インテリアを損ねず、安全に!家具の転倒防止対策

家具の転倒防止を、インテリアをそこねることなく、壁や天井も傷つけることもなくするいい方法はありませんか? 家具の転倒防止を、インテリアをそこねることなく、壁や天井も傷つけることもなくするいい方法はありませんか? 本棚と天井との間に45センチほどの隙間ができるのですが、居間なのでつっぱり棒だとシンプルモダンなインテリアの雰囲気を壊しちゃうのが困るし、新築なので壁や天井を傷つけたくないからL字金具とかで固定するのも避けたいです。 なにかいい方法をご存知ないでしょうか?

新築のお住まい、シンプルモダンなインテリアに合う家具の転倒防止策でお悩みとのこと。つっぱり棒は目立ち、L字金具は壁を傷つける懸念があり、お気持ちよく分かります。今回は、インテリアの雰囲気を壊さず、壁や天井を傷つけることなく、本棚などの転倒を防止する方法について、具体的な対策と選び方を解説します。

1. 目立たない転倒防止アイテムを活用する

つっぱり棒やL字金具は、確かに目立ちやすく、インテリアの雰囲気を損ねる可能性があります。しかし、工夫次第で目立たなくすることが可能です。まずは、目立たない転倒防止アイテムを探してみましょう。

1-1. 家具転倒防止粘着マット

家具の底面に貼り付けるだけで転倒を防止できる粘着マットは、手軽で効果的なアイテムです。透明タイプや薄い色のマットを選べば、目立ちにくく、インテリアの邪魔になりません。ただし、粘着力が弱いと効果が薄れるため、耐荷重や粘着力の強さを確認して選びましょう。また、使用前に家具の底面をきれいに掃除することが大切です。

  • メリット:手軽、安価、目立ちにくい
  • デメリット:粘着力が弱まる可能性あり、全ての家具に適しているわけではない

1-2. 家具固定用ベルト

家具と家具、または家具と壁を固定するベルトタイプの転倒防止アイテムもおすすめです。布製のベルトであれば、インテリアに馴染みやすく、目立ちにくいでしょう。色はインテリアに合わせて選ぶことが重要です。また、伸縮性のあるベルトを選べば、微調整がしやすく、より安全に固定できます。

  • メリット:目立ちにくい、調整しやすい、様々な家具に対応可能
  • デメリット:ベルトがたるむ可能性あり、定期的な点検が必要

1-3. 地震対策用の突っ張り棒

一般的な突っ張り棒ではなく、地震対策用の突っ張り棒は、デザイン性が高いものも数多く販売されています。シンプルなデザインのものを選べば、シンプルモダンなインテリアにも違和感なく溶け込みます。色は、ブラウンやダークブラウンなど、お部屋の家具の色と合わせて選ぶと良いでしょう。また、伸縮性のあるタイプを選べば、本棚と天井の隙間45cmにも対応できます。

  • メリット:強力な固定力、デザイン性の高いものもある
  • デメリット:設置場所を選ぶ、高価なものもある

2. 設置場所の工夫で転倒防止

アイテム選びだけでなく、家具の設置場所を工夫することで、転倒防止効果を高めることができます。

2-1. 重心の低い家具を選ぶ

本棚など、背の高い家具は転倒しやすいです。重心の低い家具を選ぶことで、転倒リスクを軽減できます。また、幅の狭い家具を選ぶことも有効です。同じ収納量でも、幅が狭い方が安定性が高まります。

2-2. 壁際に設置する

家具を壁際にぴったりと設置することで、転倒しにくくなります。壁との間に隙間があると、地震などで揺れた際に転倒しやすいため注意が必要です。ただし、壁との間に通気性を確保するスペースが必要な家具もありますので、取扱説明書をよく確認しましょう。

2-3. 固定できない場合は、重量物を下段に配置

本棚など、固定できない場合は、重いものを下段に、軽いものを上段に配置しましょう。これにより、重心が下がり、転倒しにくくなります。また、本棚の場合は、背の高い本を奥に、低い本を手前に配置するのも効果的です。

3. 専門家への相談

それでも不安な場合は、インテリアコーディネーターや家具の専門家に相談してみましょう。プロの視点から、最適な転倒防止策を提案してもらえます。また、地震対策の専門業者に相談することもできます。彼らは、建物の構造や家具の種類などを考慮した上で、最適な対策方法を提案してくれるでしょう。

4. 定期的な点検

どんな転倒防止策を選んだとしても、定期的な点検は不可欠です。粘着マットの粘着力、ベルトの緩み、突っ張り棒の固定具合などを確認し、必要に応じて交換や調整を行いましょう。特に地震が多い地域にお住まいの場合は、定期的な点検を習慣化することが重要です。

これらの方法を組み合わせることで、シンプルモダンなインテリアを損なうことなく、安全に家具の転倒を防止できます。大切なのは、安全とデザイン性の両立です。最適な方法を見つけて、安心安全な生活を送ってください。

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