子供の頃からあまり触りすぎてストレスで死なせてもと思いあまり頭撫でるくらいで基本的にはそっとゲージの中で育ててます。 明け方や夜中にゲージをガジガジとカジリうるさくて眠れなくなりついイラッときて叱った事も多々ありました。 そこで関係性に溝ができてしまったのでしょうか? 今はゲージの内側に透明のシートを張りカジリ木を設置しています。 基本はゲージ、私が居るときは部屋んぽさせてますが、おちつきがなく、紙、棚、ソファー、ラグマット、鞄など色んな物に興味があるのはわかるですがかじるので困っています。 こっちがいつもヒヤヒヤしながら部屋んぽさせての毎日です(*_*) ダメよ!と言うと一瞬固まりますがまた同じ事をずっとするので、手でその場から払い除ける形になってしまいます。 ウサ子からしたら、なんで起こられてるのかも分かってない様子をだし、怒るからママ嫌い…って思われてるんでしょうね(泣) もっと仲良くなりたいのですがどうしたらよいですか? 手をさしのばしても警戒されまともに触らしてもくれないなかもう二年が建とうしています。 改善の余地はありますでしょうか?

ウサギの警戒心と信頼関係構築:過去と現在の行動分析

2年間、距離を置いて飼育されてきたウサギは、人間への警戒心が強く、信頼関係が築けていない状態です。 幼少期の過度な接触回避と、夜間のゲージかじりに対する叱責は、ウサギにとってストレスとなり、人間への不信感を募らせている可能性があります。「ダメよ!」と叱る行為は、ウサギには理解できません。むしろ、恐怖心を植え付けている可能性が高いです。 また、部屋んぽ時のいたずら行為も、環境エンリッチメント不足や、十分な運動不足が原因の一つと考えられます。

信頼関係構築のための具体的なステップ

ウサギとの信頼関係を築くには、時間と忍耐が必要です。焦らず、以下のステップを踏んで、ゆっくりと関係を深めていきましょう。

1. 安全な空間の提供とポジティブな強化

* ゲージ環境の見直し:ゲージ内は、ウサギが安心して過ごせる空間であることが重要です。隠れ家となるハウスや、十分な広さ、清潔なトイレ、新鮮な牧草などを用意しましょう。
* ストレス軽減:夜間のゲージかじりは、ストレスのサインです。十分な運動と、かじり木などの代替物を提供することで、かじる行動を軽減できます。
* ポジティブな強化:おやつを与えたり、優しく声をかけたりすることで、良い行動を強化します。 例えば、静かにしている時や、こちらを見てきた時に、お気に入りの野菜を少量与えるなど。
* 強制はしない:抱っこや触れ合いは、ウサギが自ら求めてきた時のみ行いましょう。無理強いは、警戒心を強めるだけです。

2. スローペースなコミュニケーション

* 距離を縮める:まずは、ウサギの近くで静かに座り、存在を認識させましょう。 話しかけたり、優しく撫でたりするのではなく、同じ空間で過ごす時間を増やすことが重要です。
* アイコンタクト:ウサギの目を見て、ゆっくりとまばたきをすることで、安心感を与えられます。ウサギは、まばたきでコミュニケーションをとります。
* ボディーランゲージ:威嚇的な姿勢(しゃがんだり、手を高く上げたり)を避け、リラックスした姿勢で接しましょう。 ゆっくりとした動きで、ウサギに安心感を与えます。
* 名前を呼ぶ練習:毎日、優しく名前を呼びかけましょう。 最初は反応しなくても、継続することで、徐々に名前を認識するようになります。

3. 環境エンリッチメントと運動の確保

* 部屋んぽの工夫:部屋んぽの際は、安全な空間を確保し、かじってはいけないものをすべて片付けましょう。 また、ウサギが安全に探索できるスペースを確保し、おもちゃやトンネルなどを用意することで、飽きさせない工夫が必要です。
* おもちゃの提供:かじり木、ボール、トンネルなど、様々な種類のおもちゃを提供することで、ウサギの好奇心を満たし、ストレスを軽減できます。
* 運動不足解消:毎日、一定時間、ゲージの外で自由に動き回れる時間を与えましょう。 運動不足は、ストレスや行動問題の原因となります。

4. 専門家への相談

どうしても改善が見られない場合は、動物病院やウサギ専門のブリーダーなどに相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができます。

まとめ:時間と愛情で信頼関係を築こう

ウサギとの信頼関係構築には、時間と忍耐が必要です。 焦らず、ウサギのペースに合わせて、ゆっくりと関係を深めていきましょう。 上記の方法を実践し、ウサギとの絆を育んでください。 信頼関係が築ければ、抱っこも夢ではなくなります。 大切なのは、ウサギを理解し、尊重することです。

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