インドシナウォータードラゴンと快適な水環境:飼育における注意点と解決策

閲覧ありがとうございます。 四日前、ペットショップにてインドシナウォータードラゴンの雄を購入しました。 生年月日などは不明なのですが、幼体とのことです。 爬虫類を飼うのは初めてで分からないことだらけなのですが、環境はペットショップにて教えてもらったように整えました。 インドシナウォータードラゴンは水が大好きで、半日ぐらい水浴びしていると聞いたのですが、我が家のインドシナちゃんは水を嫌がります。 トイレも、水中でする…ともあったのですが、水中を嫌がるので水中でもしてくれません。 部屋の中に放った時に、普段使っている寝具で初めて糞をして、もう三日が経ちます。見ている限り、糞はあの日しかしていませんでした。 毎日コオロギを三匹ずつ食べているので心配なので、近々最寄りの動物病院に連れて行きたいと思います。 そこで質問なのですが、出来れば詳しい方にお聞きしたいのですが、どうやったら水に浸かってくれますかね? ゲージの中に、水を張った器も入れているのですが、見向きもしないです… 霧吹きなどで水を垂らすと、たまに水も飲んでくれているようですが、やはりあまり水分を採っていないと思います。

インドシナウォータードラゴンの飼育環境と脱水症状の懸念

インドシナウォータードラゴンは、熱帯アジア原産の半水棲性のトカゲです。水辺を好む性質を持つ一方で、個体差や飼育環境によって水の好みは大きく変化します。質問者様のインドシナウォータードラゴンが水を嫌がり、排泄もしていないとのこと、脱水症状の危険性も考えられます。まずは、動物病院への受診は正しい判断です。獣医師による健康チェックと適切なアドバイスを受けることを強くお勧めします。

水を嫌がる原因を探る:飼育環境の見直し

ペットショップの情報が必ずしも個々の個体に当てはまるとは限りません。インドシナウォータードラゴンが水を嫌がる原因をいくつか考え、飼育環境を見直してみましょう。

1. 水温と水質:快適な環境の確保

* 水温:インドシナウォータードラゴンは、適温の水を好みます。水温計でゲージ内の水温を測定し、25~30℃程度を維持しましょう。低すぎると寒さを感じ、高すぎると熱ストレスを感じて水を避ける可能性があります。加温器の使用も検討しましょう。
* 水質:水道水は塩素が含まれているため、カルキ抜き剤を使用し、塩素を除去してから使用することが重要です。また、定期的な水換えも忘れずに行いましょう。汚れた水は、皮膚病や寄生虫感染の原因にもなります。
* 水の深さ:水浴び用の容器の水の深さは、ドラゴンが自由に浸かっても溺れない深さに調整しましょう。浅すぎると満足に水浴びできませんし、深すぎると不安を感じてしまう可能性があります。最初は浅い容器から始め、徐々に深さを増やしていくのも良い方法です。

2. 隠れ家と安心できる空間の提供

* 隠れ家の設置:インドシナウォータードラゴンは、隠れ家となる場所を必要とします。シェルターや流木などを設置し、安全で落ち着ける場所を提供しましょう。水浴び用の容器の近くに隠れ家を設置することで、安心して水に近づくことができるかもしれません。
* ストレス軽減:ゲージ内が狭すぎたり、明るすぎたりすると、ストレスを感じて水を避ける可能性があります。ゲージの広さや明るさを確認し、必要に応じて改善しましょう。

3. 水への慣れ方:段階的なアプローチ

* 霧吹き:現在、霧吹きで水分補給をしているとのことですが、これは一時的な対策です。徐々に水に慣れさせる必要があります。
* 浅い水皿:最初は浅い水皿に少量の水を入れ、ドラゴンが自ら水を飲む様子を観察します。徐々に水量を増やし、水に慣れさせていきます。
* 流水:小さな滝や、ポンプで水を循環させることで、新鮮な水を供給し、ドラゴンの興味を引くことができます。
* 温度調整:水温を調整し、ドラゴンが快適に感じる温度を見つけることが重要です。

4. 排泄の異常:健康状態の確認

3日間排泄がないことは、深刻な問題です。脱水症状や消化器系の問題の可能性があります。すぐに動物病院を受診し、獣医師に相談しましょう。

専門家の意見:爬虫類専門医への相談

爬虫類の飼育は、専門的な知識が必要です。飼育に不安を感じたり、問題が発生した場合は、迷わず爬虫類専門医に相談することをお勧めします。インターネットの情報だけでは、個々の状況に合わせた適切な対応ができない場合があります。

まとめ:観察と適切な対応が重要

インドシナウォータードラゴンが水を嫌がる原因は様々です。飼育環境を見直し、段階的に水に慣れさせることで、改善できる可能性があります。しかし、排泄がないという状況は深刻なため、速やかに動物病院を受診し、獣医師の指示に従うことが大切です。 健康なインドシナウォータードラゴンを飼育するためには、継続的な観察と適切な対応が不可欠です。

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