インテリアデザイナーを目指して…壁にぶつかった時、どう乗り越える？

インテリアデザイナーを目指してる26歳の者です。インテリアデザイナーのスクールに通い終わってポートフォリオを制作してるのですが全く進まず手が付かずに固まってしまいます。そもそも向いてないんじゃないかと思い始めてきました。ですが憧れる職業でやりたいんです。学校の課題をこなしていくうちにずっと図面を書いたり、ずっとデスクワークするのは向いてないというのがわかりました。アイデアを考えるのは好きです。元々身体を動かすのが好きですし、インテリアデザイナーになっても内装施工には携わりたいです。最終的な目標は独立して、自分の理想の家をデザインしてDIYリノベーションして作ったり、友達や仲間の店舗をデザインして作れたら幸せだなあと思っています。インテリアの仕事に携わってる方に質問なんですが、デスクワークはどのくらいありますか？デスクワークが少ない仕事でインテリアのデザインに関わりたいと思ってるのですが、職種で探すとしたらインテリアスタイリストなどでしょうか？

Contents

1 インテリアデザインの仕事とデスクワークの現実
2 デスクワークが少ないインテリア関連の仕事
3 ポートフォリオ制作の壁を乗り越える方法
4 独立開業に向けた準備
5 まとめ

インテリアデザインの仕事とデスクワークの現実

インテリアデザインの世界は、華やかでクリエイティブなイメージが先行しがちですが、現実には多くのデスクワークが伴います。 CADを使った図面作成、プレゼンテーション資料作成、クライアントとのメールや電話でのやり取り、見積もり作成など、パソコンに向かう時間が少なくないのが実情です。もちろん、現場での作業や打ち合わせも重要ですが、それらを円滑に進めるためには、綿密な計画と準備が不可欠であり、それには多くのデスクワークが必要です。あなたの仰る通り、ずっとデスクワークは向いていないと感じるのは当然です。しかし、デスクワークの割合を減らし、現場作業に多く携われる仕事を選ぶことは可能です。重要なのは、自分の適性と理想の働き方を明確に理解し、それに合ったキャリアパスを選択することです。

デスクワークが少ないインテリア関連の仕事

インテリアデザインに携わりながら、デスクワークの時間を減らしたいと考えるのであれば、いくつかの選択肢があります。

1. インテリアスタイリスト

あなたが挙げたインテリアスタイリストは、確かにデスクワークが少ない選択肢の一つです。スタイリストは、既存の家具やインテリア小物を使って空間を演出する仕事です。現場での作業が中心となり、図面作成などのデスクワークは比較的少ない傾向にあります。ただし、クライアントとの打ち合わせや撮影準備、レポート作成など、ある程度のデスクワークは避けられません。

2. 空間デザイナー（現場重視型）

空間デザイナーの中には、設計図作成よりも、現場での施工管理や職人との連携を重視するタイプもいます。設計は外注することも多く、自身は現場監督やコーディネートに専念するケースもあります。この場合、体力とコミュニケーション能力が求められます。

3. DIYクリエイター/リノベーションコーディネーター

あなたの目標にもあるように、DIYやリノベーションに特化した仕事も選択肢の一つです。既存の建物を改修する仕事は、設計図作成よりも、実際に手を動かす作業が中心になります。ただし、顧客との打ち合わせや材料の手配などの事務作業は必要です。

4. 家具職人/内装職人

デザインだけでなく、実際に家具や内装を作ることに携わりたいのであれば、家具職人や内装職人になることも可能です。体力勝負の仕事ですが、自分の手で空間を作り上げることができるやりがいのある仕事です。ただし、デザインの知識も必要になります。

ポートフォリオ制作の壁を乗り越える方法

ポートフォリオ制作で行き詰まっているとのことですが、それは決して珍しいことではありません。多くのデザイナーが、この段階で挫折感を味わいます。

1. 小さなプロジェクトから始める

大きなプロジェクトにいきなり取り組むのではなく、まずは小さなプロジェクトから始めてみましょう。例えば、自分の部屋のリノベーション、友達の部屋の模様替え、あるいは架空のプロジェクトを設定してデザインしてみるのも良いでしょう。

2. 専門家からのフィードバックを得る

学校の先生や、経験豊富なインテリアデザイナーにポートフォリオを見てもらい、フィードバックを得ることが重要です。客観的な視点からアドバイスをもらうことで、改善点が見えてきます。

3. インスピレーションを得る

インテリア雑誌、ウェブサイト、美術館、街中など、あらゆる場所からインスピレーションを得ましょう。自分が好きなもの、感動したものなどを積極的にメモし、デザインに活かしましょう。 PinterestやInstagramなどのソーシャルメディアも活用すると良いでしょう。

4. 時間管理とタスク管理

時間管理とタスク管理は、ポートフォリオ制作において非常に重要です。具体的なスケジュールを作成し、毎日少しずつでも作業を進めることを心がけましょう。タスク管理アプリなどを活用するのも効果的です。

5. 自分の強みを活かす

あなたはアイデアを考えるのが好きで、身体を動かすことも好きだと仰っています。これらの強みを活かして、デザインと施工の両方に携われるような仕事を探してみるのも良いでしょう。例えば、DIYリノベーションを専門とする会社に就職するのも一つの方法です。

独立開業に向けた準備

独立開業を目指すのであれば、デザインスキルだけでなく、経営スキルも磨いておく必要があります。

1. 資金調達

独立開業には、資金が必要です。開業資金をどのように調達するのか、具体的な計画を立てましょう。

2. マーケティング

自分のデザインをどのように顧客に届けるのか、マーケティング戦略を練る必要があります。ウェブサイトやSNSなどを活用して、積極的に自分をアピールしましょう。

3. 法律・税務

開業にあたり、必要な手続きや法律、税務について理解しておく必要があります。必要に応じて、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。

まとめ

インテリアデザインの世界は、デスクワークと現場作業のバランスが重要です。あなたの希望する働き方を実現するためには、自分に合った仕事を選び、スキルを磨いていくことが大切です。ポートフォリオ制作で壁にぶつかったとしても、諦めずに、少しずつでも前に進んでいきましょう。あなたの理想のキャリアを実現できるよう、応援しています。