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インナーサッシのミシミシ音の原因究明
ご自宅のリビングの掃き出し窓に取り付けたインナーサッシから、風の強い日にミシミシ、ギシギシと音がするとのこと、大変お困りのことと思います。特に夜間の音は睡眠の妨げにもなり、精神的なストレスにも繋がりますね。 7月に取り付けたばかりで、しかも一部分が窓枠にきちんと乗っていないという状況から、その音がサッシの不完全な設置に起因する可能性が高いと考えられます。
原因として考えられるのは以下の通りです。
- サッシと窓枠の隙間: サッシが窓枠に完全に接していない部分があるため、風が吹いたり、サッシに力が加わると、摩擦音が発生している可能性が高いです。ご指摘の通り、これが主な原因と考えられます。
- サッシの調整不良: インナーサッシは、正確な調整が必要な精密機器です。取り付け時に調整が不十分だった場合、サッシの動きに不具合が生じ、音が発生する可能性があります。特に、風の影響を受けやすい掃き出し窓では、この可能性が高まります。
- 建物の揺れ: 高層階や古い建物などでは、風の影響で建物自体がわずかに揺れることがあります。この揺れがサッシに伝わり、音が発生する可能性も考えられます。
- 部品の劣化: 取り付けから時間が経っていないため可能性は低いですが、初期不良や輸送中の損傷などにより、サッシの部品に不具合がある可能性もわずかにあります。
専門家による点検と修理方法
現状、リフォーム会社の担当建築士に連絡済みとのことですが、まだ回答がないとのこと。迅速な対応を求めるため、再度連絡を取り、状況を詳しく説明することをお勧めします。写真や動画で状況を伝えることで、より正確な判断をしてもらえるでしょう。
修理方法としては、以下の可能性が考えられます。
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- サッシの再調整: サッシと窓枠の間に隙間がある場合は、調整用のネジや部品を使って、サッシの位置を微調整します。専門の技術が必要なため、業者に依頼するのが適切です。多くの場合、この調整で問題は解決します。
- 土台(下地)の補強: サッシが窓枠にきちんと乗っていない部分がある場合は、窓枠に下地を追加して、サッシをしっかりと固定する必要があります。これは、木製のスペーサーや金属製のブラケットなどを用いて行われます。この作業は、サッシの取り外しが必要になる場合もあります。
- シーリング材の追加: サッシと窓枠の間に隙間がある場合、シーリング材を追加して隙間を埋めることで、音の発生を防ぐことができます。ただし、シーリング材だけでは根本的な解決にならない場合もあります。
- サッシの交換: 上記の方法で解決しない場合、サッシ自体に問題がある可能性があります。その場合は、サッシの交換が必要になる可能性があります。これは費用がかかりますが、長期的には安心できる解決策となります。
修理業者への依頼と注意点
修理を依頼する際には、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。見積もりには、作業内容、使用する材料、保証期間などが明確に記載されていることを確認しましょう。また、業者の評判や実績についても事前に確認しておくことが重要です。
業者を選ぶ際のポイント:
- 経験と実績: インナーサッシの修理経験が豊富な業者を選びましょう。ホームページや口コミサイトなどで評判を確認できます。
- 対応の迅速さ: 迅速に対応してくれる業者を選びましょう。特に、台風シーズンを前に修理を終えることが重要です。
- 保証体制: 修理後の保証期間を確認しましょう。万が一、再発した場合でも対応してくれる業者を選びましょう。
- 見積もりの明瞭さ: 見積もりが明確で、追加費用が発生しないようにしましょう。
DIYによる対策は避けるべき?
ご自身で土台を補強しようと考えていらっしゃいますが、インナーサッシの調整や修理は専門的な知識と技術が必要な作業です。不適切な作業を行うと、サッシの破損や建物の損傷につながる可能性があります。そのため、DIYでの修理は避けることを強くお勧めします。 専門業者に依頼することで、安全で確実な修理を行うことができます。
まとめ:安心安全な住まいを守るために
インナーサッシからのミシミシ音は、放置すると、より大きな問題に発展する可能性があります。特に、台風シーズンを前に、早急な修理が必要です。専門業者に相談し、適切な対策を行うことで、安心して快適な生活を送ることができるでしょう。 今回ご紹介した内容を参考に、安心して快適な住まいを実現してください。